立秋を過ぎ越し宵に月はなく、ぼんぼりめぐる玉砂利の音。鎌倉は風がとまっていた。空はべたりと雲が覆っていた。鶴岡八幡のぼんぼり祭りにかけつけた大勢の見物人は汗をふきふきぼんぼりからぼんぼりへと足をさまよわせていた。本殿前の階段には大勢の舞台見物人が舞踏を鑑賞するべく座り込んでいた。明日は鎌倉海岸花火大会。さらに人が増えるのだろう。
盆太鼓
2009年08月08日 横浜市神奈川区
報道によるとお盆休みの帰省ラッシュで高速道路が混みだしたとかなんとか。花屋さんにお盆用の普段みかけない飾りつけ用のあれこれも並び始めた。スーパーに入ると、キュウリとナスビに足をつけた馬と牛が売っていた。世間ではお盆の季節に入ったらしい。夜歩くと、あちらこちらの公園に櫓が組まれ提灯が吊り下げられて盆踊りの会場ができていた。反町公園の櫓では、誰も回りで踊らない中でひたすら太鼓を叩いていた。
はまみらいウォーク
2009年08月07日 横浜市西区
2年前から建造していた横浜駅東口とみなとみらい21を結ぶ歩行者専用の橋が通れるようになっていた。橋は1年前にできあがっていたが、みなとみらい21に渡ったところに建築中だった日産のビルの完成が延びに延びて、せっかくの橋ではあるが、安全のため通せんぼしてあった。日産のビルは明日オープン。橋からビルの中を通り抜けてみなとみらい大通りへ出れるようになる。
壁の絵
2009年08月06日 横浜市神奈川区(4日撮影)
反町公園に隣接する屋内スケート場の公園側の長い外壁に絵が描いてあった。この手の絵を見ていると、自分が小学生になる頃から随分と好まれるテーマが変わったことに気がつく。ありふれた身近なものをモチーフに選び、自然礼賛の記号を散りばめてある。
蝉撮り
2009年08月05日 横浜市神奈川区(4日撮影)
姿を見つけさえすれば、蝉を撮るのはたやすい。ぐっとカメラを近づけても蝉は逃げない。そういえば、子供の頃、蝉は素手で捕まえるものだった。中国や東南アジアでは蝉の蛹を串刺しにして揚げたものを屋台で売っていて、ポピュラーなおやつになっているけど、あんなに捕まえやすい成虫はあまり見かけないそうだ。食べることはできるらしいが、成虫は腸内洗浄してから調理する必要があるという。手間がかかるので敬遠されているのだろうと想像している。
蝉の抜け殻
2009年08月04日 横浜市神奈川区
アブラゼミの声が本格的にうるさくなった。明かりがあればなきつづけるようで、夜も昼もおかまいなくジンジンとなきどおしだ。公園の樹木の間を通ると四方から耳を圧迫するかのように音がひしめいている。足元を見ると、セミの死骸をアリが処理した後に残るセミの羽根が何枚も落ちている。やたらと多く孵化しているようで、抜け殻もあちこちに落ちている。
夜の黒船
2009年08月03日 横浜市中区
電飾された黒船「観光丸」を前に、何組か夜風に涼みにきた人たちがベンチに座っていた。横浜開港博のためなのだろう。新港地区の海側は普段よりも人が多かった。若者が多かった。ちらほらと親子連れも見えた。