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ガクアジサイ

2023年05月31日 ガクアジサイ 横浜市神奈川区

関東平野の梅雨入りは出ていない中で、 ガクアジサイが花を開いている。 色が濃くなった装飾花で囲まれて、 小さな花が開いている。 10 本あるおしべの金色の葯が並んで綺麗だ。 今夜は久しぶりに涼しい風が吹いている。 昨夜まではエアコンで除湿をかけないと眠れなかったが、 今夜はエアコンなしでも眠れそうだ。

ハナショウブ

2023年05月30日 ハナショウブ 横浜市鶴見区

馬場花木園のハナショウブは白い花から咲き始める。 たたずまいだけでなく、 開花が早いところも原種のノハナショウブに通じるところがあるようだ。 まだ雑草が少ない中で、 白い花がくっきりと浮かんで綺麗だ。 この時期の白い花といえば、 テッポウユリだが、 花木園からは姿を消した。

クチナシ

2023年05月29日 クチナシ 横浜市神奈川区

梅雨の花のはずのクチナシの花が咲いている。 満開になっている木もあれば、 つぼみが膨らんでいない木もあって、 開花のばらつきが大きい。 咲いているのは一重の木がほとんどだが、 八重の木にも花を開いているものがある。 一重は梅雨入りからしばらくしてから、 八重は梅雨の後半入りに咲くはずなのだが、 今年の他の花々同様、 時期の前倒しで開花している。

アカメガシワ

2023年05月28日 アカメガシワ 横浜市神奈川区

アカメガシワの雄花が咲いていた。 雑木をわざわざ植えるとは考えにくく、 勝手に生えてきたのではなかろうか。 まだ若木だ。 そのうち伐採されるかもしれない。 カシワの代わりに、 これの葉で食べ物を包んだ地もあるそうで、 名前にカシワの語が入っている。 そうはいっても、 カシワに比べると葉は桁違いに大きい。 カシワ餅のような使い方はしなかったのだろう。

イワタバコ

2023年05月27日 イワタバコ 横浜市鶴見区

イワタバコの花は指先の幅と同じぐらいの大きさで、 濃い紫色の中に橙色の輪っかが入っている。 馬場花木園のイワタバコは一番手の花が花びらを開いているところだった。 これまで通路の逆向きに花が開きがちだったのが、 今年は通路に向かって開くつもりになったみたいだ。 イワタバコは北鎌倉の谷戸のお寺の岩肌にたくさん張り付いていたものだが、 感染症拡大から見に行っていない。

ナツメ

2023年05月26日 ナツメ 川崎市川崎区

ナツメの花は小さくて目立たない。 芳香もない。 色は枝と同じ緑。 細い枝にまるで虫に擬態しているかのように咲く。 日暮れ時、 川崎駅まで歩いて帰った。 タチアオイが花を並べ、 アジサイのガクが色づいてた。 花々は梅雨に入った気分になっている。 JR川崎駅は混雑が酷く、 改札の手前からホームに降りるまで、 ワイヤレス・イヤホンがほとんど鳴らなくなる始末だった。 すし詰めを覚悟していたが、 東京からやってきた下り電車は空いていた。

スイレン

2023年05月25日 スイレン 横浜市神奈川区

白幡池の水面にスイレンの葉が広がっていた。 スイレンの葉は水面ぴったりに浮いているものと、 少し水面から浮き上がって広がっているものがある。 おもしろいことに、 ぴったり浮かんでいる方は表面に雨水がたまりにくく、 浮かび上がっている方が雨水がたまっていることがある。 おそらく、 水をはじける葉が水面にぴったり浮かぶことができているのだろう。 そうでない葉は、 やがて水没して姿を消すのかもしれない。

ザクロ

2023年05月24日 ザクロ 川崎市川崎区

ザクロの緑の中に橙色の花が輝きだした。 先週のつぼみが次々と開いて、 花が増えた。 橙色の大ぶりの花びらに囲まれて、 数え切れない本数の金色のおしべがぎっしりと詰まっている。 中心に異様に太いめしべが一本伸びている。 めしべが太いのは当然で、 花の内部の大量の子房へとつながっているためだ。

タイサンボク

2023年05月23日 タイサンボク 横浜市港北区

タイサンボクに近づくと、 良い香りが漂っていて、 花が咲いていることを宣伝している。 手の届かない高さに伸びる枝に花が開いているのが明瞭にわかるほど、 花が大きい。 花が増える頃になると、 手近な高さの枝にも咲き、 大きさを実感しやすくなる。 咲き始めて間もない今の時期は、 見上げるしかない。

ウケザキオオヤマレンゲ

2023年05月22日 ウケザキオオヤマレンゲ 川崎市川崎区

もう花が終わったのだろうと見当をつけていたウケザキオオヤマレンゲが花を開いていた。 他にもつぼみが白く膨らんでいて、 数日後に花がさらに増えそうだ。

滑り台

2023年05月21日 滑り台 横浜市港北区

岸根公園の滑り台が新しくなった。 前は横にある遊具と一体になっていて、 子供が自力で滑り台まで乗り移る必要があったのに対して、 独立したため、 親御さんが子供に付き添いやすくなった。 滑り面は、 前と同様にローラーが並べてある。 ここも改良してあって、 ローラーが細くなっていた。 前の太いローラーでは滑り降りる間、 おしりにゴツゴツと当たっていたそうだが、 新型では改善してあるようだ。

ユキノシタ

2023年05月20日 ユキノシタ 横浜市神奈川区

京急線の土手にユキノシタの花が風に揺れる。 今年は花が少ないといぶかしながら歩いていくと、 花が終わったものがいくつか目に止まった。 どうやら、 花が少ないのではなく、 とっくに見頃を過ぎてしまっていたためらしい。

キランソウ

2023年05月19日 キランソウ 川崎市川崎区

真上を向いて咲いているザクロの花もあるとは。 たまたま目に入った瞬間に、 ちょっとした驚きを覚えた。 馴染みがあるのは、 横を向いて咲いている花の方だ。 昨日までの真夏の暑さが終わり、 今夜は涼しい風が吹いている。 冷房の試運転をしてみたところ、 リモコンの電池が減っていたことに気がついた。 スマートホンのカメラで、 リモコンの赤外線が発光しているかどうか手軽に調べることができるのは便利だ。

キランソウ

2023年05月18日 キランソウ 川崎市川崎区

木陰のサツキの花が綺麗だ。 強い日差しにさらされているサツキの木は、 花びらが色あせたり、 萎れかけている。 いつのまにか花の盛りが過ぎてしまって、 遅れて開花した日陰の木が見頃になっているようだ。 日陰の木の方が花が長持ちしそうに思えるのだが、 摂氏 30 度近い暑さの中でも耐えられるのだろうか。 昨日から、 夏の暑さになった。 用心して水分摂取を増やしているのが効いているのか、 汗の量がすさまじいことを除くと、身体は普段通りだ。

ウケザキオオヤマレンゲ

2023年05月17日 ウケザキオオヤマレンゲ 川崎市川崎区

ウケザキオオヤマレンゲはハクモクレン同様に、 白い花びらが傷みやすい。 風や雨粒はもちろん、 昆虫の足跡もシミになって汚れる。 ここのところ風雨に天候が崩れがちだったため、 開いていく最中に傷んでしまった花が多かった。 ほどほどに綺麗な花にやっとありつけた。 つぼみはもうないので、 この花が最後なのかもしれない。

ゴデチア

2023年05月16日 ゴデチア 横浜市神奈川区

公園の花壇を華やかな色が密集しているのが目に入った。 ゴデチアがこれでもかというほどに花壇に植え込んであった。 開ききった花はわずかで、 つぼみから開いている途中の花が多かった。 育てたことがないので知らないが、 マツヨイグサのように暗くなってから花を開くのだろうか。

供養塔

2023年05月15日 供養塔 川崎市川崎区

大本堂の前の庭に立っている大きな木の柱が雨に塗れていた。 この柱は供養塔で、 手書きの大きな梵字が見事だ。 去る 6 日に弘法大師様のご誕生を祝ったそうだ。

ノハナショウブ

2023年05月14日 ノハナショウブ 横浜市神奈川区

ノハナショウブの花は葉の茂みの中に沈んで咲いている。 葉が茂っている場所では、 上から覗き込まないと咲いているのかどうかわからない。 花を撮るときに、 葉に沈んでいるそのままの姿を捉えようとすると、 葉が邪魔になって自動で合焦させにくいのが困ったところで、 つい葉を手でよけて花を露わにして撮ってしまう。

