横溝屋敷の五月人形は白い障子を背景にお座敷に展示してあった。 元々、 農家のお屋敷であり、 これぐらいがほど良いのだろう。 雛飾りのときは座り込んで眺め込む人がいたものだが、 五月人形を見物する人はあっさりしていてすぐに離れて人影が乏しかった。 せいぜい子供を人形の前にたたせてスマートフォンで記念撮影する程度だった。
鯉のぼり
2023年05月06日 横浜市鶴見区(5日撮影)
のれん状の鯉のぼりが通路を横切っている。 いつもの年なら、 鯉のぼりは垂れ下がっているだけだったが、 今年は突風で横向きに浮かび上がり、 のれんになっていなかった。 突風は一夜明けてから、 さらに激しくなった。 木々をしならせ、 学校の横を通るとグラウンドの砂が巻き上がって視界を遮っていた。
鯉のぼり
2023年05月05日 横浜市鶴見区
横溝屋敷は子供連れで賑わっていた。 鯉のぼりの長い列が風に吹き上がって身をくねらせる下で子供が走り回って、 親を振り回していた。 庭に入って見上げると、 ロープに絡まり過ぎて無残な姿になっていた。 自由に動ける鯉のぼりは、 ときおり突風で膨らみ、 ロープの上へ浮かび上がっていた。
端午の節句
2023年05月04日 日南市(3日撮影)
豫章館の細長さを活かして端午の節句が飾ってあった。 庭から眺めるのが豪華で素敵だ。 庭の外にある四半的の方から、ときおり太鼓が響き、 五月人形を盛り上げていた。
太平踊り
2023年05月03日 日南市
観光客で溢れる前に飫肥城址をうろちょろしていたら、 太平踊りが始まった。 小学生のとき、 運動会の演目の一つで、 奴役で踊ったものだが、 腰を低く落として移動しつつ上半身を動かすというハードなもので、 あれは子供でもふくらはぎと腰に辛い運動だった。 紫色の着物の奴役が少ないのは当然だと思った。
オオハンゲ
2023年05月02日 日南市
いつの間にか飫肥城址と近辺にオオハンゲが増えていた。 大手門の前の空堀と石垣に特に多い。 以前はあったはずのカラスビシャクがなくなってしまって、 どこを見てもオオハンゲばかりだ。 その間にウラシマソウやムサシアブミが入り込んでいる。 クワズイモが侵入していないのが救いだ。
茶
2023年05月01日 日南市
茶の葉が朝露をまとっている。 飫肥の生け垣は観光のため市が茶の木を推奨している。 もっとも、 観光地になる前から茶の木を生け垣に使っているところはあちこちにあった。 農薬を撒いていない茶の木は毛虫達の宝庫で、 50 年以上前の子供時代に遊んでいて皮膚が腫れたのは思い出したくない。 虫に優しい木でも、 伸びたばかりの芽は瑞々しい。 農薬がなかった昔には、 毛虫と人間が競争していたのだろう。