滝の川せせらぎ道のソシンロウバイが堂々と花を開いている。 いくら寒いからといっても、 もう少し遠慮というものが欲しいものだが、 相手は植物だ。 闇の長さと気温の条件が整うと開花してしまう。 もっとも花が枝にまとわりつくようにたくさん開いていても、 香りが乏しい。 本調子の開花ではないようだ。
白富士
2022年12月24日 横浜市港北区
雪を着飾る富士山が綺麗だ。 地上の強風は収まったが、 富士山の山頂では猛烈な風が吹いていた。 上空には湿気が入り込んでいて、 飛行機雲が伸びていた。 富士山の頂上の高度は旅客機の巡航高度の半分以下だけど、 やっぱり湿気があったのだろう。 山頂から雲が吹き伸ばされていた。
ビワ
2022年12月23日 横浜市港北区(18日撮影)
ビワの花が咲いているのを目にしたのは1ヶ月近く前のことだ。 あそこの木が花を咲き終えると、 今度はこちらの木が咲き、 どこかで花が咲き続けている。 ビワの花は防寒着を着ているかのような姿をしている。 昨日から冷え込んでいる上に、 マスクや帽子が吹き飛びそうに感じるほどの突風が吹いている。 人間も防寒着が欠かせない。 昨晩は、 あちこちにつむじ風ができて枯れ葉が舗装の上を回っていた。 富士山の冠雪は宝永山まで覆っている。
お水屋
2022年12月22日 川崎市川崎区
平間寺のお水屋が数年ぶりに復活しているのに今朝気がついた。 長い間、 感染拡大防止のためと張り紙がしてあって、 水を止めてあった。 底も乾いたままになっていた。 張り紙もなくなっているので、 本格的な復活なのだろう。 水は復活したものの、 柄杓が見当たらない。 柄杓の代わりに紙コップの類を配るのかもしれない。
五色正幕
2022年12月21日 川崎市川崎区
平間寺に真新しい幕が登場している。 五色なのは表で、 白い布が裏打ちしてある。 裏打ちがあるからこそ、 表側の色がしっかりと映えるのだろう。 五色正幕は不動堂と本殿に飾り付けしてある。 不動堂の方が、 より五色が映えて、 建物の存在感が薄くなっていた。
センダン
2022年12月20日 横浜市神奈川区(18日撮影)
センダンの実はすぐに頭に思い浮かぶが、 花はじっくりと記憶を探らないと思い出せない。 花も実も大きさは指先程度で同じなのに、 この扱いの差は何なのか。 横浜の公園や遊歩道の植え込みでは、 センダンは少数派だ。 センダンだらけなのは中華街の通りの街路樹ぐらいだ。 小枝がバラバラと落ちるのと、 実を食べた鳥の糞だらけになりがちなのが敬遠されているのだろうと考えている。
ホトトギス
2022年12月19日 横浜市神奈川区(18日撮影)
ホトトギスの花が陽だまりに残っていた。 早朝の冷え込みが厳しくなる一方で、 霜はまだ降りていない。 晩秋の花々は、霜に降参するまで花を開き続けようと頑張る。 ホトトギスの横ではバラも負けじと花を開いていた。 衛星写真が冬本番の絵柄になると、 横浜はフェーン現象で異常に乾燥する。