ホタルブクロ

2023年05月13日 ホタルブクロ 横浜市港北区

ホタルブクロの花に雨で水滴が付いても、 下に滑り落ちずに花びらに付いたままになるらしい。 揺さぶっても落ちなかったので、 花びらは水と親和性が良い表面になっているのだろう。

カラスビシャク

2023年05月12日 カラスビシャク 横浜市鶴見区

こじんまりとした緑色のカラスビシャクは、 雑草の中に紛れてしまって目立たない。 独特な形の葉を探し、 その周辺に目を走らせて見つけることにしている。

ブラシの木

2023年05月11日 ブラシの木 横浜市神奈川区

三ツ沢せせらぎ道の奥に植えてあるブラシの木は赤いおしべを展開している最中だった。 試験管等を洗う本物のブラシの色は、 白か黒が大半なのだが、 ブラシの木は赤が多い。 今朝は4時半前に地震で目が覚めた。 ベッドに入っているとマットレスが振動を和らげるようで、 震度4らしい賑やかさを演じたのは窓サッシや扉等で、ガタガタと音を立てていた。 部屋の中で倒れたものは一つもなかった。

カラタネオガタマ

2023年05月10日 カラタネオガタマ 横浜市鶴見区

カラタネオガタマの花は咲いているものの、 これを撮った日は突風により、 せっかくのバナナのような香りは吹き飛ばされてしまっていた。 小さな花が葉の間に潜むように咲いている。 姿よりも香りを楽しむ花だと思う。

ホウノキ

2023年05月09日 ホウノキ 横浜市港北区

ホウノキの花は両手に収まらない大きさなのだけど、 大きな葉に囲まれているために、 小ぶりに見えてしまうのがおもしろい。 大きな葉はお弁当を包むのに使われていたと読んだことがある。 折りたたんでもお弁当を包むには大きすぎるのではなかろうか。 それとも数人分をまとめて包んでいたのだろうか。

ウケザキオオヤマレンゲ

2023年05月08日 ウケザキオオヤマレンゲ 川崎市川崎区

ウケザキオオヤマレンゲは花の時期の終わりにさしかかっていた。 枝についているのは散った後の姿で雌しべがむき出しになったものが大半だ。 さぞかし綺麗だったのだろうと予想する。 一方で、 いくつものつぼみや開花直後の花が残っている。

五月人形

2023年05月07日 五月人形 横浜市鶴見区

横溝屋敷の五月人形は白い障子を背景にお座敷に展示してあった。 元々、 農家のお屋敷であり、 これぐらいがほど良いのだろう。 雛飾りのときは座り込んで眺め込む人がいたものだが、 五月人形を見物する人はあっさりしていてすぐに離れて人影が乏しかった。 せいぜい子供を人形の前にたたせてスマートフォンで記念撮影する程度だった。

鯉のぼり

2023年05月06日 鯉のぼり 横浜市鶴見区

のれん状の鯉のぼりが通路を横切っている。 いつもの年なら、 鯉のぼりは垂れ下がっているだけだったが、 今年は突風で横向きに浮かび上がり、 のれんになっていなかった。 突風は一夜明けてから、 さらに激しくなった。 木々をしならせ、 学校の横を通るとグラウンドの砂が巻き上がって視界を遮っていた。

鯉のぼり

2023年05月05日 鯉のぼり 横浜市鶴見区

横溝屋敷は子供連れで賑わっていた。 鯉のぼりの長い列が風に吹き上がって身をくねらせる下で子供が走り回って、 親を振り回していた。 庭に入って見上げると、 ロープに絡まり過ぎて無残な姿になっていた。 自由に動ける鯉のぼりは、 ときおり突風で膨らみ、 ロープの上へ浮かび上がっていた。

端午の節句

2023年05月04日 端午の節句 日南市

豫章館の細長さを活かして端午の節句が飾ってあった。 庭から眺めるのが豪華で素敵だ。 庭の外にある四半的の方から、ときおり太鼓が響き、 五月人形を盛り上げていた。

太平踊り

2023年05月03日 太平踊り 日南市

観光客で溢れる前に飫肥城址をうろちょろしていたら、 太平踊りが始まった。 小学生のとき、 運動会の演目の一つで、 奴役で踊ったものだが、 腰を低く落として移動しつつ上半身を動かすというハードなもので、 あれは子供でもふくらはぎと腰に辛い運動だった。 紫色の着物の奴役が少ないのは当然だと思った。

オオハンゲ

2023年05月02日 オオハンゲ 日南市

いつの間にか飫肥城址と近辺にオオハンゲが増えていた。 大手門の前の空堀と石垣に特に多い。 以前はあったはずのカラスビシャクがなくなってしまって、 どこを見てもオオハンゲばかりだ。 その間にウラシマソウやムサシアブミが入り込んでいる。 クワズイモが侵入していないのが救いだ。

2023年05月01日 茶 日南市

茶の葉が朝露をまとっている。 飫肥の生け垣は観光のため市が茶の木を推奨している。 もっとも、 観光地になる前から茶の木を生け垣に使っているところはあちこちにあった。 農薬を撒いていない茶の木は毛虫達の宝庫で、 50 年以上前の子供時代に遊んでいて皮膚が腫れたのは思い出したくない。 虫に優しい木でも、 伸びたばかりの芽は瑞々しい。 農薬がなかった昔には、 毛虫と人間が競争していたのだろう。

2023年04月30日 瓦 日南市

飫肥城の旧本丸の北側の門の瓦が、 この地で放置しておくと勝手に生えてくる植生の見本になっていた。 イタビとシダと蘚苔と地衣が全部揃っている。 中でもイタビと蔓性のシダは伸び放題にしておくと手がつけられなくなる。

チリアヤメ

2023年04月29日 チリアヤメ 日南市

チリアヤメは一日花で、 温かい朝に開花して夜に萎れる。 朝から雨でも冷え込まなければ咲く。 日照と乾燥に弱く、 乾燥した晴天の日には昼過ぎには萎れだす。 湿った日だと、 日暮れ近くまで咲き続ける。 南九州のシラス台地と相性が良く、 放っておくと呆れるほど増える。 飫肥城の大手門の空堀の土手もチリアヤメだらけだったが、 雑草として抜き続けてきたおかげで、 数が減ってきた。

六地蔵

2023年04月28日 六地蔵 横浜市神奈川区

真新しいマスクが六地蔵の口元を彩る。 感染拡大による発見の一つが、 お地蔵さんにマスクが似合うことだった。 これからも、 厄除けでお地蔵さんへの布マスク奉納が続いて欲しい。

シラン

2023年04月27日 シラン 横浜市神奈川区

シランの花では、 アリが働いているものだ。 この花にもアリの姿があったが、 しゃがみ込んでいる間に花の中へ入っていってしまい、 見えなくなった。

フジ

2023年04月26日 フジ 横浜市神奈川区

野生のフジが現れた。 崖の上の茂みの木々を覆うだけでは足りずに、 電線まで蔓を伸ばして絡み合っている。 花房が電線の間を埋め尽くして下がっている。 花よりも太い蔓の方が目立っているところに、 野生のたくましさを感じる。

ツツジ

2023年04月25日 ツツジ 横浜市神奈川区

坂道を降りていく途中で、 高い擁壁を見上げたら、 青空の下にツツジの花がひしめき合っていた。 この春のツツジは様々な木々が咲き誇っていて、 花の当たり年だったようだ。 大ぶりの花が押しのけ合うように並んでいる。

ソメイヨシノ

2023年04月24日 ソメイヨシノ 横浜市神奈川区

ソメイヨシノの緑葉の中で、 花びらの白さが際立っている。 肉眼でも、 見頃の頃の花よりも、 真っ白であるかのように見えていた。 白い花の桜の代表格はオオシマザクラで、 こちらも葉と一緒に花が咲くことで、 白さが際立っていたのかもしれない。 同じように白くても、 ソメイヨシノの残り花はオオシマザクラのものよりも、 こってりしている。

バラ

2023年04月23日 バラ 横浜市神奈川区

前倒しで開花するブームに、 バラも乗ることにしたようだ。 三ツ沢運動公園のバラ園に、 4月半ばに開いてしまった花が少しあった。 それでも少しで済んでいるのには安心をおぼえる。 これで見頃の木があったりすると、 目を疑うことになっただろう。

タンポポ

2023年04月22日 タンポポ 横浜市神奈川区

豊顕寺の木陰に咲いているタンポポの多くは在来種か、 それに近い混雑種で、 花序の下がお碗型になっている。 在来種のタンポポには、 ソメイヨシノよりも前の時期に咲く種と、 八重桜の後に咲く種があるみたいだ。 これは後者の花だ。

