六角橋の大道芸だよ。日が暮れる頃、狭い通りにぎっしりと観客が詰め掛ける。チンドン屋さんが巡り、屋台が醤油の匂いを漂わせ始めると、芸の披露が始まる。紙芝居、ジャグリング、津軽三味線、フラメンコ、パントマイム、バランス芸、ベリーダンス、路上ジャズ演奏。観客は手にビールや食べ物をもってあっちへこっちへ。ハイライトは和太鼓だ。今年は鼓粋というグループが盛大にバチを振るっていた。その横では紙すきの体験や似顔絵やTシャツ描きをやっていた。
六角橋大道芸の案内
2005年08月27日 横浜市神奈川区(26日撮影)
明日の夜は六角橋商店街の大道芸。横浜トリエンナーレのサテライト企画、B級芸術祭を兼ねるらしい。開催は17時から。この通りは、テレビドラマのホットマンのロケ地になったらしくて、有名になってしまった。昭和の1960年代の雰囲気を残す商店街として紹介されるのが増えているようだが、関西の感覚だと1970年代じゃないのという気がする。関西の1960年代の市場は店舗が独立していなかった。その点、一軒一軒別店舗のここはモダンな感じがする。
土嚢の山
2005年08月26日 横浜市西区
台風と言えば昨年10月9日の横浜駅西口商店街の浸水騒ぎ。道路の表面が綺麗だったので、今回の午前深夜の台風は浸水をおこさなかったようだ。ビブレとダイエーの交差点のところに、土嚢が積み上げてあった。使った形跡があるので、用心のために積み上げたところがあったのだろう。昨年浸水をおこした運河には高さ50cmほどのかさ上げ工事が終わっており、それも効いたのかもしれない。備え有れば憂い無し。
アゲハチョウ
2005年08月25日 鎌倉市(24日撮影)
ニチニチソウにアゲハチョウ。昨日、鎌倉を歩いていると、いろんな蝶が飛んでいた。横浜よりも蝶が多い印象を受けた。蝶が育ちやすい環境はどのようなところなのだろうか。単に緑が茂っているだけでは不十分なようだ。今日は昨日から一転して台風で空が荒れた一日になった。ドシャブリの雨が降り続いている。これを打っている夜23時に衛星画像を見てみたら、今ちょうど台風11号が関東平野南部に上陸しているみたいだ。
釈迦堂切り通し
2005年08月24日 鎌倉市
今日は鎌倉の近くで午後3時まで用事で、それが済んでから他に何もすることがなかったので、久々の鎌倉そぞろ歩きをしてきた。今日は気温が下がり、散歩をしても汗だくになることはない。久しぶりに釈迦堂の人力切削トンネルを眺めてみた。鎌倉時代に良くもこんなの掘ったものだと何度眺めても感心する。鎌倉には、この手の岩を手掘りしたトンネルが何箇所かにあるが、その中でもこれが群を抜いてでっかい。
楕円歩道の上
2005年08月23日 横浜市中区(19日撮影)
今日は夕方から嵐になって散歩に出れず。金曜日に撮っておいたデジカメ画像からピックしてみた。新港地区のどまんなかに楕円形のでっかい歩道がある。その上から赤レンガ倉庫の方向を向いて撮ってみた。この歩道は、まるで芸術作品のような存在感をもっており、いかにも鋼の塊という重厚感にしびれる。赤レンガ倉庫の重厚な存在に負けないようにするには、これぐらいの造形が必要だったのだろうなと思う。
現像上がり
2005年08月22日 横浜市自宅
金曜日に現像に出したフィルムを受け取ってきた。もちかえってさっそくルーペで覗き込んでいた。金曜日の17時頃はたっぷりの斜光が満ちていて、海とベイブリッジや船のコントラストがとても美しい。200mmの望遠で捉えた船の姿は肉眼ではわからない部分まで写し込まれていて、しばし眺め込んでしまった。夕日に輝く赤レンガ倉庫のレンガ1個ごとの輝きの違いも詳細に写っている。この手の描写はデジカメよりフィルムの方が手軽に得られる。