曇り空の下、 菊名池でカワセミが動き回っていた。 最初は池の中央近くの葦の茂みにとまっていた。 池の端から餌を投げる爺さんが現れて、 カモとキンクロハジロが慌ただしく動き回りだすと、 カワセミは反対側へと飛び、 池の岸に生えている灌木の細枝に移った。 水面が波立って魚が見にくくなったのを嫌がったのだろう。 雨を警戒して望遠レンズ付きのカメラを部屋に置いてきたのは残念だった。
サギ
2023年01月14日 横浜市鶴見区(7日撮影)
水路をそろりそろりとサギが進む。 見ている間、 歩いているだけで、 くちばしを突っ込む動作がなかった。 修繕工事のため、 サギの餌が減ってしまったようだ。 飼い犬と人間には、 いぶかしげな目線を向けるだけで、 逃げることはない。 猫を見かけると飛び上がって場所を変えてしまう。
仲見世通り
2023年01月13日 川崎市川崎区
職場の安全祈願の大師さん詣が 3 年ぶりにおこなわれた。 日暮れ時の川崎大師仲見世通りは、 活気に溢れている。 まな板を包丁でとんとんと叩く音に、 赤い大師達磨が、 この通りに独特の味付けをしている。 名物のくず餅と飴を求める人も多い。 甘酒を嗜んでいる人々の姿も混じっていた。 ほぼ毎朝、 ここを通っているものの、 本来の観光地の姿を目にするのは年に 1 度あるかないか。
白梅
2023年01月12日 横浜市神奈川区(8日撮影)
わずか数日の間に寒白梅の開花が進み、 花同士がおしくら饅頭をしだした。 梅の花はぽつぽつと咲いていても風情があるし、 密に咲いても雰囲気が良い。 今朝は、 土を霜柱が持ち上げていた。 明け方に晴れ渡っている日が続いて、 地面が冷えだしたみたいだ。
マスク
2023年01月11日 横浜市神奈川区
今年のお地蔵様の新年のマスクの模様はお地蔵様だった。 白いうさぎの耳が伸びているように遠目に写ったのだが、 近づいてみたら、 白いお地蔵様並んでいる絵だった。 昨年の猛々しい虎の模様から、 今年も猛々しい兎の模様を期待していた。 大洗で探せば、 ふりあげた両手に包丁を握った目つきの悪いピンクの兎のマークを描いた布がありそうだが、 さすがにお地蔵様がお召になられるマスクに使うには不適切だろう。
柄杓
2023年01月10日 川崎市川崎区
平間寺の水屋に柄杓が並んでいた。 年末近くに並んでいなかったのは、 単に準備前だったかららしい。 朝から営業している屋台もあれば、 撤去作業にしている屋台まであった。 今朝は寒い上に帽子を押さえないと吹き飛ばされる突風が続いた。 霜が降りていないというのに、 体が凍ってしまいそうな冷え込みだった。
バラ
2023年01月09日 横浜市港北区
緑道の入口で通り過ぎて行く人影を見下ろすバラの花。 花数が減ってしまっているものの、 寒中でも花を開き続けている。 耐寒性のバラ、 耐寒性の菊、 馴染みの花々が冬に入っても咲くように品種改良が進んでいて、 これもその成果なのだろうと思いたい。 思いたいのだが、 寒梅の開花ペースを見ると自信がなくなる。 この調子が続くと、 スギ花粉が前倒しで始まりそうで嫌な感じだ。