ムサシアブミ

2023年04月21日 ムサシアブミ 横浜市神奈川区

三ツ沢のムサシアブミが大きな葉を広げている。 葉の下には早くも仏炎苞が見えている。 ただし、 今年は、 他の草が同時に茂っていて、 大きな葉の下に様々な草が生えている。 仏炎苞が草の中に埋もれている。

ヘラオオバコ

2023年04月20日 ヘラオオバコ 横浜市神奈川区

ヘラオオバコは風の通り道に花を広げる。 周囲に遮るものがなければ、 茎をまっすぐ上へ伸ばして、 四方八方から吹いてくる風を利用する。 花からは横へ長い雄しべを伸ばして、 花粉を風に乗せる仕掛けになっている。 それでは笹の塊の中から生えているときはどうなるのか。 笹の中から茎を斜めに突き出していた。 こうすることで、 笹の横の開けた通路に吹く風を利用しているのだろう。

キリ

2023年04月19日 キリ 川崎市川崎区

門前の桐が、 開花から1週間を経て満開になっていた。 満開の花々が赤門を背景に並ぶように枝を整えてあるのがありがたい。

ソメイヨシノ

2023年04月18日 ソメイヨシノ 横浜市神奈川区

すっかり葉桜になってしまったはずのソメイヨシノが、 少ないものの人知れず花を開いている。 例年でも5月始めまで花を少し開いている木を目にしたが、 今年は本数が多い。 気温が上がったり下がったり極端に振れてきたので、 調子を崩したソメイヨシノの木が増えたのかもしれない。

2023年04月17日 藤 横浜市神奈川区

三ツ沢に、その名も「藤棚広場」なる場所がある。 いかにも一面の藤棚に、 長く大量の藤の花房が垂れ下がっているのだろうと勘違いしてしまいそうだが、 現実は侘しい。 木々の間に小さな藤棚が一つあるだけで、 しかもこの藤は花よりも葉を茂らせるのに夢中だ。 それでも甘い香りで虫を誘惑するのには成功していた。 短い花房にクマバチ等のハナバチの姿があった。

2023年04月16日 藤 横浜市神奈川区

三ツ沢の藤は下まで垂れ落ちている房が少なくて、 物足りなく感じた。 藤棚の上に短く垂れていて、 葉の隙間から花が咲きそろっている様子が伺えるのだが、 下まで降りてくることはなさそうだった。

カリン

2023年04月15日 カリン 横浜市神奈川区

この春はカリンの花が咲いているのを見逃してしまった。 いつの間にか咲き終わっている木ばかりだった。 咲いているのに巡り合ったのは 1 本だけで、 濃い桃色の大ぶりの花が見えていた。 今日は雨。 大気に漂っていた黄砂を流し洗ってくれるので、 雨は恵みだ。 数日ぶりに目の違和感がなくなってありがたかった。

モミジ

2023年04月14日 モミジ 横浜市鶴見区

モミジの花に小さな線香花火を連想する。 細長いコヨリの先から点のような火花が散っている。 日がさしこんだり陰に入ったりして、 チカチカと光る。 光るのはオシベの先端の花粉だ。 花は気がつくと咲き終わってプロペラ型の種子の形になってしまう。 種子の形になると、 初夏を目指し、 ぐんぐん大きくなっていく。

ボタン

2023年04月13日 ボタン 横浜市鶴見区

木立の下にボタンが緑の葉の合間に大きな八重を浮かべていた。 花びらが緩んでいく最中の花が大半で、 おしべとめしべが見えているものは少数だった。 つぼみも目についた。

キランソウ

2023年04月12日 キランソウ 横浜市神奈川区

キランソウの生え方で良く見かけるのは、 石垣と、 その下の両方に這い広がる組み合わせで、 これもそうだった。 まるで、 石垣に生えているところから種が落ちて広がったかのようだ。 石垣の途中にも数箇所に生えていて、 それらも落ちた種が発芽した結果なのだろう。

ムサシアブミ

2023年04月11日 ムサシアブミ 横浜市鶴見区

ムサシアブミがのっそりと咲いていた。 これも例年なら5月の連休前後に咲くもので、 3週間早い勘定だ。 馬場花木園のムサシアブミはこの場所が気に入ったみたいで、 植えてから数年経った今年も元気に姿を見せている。 今日の夕方は帽子と鞄が飛ばされそうになるほどに風が強かった。 日が暮れても音を立てて風が吹き荒れている。

キリ

2023年04月10日 キリ 川崎市川崎区

キリに花がぶらさがっている。 ソメイヨシノの開花は 2 週間早かったのだが、 キリはさらに上を行き 3 週間早い。 フジやシランまで咲いているし、 ケシやヒナゲシまで平気な顔して咲いている。 では、 ソメイヨシノは散りきったかというと、 そんなことはなく、 満開の枝が残っている木もある。

枝垂れ桜

2023年04月09日 枝垂れ桜 横浜市港北区

枝垂れ桜は見頃を過ぎ、 花が少なくなっていた。 花が残っていれば良い方で、 咲き終わっているものもある。 ソメイヨシノが散ってから見頃を迎えていたはずの木々が早々と花を散らしている。 菊名のロータリーの枝垂れ桜も同じで、 花より若葉が多い枝の方が主流だった。

ヒメリンゴ

2023年04月08日 ヒメリンゴ 横浜市神奈川区

滝の川せせらぎ道の入口にある大きなヒメリンゴの木の下に白い花びらが積もっていた。 花は残ってはいたものの、 見頃を過ぎてしまっていた。 その近くに植えてあるオオシマザクラは花が終わり若葉に覆われていた。

スミレ

2023年04月07日 スミレ 横浜市神奈川区

スミレは山野に限らない。 都会暮らしも気取っている。 コンクリートとアスファルトの境に空いた隙間にスミレが咲いているのは、 横浜の下町住宅街のありふれた春の風景だ。 舗装の間でも、 スミレの花には、 春の陽射しが良く似合う。

ウラシマソウ

2023年04月06日 ウラシマソウ 横浜市鶴見区

横浜の丘を歩いていると、 大ぶりの独特の葉が、 まず目について、 そこにウラシマソウが生えているのに気がつく。 関東ロームはウラシマソウと相性が抜群に良いようで、 ちょっとした茂みには、 いたるところにウラシマソウが群生している。 ソメイヨシノの花びらが地面に乗る頃、 葉の下に精悍な仏炎苞が現れて細長い糸を伸ばす。

藤の花

2023年04月05日 藤の花 横浜市神奈川区

藤が咲いていた。 藤に限らない。 開花が平年よりも半月先走ったソメイヨシノに続けとばかりに、 4月後半に開花するはずの花々が見境なく咲き始めている。 シランも花を開いたし、 サトザクラも花が増えている。 この様子だとトチノキやキリまで咲き出したりしたら大変だ。 今日の京急線は朝も昼も夕もダイヤが何度も乱れた。 咲き急いで散り急ぐのは植物にだけまかせておけば良かろうに。

葉桜

2023年04月04日 葉桜 川崎市川崎区

ソメイヨシノの、 花の凛々しさと葉のあどけなさの組み合わせが素敵だ。 花びらが地面に重なる頃に、 目立たない場所に、 若葉と一緒に咲いている花が現れだす。 この種の花は数は少ないものの、 木のどこかに半月以上現れ続ける年がある。 こちらの方が、 ソメイヨシノの元になった桜の木の本来の咲き方なのだろうと思うほど自然な姿だ。

鶴見川太尾堤

2023年04月03日 鶴見川太尾堤 横浜市港北区

ソメイヨシノの枝は、 伸びるにまかせたままにすると、 光を求めて無節操に横へ広がる。 葉を落としてから花で覆われるまでが、 枝ぶりを楽しめる時期にあたる。 若葉が覆い尽くすと、 奔放に伸びる枝ぶりがわかりにくくなる。 神奈川区と鶴見区のソメイヨシノは花の見納めが近づいてきた。 葉を広げだすと早い。 すぐにも光合成の時期に入りそうだ。

入江川せせらぎ道

2023年04月02日 入江川せせらぎ道 横浜市鶴見区

ソメイヨシノは、 細い枝を長く何本も垂らして花の塊をぶらさげることがある。 この性質を品種改良して強調することができると他の枝垂れ桜とは異なる独特の枝垂れ桜になるのだろうと予想する。 ただし、 こんなことを考える人はこれまでたくさんいたはずだ。 品種が存在しないということは作れないのだろう。

