三ツ沢の藤は下まで垂れ落ちている房が少なくて、 物足りなく感じた。 藤棚の上に短く垂れていて、 葉の隙間から花が咲きそろっている様子が伺えるのだが、 下まで降りてくることはなさそうだった。
カリン
2023年04月15日 横浜市神奈川区(8日撮影)
この春はカリンの花が咲いているのを見逃してしまった。 いつの間にか咲き終わっている木ばかりだった。 咲いているのに巡り合ったのは 1 本だけで、 濃い桃色の大ぶりの花が見えていた。 今日は雨。 大気に漂っていた黄砂を流し洗ってくれるので、 雨は恵みだ。 数日ぶりに目の違和感がなくなってありがたかった。
モミジ
2023年04月14日 横浜市鶴見区(9日撮影)
モミジの花に小さな線香花火を連想する。 細長いコヨリの先から点のような火花が散っている。 日がさしこんだり陰に入ったりして、 チカチカと光る。 光るのはオシベの先端の花粉だ。 花は気がつくと咲き終わってプロペラ型の種子の形になってしまう。 種子の形になると、 初夏を目指し、 ぐんぐん大きくなっていく。
ボタン
2023年04月13日 横浜市鶴見区(9日撮影)
木立の下にボタンが緑の葉の合間に大きな八重を浮かべていた。 花びらが緩んでいく最中の花が大半で、 おしべとめしべが見えているものは少数だった。 つぼみも目についた。
キランソウ
2023年04月12日 横浜市神奈川区(8日撮影)
キランソウの生え方で良く見かけるのは、 石垣と、 その下の両方に這い広がる組み合わせで、 これもそうだった。 まるで、 石垣に生えているところから種が落ちて広がったかのようだ。 石垣の途中にも数箇所に生えていて、 それらも落ちた種が発芽した結果なのだろう。
ムサシアブミ
2023年04月11日 横浜市鶴見区(9日撮影)
ムサシアブミがのっそりと咲いていた。 これも例年なら5月の連休前後に咲くもので、 3週間早い勘定だ。 馬場花木園のムサシアブミはこの場所が気に入ったみたいで、 植えてから数年経った今年も元気に姿を見せている。 今日の夕方は帽子と鞄が飛ばされそうになるほどに風が強かった。 日が暮れても音を立てて風が吹き荒れている。
キリ
2023年04月10日 川崎市川崎区
キリに花がぶらさがっている。 ソメイヨシノの開花は 2 週間早かったのだが、 キリはさらに上を行き 3 週間早い。 フジやシランまで咲いているし、 ケシやヒナゲシまで平気な顔して咲いている。 では、 ソメイヨシノは散りきったかというと、 そんなことはなく、 満開の枝が残っている木もある。