港の見える丘公園の片隅に放り出されていた油絵道具一式を激写した。カンバスがないので、先生のところに持っていって支持を扇いでいる最中だったのだろうか。生々しく油絵の具の匂いが、こびりついていた。自分は油絵はやったことがない。やると楽しいよと誘われたことは何度かあるが、どうも、あの油の匂いが生理的に好きになれない。
ギター・チューナ
2005年01月15日 横浜市自宅
サイレント・ギターにギター・チューナが必需品なことに、ギターを買ったときに気付くべきだった。共鳴胴がないので、当然だけど音叉が響かない。音合わせのためには、ギターの出力ラインに音源を重ねるか、チューナを付けなければならない。これまでは、パソコンのMIDI音源を繋いで音を合わせていたが、やっぱり不便だった。そこで自分への誕生日プレゼントとしてチューナを買ってみた。いやいやとても便利だ。最初から買っておけば良かった。
カモメの行列
2005年01月14日 横浜市中区(10日撮影)
この時期、港の水際にカモメが溢れる。大半は、スズメみたいにロープや手すりに止まっている。集団で行動することが多いようで、いっせいに飛び立って、ばたばたといったりきたりしたかと思うと、いっせいにロープへ飛び降りて一列に行儀良く並んだりする。ときどき、1羽だけ単独で悠々と空を高く飛ぶカモメがいる。そいつを見つけると、「あぁ。あれがジョナサンだ」と思う。きっと、そういうカモメを見ていて「カモメのジョナサン」の小説を思いついたのだろう。
かもめにスナック
2005年01月13日 横浜市中区(10日撮影)
「♪ぎゃーっ ぎゃーっ ぎゃーっ カモメ ぎゃっ ぎゃーっ スナック欲しいか ほらやるぞ」なんて替え歌は鳴っておらず、オーソドックスに「カモメの水兵さん」を鳴らしながら、山下公園の路商のおっさんがスナックを売っていた。それを観光客が買って岸辺で手を差し出すと、ばたばたとカモメが寄ってくる。カモメが舞う姿をバックに記念撮影しようというカップルも寄ってくる。それをまた、散歩のついでにデジカメに捉えようと中年おやじも寄っていく。
横浜山手聖公会
2005年01月12日 横浜市中区(10日撮影)
横浜山手聖公会の火事の焼け跡。4日の日暮れに燃え上がってしまったと報道があった。石積みの外壁は無事でも、木組みの屋根は燃えてしまったようだ。さっそく、職人さんが現場に入っていて片付けを始めていた。新聞によると信者の無職の若者男性が火をつけたという。キリスト教では、どんな凶悪犯罪でも神の導きにより役目を与えられた人がおこなうと信じられていた。はてさて教会を燃やさせた神様の意図は何だったのだろう。
スイセンがいっぱい
2005年01月11日 横浜市中区(10日撮影)
ナルシスがぎっしり。美少年がいっぱい。このスイセンはとても香りが良かった。撮っている間に、淡く甘い香りが漂っていた。場所は、山手イタリア山庭園の外交官の家の玄関の前の芝生の中の花壇。今の季節は、ローズマリーとスイセンが花をつけている。外交官の家の反対側の関内方面を見渡せる西洋式庭園には、葉牡丹が几帳面に規則正しく格子状に植え込んであった。庭園の傍らの椅子に、一人西洋人の男性が座り、読書に熱中していた。
晴れ着に携帯
2005年01月10日 横浜市神奈川区
新横浜からやってきた電車に晴れ着の女性が乗っていた。横浜市の成人式は新横浜の横浜アリーナでおこなわれる。成人式を終えた人たちは、新横浜で暴れたり、桜木町に出たりするらしい。そういえば山下公園でも晴れ着御一行様をみかけた。このお嬢さんもそうだけど、晴れ着姿でも携帯電話を手放すことはないようだ。片手にもって夢中になって操作をしていた。横浜駅では携帯を耳にあてた晴れ着の女性がたくさん歩いていた。