鶴見川太尾堤

2023年04月01日 鶴見川太尾堤 横浜市港北区

久しぶりに晴れた。 休日の晴れ空は半月ぶりだ。 太尾堤のソメイヨシノ並木は、 少し開花が遅いのが幸いして、 半数以上の木々が青空の陽射しを満喫していた。

入江川公園

2023年03月31日 入江川公園 横浜市神奈川区

入江川公園のソメイヨシノが大きな溝に被さるように枝を伸ばしている。 普段は風情も何もあったものではない場所なのに、 満開になると、 桜に目を奪われて綺麗な場所に見えてしまう魔法がかかる。 ましてや宵の口に溝が暗がりに隠れてしまうとなおさらだ。

臨港パーク

2023年03月30日 臨港パーク 横浜市西区

満開の夜桜を見ながら、 みなとみらい 21 を散歩してきた。 みなとみらい大通りの桜の街路樹は、 他よりも少し遅れて満開になる傾向があって、 もう少し花が欲しい段階だった。 運河の桜はどこも見事なのだが、 灯りが控えめになってしまっていて、 見物するなら昼間の方が良さそうだった。 臨港パークの桜も満開で、 何組かお花見をしていた。

平間寺

2023年03月29日 平間寺 川崎市川崎区

朝の一瞬、 分厚い雲の合間から薄日を開放し、 満開のソメイヨシノを柔らかく照らした。 ソメイヨシノは満開になっているものの、 陽射しと青空に恵まれない。 一番がっかりしているのはソメイヨシノだろう。 せっかく満開になったのに、 雨ばかりで、 花粉が無駄になっている。 薄日の晴れ間が続くかと期待していたら、 夕方に黒雲が湧き上がり、 改札を抜けたら、 そこはドシャブリだった。

一之宮神社

2023年03月28日 一之宮神社 横浜市神奈川区

一之宮神社の鳥居の桜は開花が遅れたため、 午前中の雨で落ちた花びらは少なく、 迫力たっぷりの満開姿が誇らしげだった。 帰りは数駅手前で降りて、 立派な桜の木を辿りつつ、 ぶらぶらと歩いた。 肌寒いほどで、 桜から桜へとより道しながら、 歩いて回るのに都合の良い宵の口だった。

大師公園

2023年03月27日 大師公園 川崎市川崎区

大師公園の桜は、 満開前から満開後まで植えてある場所によって開花の進みにばらつきが大きい。 東側の桜林は満開前で、 雨で花びらが落ちにくかったようだ。 歩道の上まで張り出して桜の花の天井になりつつあった。

篠原園地

2023年03月26日 篠原園地 横浜市港北区

日暮れ直前に、 予報より早く雨が上がった。 どんどん薄暗くなっていく中、 篠原園地の桜を楽しんできた。 路面に花びらが散り、 頭上には、 少し花びらを落として陰を帯びた桜の木々が並んでいた。 篠原園地の桜はつぼみが減っていたのに対して、 篠原池の方はつぼみが残っていた。

ソメイヨシノ

2023年03月25日 ソメイヨシノ 横浜市港北区

満開のソメイヨシノの花びらが水滴を煌かせた。 足元には花びらが少々落ちていた。 昨日の午後から降り始めた雨は15時ぐらいまで降り続いた。 その後、 暗くなるまで 1 時間半もなかった。 満開の桜が綺麗なのに、 明日も雨だそうだ。

ヨコハマヒザクラ

2023年03月24日 ヨコハマヒザクラ 横浜市港北区

ヨコハマヒザクラはソメイヨシノと同じで、 花の鞠を作る。 鞠の密集具合はソメイヨシノよりも控えめで、 その代わり、 見頃になっている日数が長いようだ。 人間以上に鳥に人気がある。 枝に何羽もとまっているのだが、 花が重なり合って咲いているため、 鳥は花に隠れてしまう。

枝垂れ桜

2023年03月23日 枝垂れ桜 横浜市神奈川区

大口公園に植えてある枝垂れ桜の若木は、 年々、 花が増えていき、 いつの年からだったか花の咲きっぷりが立派になった。 背は相変わらず低いままだ。枝が垂れている風には程遠い。 それでも、 可愛らしい花がぎっしりと並びだした。 この公園のソメイヨシノは、 ようやく開花したところで、 花数が寂しい。

枝垂れ桜

2023年03月22日 枝垂れ桜 川崎市川崎区

月曜日の朝に花が咲いていなかった平間寺の枝垂れ桜が、 花で飾り立てていて、 灰を撒いたみたいだ。 現代の灰は杉花粉と黄砂にとってかわったのかもしれない。

ヨウコウザクラ

2023年03月21日 ヨウコウザクラ 横浜市神奈川区

西神奈川の公園のヨウコウザクラは木の下側は花びらを落としだしていた。 見上げると、 周りの建物を塞ぐように薄紅色の花の塊が浮かんでいた。 春分は薄暗い曇空で終わった。 ほど良い涼しさが屋外へ人を誘い出したようだ。 近場で過ごしている人たちが多いようで、 満開の枝垂れ桜の下で花見をしている人もいた。

ヨウコウザクラ

2023年03月20日 ヨウコウザクラ 横浜市神奈川区

神奈川新町駅の隣の公園にヨウコウザクラが植えてある。 この木の花を見ていると、 花びらが細長いことはない。 オカメザクラよりも丸い。 花が良く似ているカワヅザクラやオオカンザクラに比べて、 やや細いという程度だ。 今朝の通勤電車は普段通りの混み具合だった。

ヨウコウザクラ

2023年03月19日 ヨウコウザクラ 横浜市港北区

ヨウコウザクラが薄紅色の桜らしい色合いの花びらを広げていく。 花びらは細身で、 開ききると、 花びらと花びらの間に隙間が少しできる。 新横浜の鳥山川の堤道の立派な並木は、 散り始めの木と満開間近の木が混じっていた。 新横浜駅は新幹線の利用者と、 昨日開通したばかりの相鉄線と東横線を繋ぐ新線の利用者で、 混んでいた。

吹き流し

2023年03月18日 吹き流し 川崎市川崎区

御影供まつりが平間寺で本日から始まる。 五色正幕、 幟、 ぼんぼり、 吹き流しと飾り付けが豊富だ。 吹き流しは一昨日の朝には姿がなく、 昨日の朝に登場した。

ソメイヨシノ

2023年03月17日 ソメイヨシノ 川崎市川崎区

ソメイヨシノの花は、 数がわずかな開花直後でも、 咲いているのが一目でわかる。 おもしろいことに、 高速に移動している電車の中からでも、 線路の脇に植えてある木が開花していると、 瞬時に花を見つけ出す。 考えてみたら、 少し離れていても花がわかるのは不思議なことだ。

ハクモクレン

2023年03月16日 ハクモクレン 横浜市港北区

ハクモクレンの大きな白い花は、 春先の風雨の荒々しさをまざまざと見せつけてくる存在だ。 少しでも折れたり切れたりすると、 傷んだ場所が褐色に染まる。 数日しないうちに、 ほとんどの花びらが無残に傷んでいく。 だからこそ、 開いたばかりで白く艷やかに輝いている花の美しさを讃えたい。

多摩川

2023年03月15日 多摩川 川崎市川崎区

多摩川スカイブリッジができて勤め先から羽田空港が随分身近になった。 多摩川の河口にかかるため、 やたらと長い橋になっており、 歩いて渡るのに不足がない。 夕方は B 滑走路から離陸した航空機がすぐ横を飛んでいく。 それを眺めているだけでも楽しい。 橋を渡ると、 目の前をモノレールが横切っていく。 道路を渡ると、 そこはショッピングモールと第 3 ターミナルだ。

ハクモクレン

2023年03月14日 ハクモクレン 横浜市鶴見区

ハクモクレンが整った形の花を浮かべていた。 総持寺の木の花は大ぶりだけど、 賑やかに咲かないのが、 ここ数年間の咲き方で、 今年も同じだった。 お寺では、 慎ましさがふさわしいのかもしれない。 通勤の途中で目にしてきたハクモクレンは、 今日は花びらを落としだしていた。 カンヒザクラも散りだした。 オオシマザクラが開花しており、 すぐにも春本番の花の景色になりそうだ。

カンヒザクラ

2023年03月13日 カンヒザクラ 横浜市鶴見区

総持寺のカワヅザクラが花を落として若葉をまといだすと、 その横にカンヒザクラの緋色の長い生け垣が忽然と現れる。 早いもので境内のオカメザクラは花が散りだしており、 昨日はカンヒザクラの独断場になっていた。

