鮮やかに染まった菊の花へ、 様々な昆虫が蜜を求めていた。 蜜を吸っている最中は、 じっとして採取に集中している虫が多い。 吸い終わると、 そそくさと離れていく。 気温が下がって、 蝶や蛾の姿が減ってきた中で、 ルリシジミが活動を続けている。 この蝶は、 翔んでいるときに見える羽根の表よりも、 止まっているときに見える裏の模様が繊細で綺麗だと思う。
皇帝ダリア
2022年11月12日 横浜市港北区
花を開いている皇帝ダリアがあった。 今日、 何箇所かで皇帝ダリアの横を通った中で、 咲いているのはこれ 1 つだけで、 他はつぼみばかりだった。 今年は、 台風の後に伸びたものが数多く残っている。 花が本格的に咲く時期が待ち遠しい。
カラスウリ
2022年11月11日 横浜市鶴見区(6日撮影)
秋の天然の吊るしものの一つがカラスウリだ。 崖の茂みにぶらさがっているのが、 横浜のカラスウリのありかたで、 木にぶらさがっているものもあるけれど、 そもそもカラスウリがぶらさがれるような生け垣の木が少数派だ。 変わり種として緑のカーテンのように仕立ててあるものもあるようだ。
吊るし柿
2022年11月10日 横浜市鶴見区(6日撮影)
古民家園の軒下に吊るし柿は良く似合う。 丁寧に皮を向いた丸々と太った柿の実は、 瑞々しいままだ。 おそらく渋柿であり、 渋みが抜ける頃には、 表面が乾いて皺だらけになるのだろう。
トウガラシ
2022年11月09日 横浜市鶴見区(6日撮影)
修繕の片付けが終わってからの方が良かったのかもしれないが、 久しぶりだったこともあって横溝屋敷に寄ってみた。 軒先に色とりどりの大きなトウガラシが干してあって、 秋らしくなっていた。 ところで、 この手のトウガラシは辛いのだろうか。 大ぶりなので辛くない可能性もある。
月食
2022年11月08日 横浜市神奈川区
皆既月食を見ることができたのは、 いったい何年ぶりのことなのか。 ここのところずっと皆既月食は曇り空に阻まれて見ることができなかったのだ。 今宵の月食は、 地球光で薄暗い朱色になっている満月が肉眼でも良く見ることができたのが特徴だった。 こんなに明瞭に地球光の満月を肉眼で見たのは子供のとき以来だ。
ホトトギス
2022年11月07日 横浜市港北区(6日撮影)
ホトトギスにしては珍しく蚊にわずらわされずに花を眺めることができる場所の 1 つが蓮勝寺だ。 小さなヒイラギの木の回りを濃い紫色の花が囲んでいる。 細くてしなやかな茎の先に花が並んでいて、 そよ風程度でも、 ふらりふらりと花が動き続ける。