オカメザクラ

2023年03月12日 オカメザクラ 横浜市神奈川区

オカメザクラが花爛漫になっている。 昨日の様子では滝の川流域は散り初めで、 花びらがなくなって萼が目につきがちだった。 一方、 新子安の並木は今日が満開のようだった。 明日の朝は、 電車の中から薄紅色の塊が並んでいるのが見えていることだろう。 オカメザクラの花は一気に開いて一気に散っていく。 ソメイヨシノよりも慌ただしい。 水曜日まで花がもつかどうか。

ミザクラ

2023年03月11日 ミザクラ 横浜市神奈川区

白い桜の花は空の青さに良く似合う。 ミザクラの花が見頃になった。 白く大ぶりの花に、 雄しべがブラシのように伸びている。 12 年前の大震災のとき、 店から食料品が買い占めでなくなったことを思い出し、 3月11日の頃に備蓄の食料品の買い足しを毎年おこなう習慣がついた。 今年もお米や小麦粉に乾物やボトル入りの水を買い足した。

ハクモクレン

2023年03月10日 ハクモクレン 横浜市港北区

今週は、 毎朝、 ハクモクレンの花を見て通勤していた。 植えて数年の小さなハクモクレンが自宅の近くの道端にあり、 こぶりの白い花を朝日に浮かべていた。 大きく育った木が川崎の団地の道路脇に植えてあって、 白い花を青空に浮かべていた。 日没後の薄暗くなっていく中、 駅近くの公園の木が街灯の下に白い花を浮かべていた。 土曜日に花を開きだしたばかりだった緑道の大木も花で覆われていることだろう。

カンヒザクラ

2023年03月09日 カンヒザクラ 横浜市神奈川区

一夜明けたカンヒザクラの花々。 昨夜と同じ木を早朝に見てきた。 春分に近づき、 日の出は 6 時 10 分頃と早くなった。 家を出るのは 15 分過ぎで、 日の出から10分経っていない。 通勤の途中の寄り道では光が弱く、 見ている間に色がどんどんと変わっていった。

カンヒザクラ

2023年03月08日 カンヒザクラ 横浜市神奈川区

様々な場所でカンヒザクラが綺麗に咲いている。 そんな場所の一つ、 一年前に携帯端末の照明で花を照らしながら撮った小さな公園で、 今年も同じやりかたで撮ってみた。 横浜の公園では、 カンヒザクラをたまに植えてある。 ほとんどは一人ぼっち植えしてある。

カワヅザクラ

2023年03月07日 カワヅザクラ 横浜市鶴見区

2週間前には咲いていなかった馬場花木園で、 週末にカワヅザクラが咲いていた。 咲き始めると早い。 勢い良く花が増えた。 通勤路の途中の数軒のお宅が植えていて、 先週後半が見頃だったのだが、 今日はもはや葉桜になりかけていた。 馬場花木園の木も、 今度の週末には葉桜になってしまうのだろう。

アンズ

2023年03月06日 アンズ 横浜市鶴見区

杏の花は梅の花よりも凛と咲く。 梅の花に比べて、 咲いてすぐに散ってしまうのが難点だけど、 綺麗に咲いている花に運良く日が当たっているのが見つかることがある。 杏の花と言えば、 赤い萼が反り返るのが特徴のはずだが、 馬場花木園で咲いている木を見て回ったところ、 一つとして反り返ってなかった。 早く開花し過ぎたのが原因なのかもしれない。

雛飾り

2023年03月05日 雛飾り 横浜市鶴見区

馬場花木園の東屋の飾り付けは、 昨年の吊るし雛から今年は人形になった。 床近くを飾っていたのは、 小さな折り紙風の雛人形だった。 丁寧な出で立ちだ。 手作りなのだろうか。 それとは別に、 人形の立ち雛が飾ってあった。

ミザクラ

2023年03月04日 ミザクラ 横浜市神奈川区

ミザクラが花を開いた。 いつもの年でも開花が早い木なのだけど、 ひな祭りに咲いたのは珍しい。 早いと言えば、 コブシとトサミズキも花を開きだしたし、 カンヒザクラも咲いていて当然という顔をして花を広げている。 それどころかハクモクレンとアンズまで花を広げている。 お彼岸の頃に咲くはずの花々が、 3週間前倒しで開花している。 あまりの早さに驚く。

ボンボリ

2023年03月03日 ボンボリ 川崎市川崎区

京急川崎駅と川崎大師駅をボンボリが飾る。 春分の頃におこなわれる平間寺の行事名がボンボリに記されている。 ひな祭りだからボンボリを飾ってみたというわけではないようだ。 今日は、 杉花粉の刺激が一段と激しくなった。 さらに明日から、 刺激が猛烈になるらしい。

クリスマスローズ

2023年03月02日 クリスマスローズ 横浜市港北区

大きな萼をもたげたクリスマスローズが増えた。 花びらのように見えている色のついた部分が萼なのは、 下を向いている姿で良くわかる。 花が開くと横を向くものらしい。

カンヒザクラ

2023年03月01日 カンヒザクラ 川崎市川崎区

3月に入ったとたんにカンヒザクラが開花した。 妙に暑くなった日で、 数週間早まってカンヒザクラが咲きだしても仕方がない。 時間がなかったので色を調整せずにとっさに撮ったら、 まるでオカメザクラの花のような色合いに写っていた。 色は嘘っぱちだが、 これはこれでおもしろい。 通勤路ではカワヅザクラが狂ったように咲き乱れ、 枝先に若葉まで付けた。

2023年02月28日 梅 横浜市神奈川区

赤鳥居前の梅の木に、 鳥居を隠すほどに花が増えた。 寒い中で一足先に開いた梅は花が少なくなって、 主流派の梅の花が本番を迎えている。 温かくなっているため、 梅の花の時期は早々と終わりそうな勢いだ。

枝垂れ梅

2023年02月27日 枝垂れ梅 横浜市神奈川区

白い花の枝垂れ梅は青空が良く似合う。 頭上から白い花が降ってくるかのようで、 見上げると素敵だ。 良く植えてある浅い桃色の八重が優しい印象を伴うのに対して、 同じ枝垂れでも白色だと雰囲気が別物で改まった感じを受ける。 一昨日から花粉が増えて目が痒くて億劫だ。 目薬のお世話になり続けている。

紅梅

2023年02月26日 紅梅 横浜市神奈川区

紅梅の枝に並んだ花達が JR 貨物線の高架を見上げている。 花が押し合うように並んだ小枝が、 大きな木の端から端まで伸びまくり、 木が花だらけになっていた。 貨物線を利用して新宿まで相鉄線の旅客列車が走っているものの、 壁と天井で囲まれているため、 こんな見事な梅の木がすぐ横にあることは、 中からはわからないだろう。

河津桜

2023年02月25日 河津桜 横浜市港北区

菊名桜山公園から坂道を下っていく途中に植えてある河津桜は、 下枝が伸び放題で、 花が身近に咲いている。 今日もあいにくの空模様だったが、 ときおり雲の薄いところから日が射していた。 花びらが明るく照らされるのは短時間で終わり、 すぐに暗くなっての繰り返しだった。 午後からどんよりした曇り空に変わり、 気温がだんだんと下がっていった。

河津桜

2023年02月24日 河津桜 横浜市神奈川区

昨日、 寺尾から馬場にかけて河津桜を尋ねて回ってみたところ、 なぜか日陰の木ばかりが花を揃えていた。 日向の木は開花が遅れているようだ。 そういえば、 京急線の窓から見える鶴見川の堤防の河津桜も花が少ない。 河津桜の花は日当たりが似合い、 日陰では色がくすんで見える。

2023年02月23日 梅 横浜市神奈川区

春うららかな午後がおとずれた。 天満様の階段に途中に、 登った上に、 背後に、 何本もの梅の木が白く花を開いて、 青空の下で日に花びらを輝かせていた。 天満様から見える富士山は霞に隠れてしまっていた。 道中のところどころに植えてある河津桜が花を風に揺らしていた。 昨日までの寒波が嘘だったように、 午後から温かくなっていき、 夕方には背中が汗ばんできた。

運河

2023年02月22日 運河 横浜市神奈川区

運河の上に伸びる高速道路が横浜駅東口の合流へのカーブを描いている。 その下には駅北口から横浜ベイクォータへと伸びる歩行者専用の橋の線分が伸びていく。 さらにその下に地上の道路の橋が架かっている。

枝垂れ梅

2023年02月21日 枝垂れ梅 横浜市鶴見区

ソシンロウバイの甘い香りが漂う場所に、 立派な枝垂れ梅が立っている。 さらに向こうの池の横に、 枝垂れ梅がもう1本植えてある。 毎年、 開花する時期が動き回るのだが、 両方が同時に見頃を迎える年の方が多い。 池から鳥の姿が消えて、 通路に並んでいたカメラを支える三脚も消えた。

2023年02月20日 梅 横浜市神奈川区

赤鳥居の列の前に白い梅の花が浮かんだ。 小さな若木が花をたくさん開いている。 今日は昨日ほどの温さではなかったが、 寒さは和らいだままだった。 杉の花粉は目を痒くするほどには飛んでいたみたいだが、 鼻は平気だった。

枝垂れ梅

2023年02月19日 枝垂れ梅 横浜市鶴見区

馬場花木園の東屋と古民家の間に植えてある 2 本の枝垂れ梅が見頃を迎えていた。 古民家側の木は派手に花を並べ立てて大きな傘を広げる。 それに対して、 東屋側は控えめに花を開いた枝が風流に垂れ下がる。 東屋側の木の向こうに並べて眺めると、 お互いに引き立てあって綺麗だ。

河津桜

2023年02月18日 河津桜 横浜市神奈川区

鶴屋町の河津桜並木に花が現れた。 ほとんどは、 花びらを開いている最中で、 伸ばしきった花は数えるほどもない。 いつもの年なら葉桜に変わり散りだす時期に、 今年は開花した。 開花が遅い年は、 花が急激に増えて、 あっと言う間に葉桜に変わって急ぎ足で散ってしまうものだが、 今年はどうなるのだろう。

2023年02月17日 梅 横浜市港北区

綱島街道に沿って伸びる高圧電線の下に生えている梅の木が咲き出した。 この木の花は一重だけど、 身を寄せ合うように花が密集して枝が白い泡をふいたかのような姿になる。 咲きだして花が少ないときでさえも同じで、 枝の一部に花の泡がふいていた。

紅梅

2023年02月16日 紅梅 横浜市港北区

鳥居をくぐって冷たい水で手を清めようとして、 ふと横を見ると紅梅の花が並んでいる。 手水舎で水とひしゃくが復活している場所が増えてきた。紅梅と一緒に植えてある白梅も花が開きつつあるところで、 すぐにも紅白が揃いそうだった。

紅梅

2023年02月15日 紅梅 川崎市川崎区

毎朝、 横を通っていた紅梅が、 やっと枝の先まで花を開いた。 薄暗い場所に生えているためなのか、 花は相変わらず疎らだ。 つぼみの様子から、 これからも疎らなままのようだ。 今朝は湿雪の予報だったが、 降った気配がなく、 降りもしなかった。 こういう予報は外れてくれる方が嬉しい。 雪は降らなかったが、 冷たい北風が帽子とマスクを奪おうとしたのには閉口した。

2023年02月14日 梅 横浜市港北区

菊名池の梅の花は、 真冬ならではの青空を背景に白く輝く。 池の周囲は桜が並び、 桜は梅とは比較にならない太くて長い幹で伸び上がり、 枝を長く張り出しす。 枝という枝に葉を並べたてて青空を遮る。 桜が葉を落としている時節に咲く梅は、 枝の合間に広がる青空にありつく。

枝垂れ梅

2023年02月13日 枝垂れ梅 川崎市川崎区

枝垂れ梅は良いものだ。 垂れている枝はしっかりと固く、 ちょっとやそっとの風にびくともしない。 花は枝にくっついて咲くため、 枝ぶりをそのまま花が飾り立てる。 庭師の腕の見せ所になっているのだろう。 素敵な枝ぶりに仕立ててある。

河津桜

2023年02月12日 河津桜 横浜市港北区

篠原八幡裏手の河津桜が咲いた。 これが今年の最初の花らしい。 木を見回しても他に花がなかった。 この木は開花が早い方で、 既に花がたくさん開いているのだろうと予想してただけに、 あまりの花の少なさに驚いた。 いつもの年なら開花する時期に寒波が次々と来襲し、 開花が遅れたのだろう。

富士山

2023年02月11日 富士山 横浜市港北区

明け方から晴れた。 昨日の雪で富士山の白さに磨きがかかっていた。 横浜と川崎の沿岸部では実感がなかったけれど、 昨日の寒波がすごかったのは本当だったようだ。

紅梅

2023年02月10日 紅梅 横浜市神奈川区

貨物線の散策路に植えてある梅の木々が花を開きだした。 貨物線の高架が陽射しを遮りがちな場所なのに、 すぐ近くの開けている場所よりも花が咲くのが早い。 谷底な上に高架が寒風を遮って、 気温が下がりにくいのかもしれない。 今日は、 朝に少しみぞれが舞う程度で、 その後は雨が続いた。 帰宅の途中で北側法面の坂の階段を昇ったら、 端っこにシャーベット状の膜が僅かに残っていた。 横浜でも丘の上に少し積もったようだった。

紅梅

2023年02月09日 紅梅 横浜市港北区

菊名桜山公園の主役は八重桜で梅はお呼びではないようだ。 公園へやってくるほとんどの人が見過ごしてしまうような端っこに紅梅が身を潜めている。 潜んでいるものの、 花の開きっぷりに遠慮はない。

紅梅

2023年02月08日 紅梅 川崎市川崎区

昨日の梅の木の近くに紅梅も植えてある。 花はこっちの方が多い。 惜しいことに枝が奥に引いてしまっていて、 せっかくの花々が遠くなっている。 外を歩いている間、 目にわずかながらかゆみを感じだした。 梅が花を開くなら、 当然、 杉だって花粉を飛ばすのだろう。 ありがたいことに、 マスクが広く普及したおかげで 3 年前よりも花粉を遮る性能も向上したらしい。 鼻はまったく花粉を感じていないようだ。

2023年02月07日 梅 川崎市川崎区

寒さが和らぐのを待ち構えていたように平間寺の梅の枝々に花が登場した。 不動堂の参道沿いの梅の木を今朝見て回ったところ、全部に花が開いていた。 通勤路の途中に数本ある河津桜も開花していた。 束の間だろうとせっかくの春気分を楽しんでおこう。

達磨さん人形

2023年02月06日 達磨さん人形 川崎市川崎区

両目が黒くなって平間寺に帰ってきた達磨さん達が木箱に座っていた。 達磨大師は無功徳と皇帝の煩悩を切り捨てた逸話が有名なのだが、 大師にちなんだ達磨さん人形は商売人や政治屋の煩悩成就を引き受ける存在になっているのが傑作なことだ。 赤い人形に白い目玉の今の姿になったのは江戸時代の日本でのことで、 それも達磨売りによる商売上手の成果だと伝えられている。

紅梅

2023年02月05日 紅梅 横浜市港北区

妙蓮寺の階段の横に紅梅と白梅が並んでいる。 今は紅梅が開花したところで、 白梅はつぼみの先に白く見え隠れしている段階。 紅梅が見頃を迎える頃には白梅も咲いていて欲しい。 今日も寒さが和らぎ、 妙蓮寺駅から菊名池にかけてたくさんのお年寄りがくつろいでいた。

ソシンロウバイ

2023年02月04日 ソシンロウバイ 横浜市鶴見区

馬場花木園のソシンロウバイが満開になっている。 花の多さから香りを期待したのだけど、 やっぱり弱い。 花に顔を近づけると甘い香りがしているのだが、 少し離れるだけで感じられなくなる。 今日は立春。 穏やかな日だった。 梅の花が開きだし、 小さな虫まで飛んでいた。

ソシンロウバイ

2023年02月03日 ソシンロウバイ 横浜市港北区

この冬のソシンロウバイは香りに恵まれていないと感じている。 篠原八幡近くの角に植えてあるソシンロウバイも花が多い割には香っていないと感じた。 だが、 ひょっとすると香り自体は例年通りだが、 自分の嗅覚が衰えてしまっているのかもしれない。

紅梅

2023年02月02日 紅梅 横浜市港北区

丘の上の長い道を篠原八幡まで歩いていくと石垣の上から紅梅の花が見下ろしてくる。 新横浜から東神奈川にかけて見頃になった紅梅が増えている。 寒波で開花が足踏みしてきたが、 花が増えてしまうと紅梅らしい姿になるのは素晴らしい。

紅梅

2023年02月01日 紅梅 川崎市川崎区

平間寺の通路から売店や屋台がなくなって、 木立の中の紅梅が見えるようになった。 これで花がたっぷり咲いていると嬉しいのだが、 残念ながら、 花の数が控えめで、 つぼみだらけだった。 朝は穏やかだったのだが、 昼になってマスクが外れそうになるほどの突風が吹いていた。 それも長続きせず、 夕方には風は止まり、 ほんの少しだけど、 温かくなった。

豆撒き会場

2023年01月31日 豆撒き会場 川崎市川崎区

平間寺に豆撒き会場が設営してあった。 節分の日に、 ここから眼下へ群がる邪鬼共相手に豆を打ち付ける行事がおこなわれるらしい。 地面に残った豆は、 毎朝、 地面を動き回っている鳩達が美味しく頂くのだろう。

五色正幕

2023年01月30日 五色正幕 川崎市川崎区

朝から晴れ渡ると気持ちが良い。 立春に近づき、 平間寺にふらりと入る時刻に朝日が照らし出すようになった。 晴れていても影の中に沈んでいたのが、 芽吹いたように色とりどりに輝きだした。 通勤路の途中や勤め先に植えてある河津桜のつぼみが長く伸びてきた。 もうすぐ開花しそうだ。 河津桜の開花は杉の花粉が増える前触れ。

アオサギ

2023年01月29日 アオサギ 横浜市港北区

菊名池にアオサギが現れた。 首をすぼめていた様子から、 アオサギでも寒く感じていたのだろう。 普段なら首を伸ばして池を見回しているのだが、 首をすぼめているときは、 周囲をうかがうだけだった。 それでも、 じっとしていると寒いのか、 ときおり身震いしたり、 体の向きを変えていた。 その点、 水に浮かんでいるカモやキンクロハジロの方が、 寒さが気にならないようだ。

富士山

2023年01月28日 富士山 横浜市港北区

今朝の澄んだ青空の下に富士山だけでなく、手前にある丹沢の山々も明瞭な姿を見せつけてきた。 富士山は当然ながら、 標高 1252 メートルの丹沢大山も雪を被っており、 木々の間が白かった。 予報では晴れ空が続きそうだったので、 夕富士も楽しめそうだと期待していたのだが、 午後から曇り空に変わってしまった。

曇り空

2023年01月27日 曇り空 川崎市川崎区

薄暗い朝だった。 東空に鉛色の雲が広がると陰気な朝になる。 朝方の上空の雲の高度は高く、 夕方には雲の高度が下がり、 ますます暗くなった。 太平洋の低気圧に勢いがあると、 寒気を関東平野まで引きずりこんで雪になることがあるけれど、 幸いなことに勢いが足らなかったらしい。 今のところ雨で済んでいる。

氷結

2023年01月26日 氷結 川崎市川崎区

池の中に真冬の造形が出現した。 水が流れ続けているため、 噴水が止まることはなく、 夜の間、 しずくがずっと降り続けたのだろう。 氷の表面にかかったしずくが凍りつき、 きのこのように膨れ上がったようだ。 氷の塊の下には、 何本ものつららが長く伸びていた。 池の表面は凍っておらず、 噴水の岩と鶴の像だけが分厚い氷に覆われていた。

2023年01月25日 芽 横浜市神奈川区

今日も朝から晩までずっと寒さが続いた。 寒かったが、 突風は止んだ。 昨夜は川崎では粉氷が突風が叩き付けて顔に当たると痛かったという話も聞いたが、 横浜では、 そこまで酷くはなかったようだ。 ほんの数日前の日曜日に、 花壇で次々とチューリップの芽が土を割って伸びていたが、 昨日からの冷え込みに耐えることができたのだろうか。

白梅

2023年01月24日 白梅 川崎市川崎区

平間寺の八重の寒白梅に花が増えて目立つようになった。 まだ五部咲き前ではあるものの、 さすがは八重の花だ。 寒波のせいで、 夕方から突風が荒れ続けている。 歩いている間、 何度も帽子とマスクを吹き飛ばされそうになった。 冷え込みも時間とともに厳しくなる一方だ。 天気予報では、 明日の明け方は零下になるらしい。 帰り道の途中でドラッグストアに入って、 ホッカイロを買ってきた。

片付け

2023年01月23日 片付け 川崎市川崎区

平間寺が正月の装いを解いてた。 本堂の前の混雑対策の黄色の鎖の列がなくなった。 大山門の注連縄飾りの縄をほどいて、 竹と松枝を回収しているところだった。 今朝、 通り過ぎたとき、 注連縄を支えていた木の柱を抜いているところだった。 門前町も朝から商いしている店が減っていた。

皇帝ダリア

2023年01月22日 皇帝ダリア 横浜市神奈川区

東横フラワー緑道の皇帝ダリアに花が咲いているのが目に入った。 地下の東横線の排熱なのか、 陽だまりのためなのか、 ここはずっと11月下旬の暖かさのままみたいだ。 周囲に何本も植えてある中で、 花が咲くのはこれだけだ。 他は、 街灯の下に植えてあるため、 つぼみができないのだろう。 夜に暗くならないと、 皇帝ダリアは花が咲かない。

寒紅梅

2023年01月21日 寒紅梅 横浜市神奈川区

白幡池の木々の中で紅梅だけが咲いている。 紫蘇漬けのような朱色の花びらが八重になっている。 花はもっと増えていて欲しいのだが、 大寒の翌日なのだし、 控えめな数にとどまっている。 昨日から気温が下がっていく。 今日は晴れの昼間なのに寒かった。 冷たい風が体温を奪っていった。

お札お守り

2023年01月20日 お札お守り 川崎市川崎区

平間寺にお札の返納が多い時期だ。 ダルマは、 年中、 返納されているものだが、 お札は時期が限られる。 束になって返納してあり、 貼る場所が多い工場等から出てきたもののようだ。 お札は朝早くから売っていて、 今朝はお札の束を手に本堂の階段を降りてきた方とすれ違った。

青空

2023年01月19日 青空 川崎市川崎区

青空が綺麗に撮れるとほっとする。 撮像素子に埃が付着すると、黒く滲んだ丸が映り込むためだ。 そいつらを目立たなくするには、 レンズの絞りを開ければ良い。 スマートフォンのカメラのレンズの絞りは開いたままにしてある上に、 強力な画像演算処理で埃像を塗り消してしまうのだろう。 今朝は青空が広がった。 ここのところ曇り空が続いた。 晴れの朝は貴重だ。

草履の山

2023年01月18日 草履の山 川崎市川崎区

新年を迎えて草履の山が新しくなった。 つややかな清潔そうな草履が積み上がっている。 これから風雨にさらされて、 黒ずんでくだびれた草履の山へと変わっていく。 草履がお遍路周りをしているかのようなものだ。 草履が徳を積んで、 お供えした人に徳をおすそ分けするのだろう。

御籤

2023年01月17日 御籤 川崎市川崎区

平間寺の本殿の中で御籤を引くことができる。 セルフサービスになっている。 まず100円玉を入れる。 木筒を手にとってガラガラやり、 穴から出てくる木の棒を取る。 七と書いてあったら、 七番の引き出しを探して開ける。 引き出しに入っている紙片を抜き取ると、 おみくじを得る。 なんでも、 ここの御籤は凶が名物なのだそうだ。 さっさと納め所に結わえて、 忘れるに限る。

雨粒

2023年01月16日 雨粒 川崎市川崎区

週末から雨が気がつくと降っていて、 長続きせずに止んでしまう。 それでも乾ききった地潤った。 激しい乾燥が一段落し、 肌の荒れが多少回復したみたいだ。 乾燥中は失敗続きだったスマートフォンの指紋認証が通るようになった。

カワセミ

2023年01月15日 カワセミ 横浜市港北区

曇り空の下、 菊名池でカワセミが動き回っていた。 最初は池の中央近くの葦の茂みにとまっていた。 池の端から餌を投げる爺さんが現れて、 カモとキンクロハジロが慌ただしく動き回りだすと、 カワセミは反対側へと飛び、 池の岸に生えている灌木の細枝に移った。 水面が波立って魚が見にくくなったのを嫌がったのだろう。 雨を警戒して望遠レンズ付きのカメラを部屋に置いてきたのは残念だった。

サギ

2023年01月14日 サギ 横浜市鶴見区

水路をそろりそろりとサギが進む。 見ている間、 歩いているだけで、 くちばしを突っ込む動作がなかった。 修繕工事のため、 サギの餌が減ってしまったようだ。 飼い犬と人間には、 いぶかしげな目線を向けるだけで、 逃げることはない。 猫を見かけると飛び上がって場所を変えてしまう。

仲見世通り

2023年01月13日 仲見世通り 川崎市川崎区

職場の安全祈願の大師さん詣が 3 年ぶりにおこなわれた。 日暮れ時の川崎大師仲見世通りは、 活気に溢れている。 まな板を包丁でとんとんと叩く音に、 赤い大師達磨が、 この通りに独特の味付けをしている。 名物のくず餅と飴を求める人も多い。 甘酒を嗜んでいる人々の姿も混じっていた。 ほぼ毎朝、 ここを通っているものの、 本来の観光地の姿を目にするのは年に 1 度あるかないか。

白梅

2023年01月12日 白梅 横浜市神奈川区

わずか数日の間に寒白梅の開花が進み、 花同士がおしくら饅頭をしだした。 梅の花はぽつぽつと咲いていても風情があるし、 密に咲いても雰囲気が良い。 今朝は、 土を霜柱が持ち上げていた。 明け方に晴れ渡っている日が続いて、 地面が冷えだしたみたいだ。

マスク

2023年01月11日 マスク 横浜市神奈川区

今年のお地蔵様の新年のマスクの模様はお地蔵様だった。 白いうさぎの耳が伸びているように遠目に写ったのだが、 近づいてみたら、 白いお地蔵様並んでいる絵だった。 昨年の猛々しい虎の模様から、 今年も猛々しい兎の模様を期待していた。 大洗で探せば、 ふりあげた両手に包丁を握った目つきの悪いピンクの兎のマークを描いた布がありそうだが、 さすがにお地蔵様がお召になられるマスクに使うには不適切だろう。

柄杓

2023年01月10日 柄杓 川崎市川崎区

平間寺の水屋に柄杓が並んでいた。 年末近くに並んでいなかったのは、 単に準備前だったかららしい。 朝から営業している屋台もあれば、 撤去作業にしている屋台まであった。 今朝は寒い上に帽子を押さえないと吹き飛ばされる突風が続いた。 霜が降りていないというのに、 体が凍ってしまいそうな冷え込みだった。

バラ

2023年01月09日 バラ 横浜市港北区

緑道の入口で通り過ぎて行く人影を見下ろすバラの花。 花数が減ってしまっているものの、 寒中でも花を開き続けている。 耐寒性のバラ、 耐寒性の菊、 馴染みの花々が冬に入っても咲くように品種改良が進んでいて、 これもその成果なのだろうと思いたい。 思いたいのだが、 寒梅の開花ペースを見ると自信がなくなる。 この調子が続くと、 スギ花粉が前倒しで始まりそうで嫌な感じだ。

イチゴ

2023年01月08日 イチゴ 横浜市神奈川区

薄い桃色のイチゴの花がせせらぎ道に咲いている。 大ぶりの花で、 花弁が 8 枚もある。 年末に咲いていた花は既に小さなイチゴの実の形に変化している。 桃色の花のイチゴは、 以前は観賞用で、 花弁も 5 枚と少なかった。 今は食用のイチゴにも桃色の花を咲かせるものもあれば、 紅色の花もある。 花の色だけでは区別できなくなった。 花弁の枚数も変化しているようだ。

カワセミ

2023年01月07日 カワセミ 横浜市鶴見区

カワセミは派手な翡翠色をしている。 あんな目立つ捕食者に魚が気が付かないのは不思議なことだ。 俊敏に飛び回ることで、 魚に気づかれるよりも早く獲物に飛びかかる戦略なのだろうと思っていたのだが、 予想外に逆光では目立たない。 対岸に並んでいる鏡筒の動きと、 池の表面に丸い影が写っていることから、 カワセミが枝にとまっているのに気がついたぐらいだ。 水中から見上げたら、 目立たないのかもしれない。

ホトトギス

2023年01月06日 ホトトギス 横浜市神奈川区

区役所の花壇に咲いているホトトギスは、 茎の先にだけ花が開いている。 咲き方だけでなく、 葉の生え方を見ても、 タイワンホトギスそのもので、 ホトトギスらしさが見当たらない。 ひょっとしたら、 混雑種ではなくてタイワンホトトギスそのものなのかもしれない。 花は年が明けても減る様子がない。 霜が降りた痕跡もない。

富士

2023年01月05日 富士 横浜市港北区

今朝の富士山は雲が遊ばず、 凛と空へ乾いた音を響かせているかのようだった。 望遠レンズ越しだと、 富士山の山頂の周りに雪が浅く見える場所がある。 そこは岩肌が露出しているかのように見えるけど、 実際は分厚くて透明な氷で覆われている。 冬の富士山表面がアイゼンが効きにくくピッケルが刺さらない恐ろしく固い氷になっているのは有名な話だ。

白梅

2023年01月04日 白梅 横浜市神奈川区

滝の川せせらぎ道に八重と一重のそれぞれの寒白梅の木が1本ずつ植えてある。 どちらも年末に開花して、 年が明けてからも順調に花が増え続けている。 今日もひりつく寒い風がふいていた。 良い天気で上空は晴れているのに富士山の山頂が雲に隠れていた。

紅梅

2023年01月03日 紅梅 横浜市港北区

菊名駅近くの階段横の紅梅が咲きだして、 目出度い雰囲気を醸し出していた。 階段の上に枝を張り出して、 ポンポンと八重の花を開いている。 綱島街道から、 頻繁に救急車のサイレンが降ってきた。

アロエ

2023年01月02日 アロエ 横浜市神奈川区

1週間前に比べ、 アロエの花がさらに増えた。 せせらぎ道の群生に、 花序が何本も伸び、 明るい橙色が連なり被写体を選びやすくなっていた。 元旦の晴天が一夜で変わり、 今日は雲が増えて富士山が隠れてしまった。 帰省をせずに正月を過ごしている人々が、 街をそぞろ歩いていた。 横浜駅方向から歩いてくる人達は手に買い物袋を下げていた。

門松

2023年01月01日 門松 横浜市神奈川区

神奈川宿跡にある熊野神社の門松が個性豊かだ。 長い竹を使った細身の門松はそのまま置いても倒れてしまうため、 地面に杭を立てて支えているものがある。 ここの門松は、 さらに一歩進んで、 支えを杭ではなく木の柱にして伸ばしてしまい、 梁を渡して門に仕立ててある。

ホトトギス

2022年12月31日 ホトトギス 横浜市神奈川区

東横フラワー緑道にホトトギスの花が咲き続けている。 ちょうど真下にある地下の反町駅から温さが漏れ上がってきているのだろうか。花が葉に沿って並んでいた痕跡がある上に、 今は茎の先にも花を開いている。 これに限らず公園や散策路の花壇に植えてあるホトトギスのほとんどはタイワンホトトギスとの交雑のようだ。

門松

2022年12月30日 門松 横浜市神奈川区

本覚寺に門松が据えてある。 2段構えの堂々とした台に藁が巻いてあって、 松葉がモコモコして暖かそうだ。 青竹は首をすぼめるように先だけを出している。 このお寺の除夜の鐘は在家もつくことができて、 抽選になっている。 鐘つきの密を避けるために、 山々は苦慮しているようだ。 中には密教でないのに門を閉じ、 お坊さん達だけでつくことにした仏寺もある。 カウントダウンやら、 中華街の爆竹やら、 除夜の汽笛の方が話題になる横浜では、 新しい除夜の鐘つき様式は話題になりにくい。

日暮れ

2022年12月29日 日暮れ 横浜市港北区

冬休みに入ったといってもやらねばならないことが多くて、 ばたばたしている。 一息ついて歩きに出ても、 すぐに日没が迫ってくる。 日没直前でも、 子どもたちがボールを追いかけ回したり、 凧紐をつかんで駆け回っている。 岸根公園では、 落葉樹が葉を落として、夕日がさしこんでくる。 木々の間が、 どことなく明るい。 梅園の寒紅梅も少し花が開いていた。

門松

2022年12月28日 門松 横浜市鶴見区

馬場花木園の門松の飾りは、 ハボタン、 センリョウに、 クマザサの揃えになっている。 ハボタンとセンリョウに、 それぞれ 2 色を使うのがこだわりらしい。 派手過ぎず、 上品な彩りだ。 竹の先端は浅めの斜め切り、 節を外す。 池にカワセミが遊びに来ていた。

寒紅梅

2022年12月27日 寒紅梅 横浜市港北区

新横浜駅の寒紅梅が花をチラ見せしていた。 新横浜駅の門松には造花の紅白の梅が飾ってあった。 滝の川せせらぎ道では寒白梅も咲いていたことだし、 門松に造花の梅ではなく、 本物の梅の花を飾ることだってできそうだ。 外から伺える範囲では、 新横浜駅の中は人影がまばらだった。 帰省ラッシュは始まってなさそうだった

アロエ

2022年12月26日 アロエ 横浜市神奈川区

通勤電車の中からアロエが咲き出しているのが数箇所で目に入る。 それでは滝の川せせらぎ道ではどうだろう。 やはり咲き始めていた。 房の下端に花がぐるりと並びだしている。 アロエが咲くと寒い日が当たり前になる。


MIZUTANI Tociyuki at Kanagawa-Ku, Yokohama-City, Japan