三ツ沢への散策道の途中に植えてあるブラシの木の 1 本は、 南向きの車道側にちょっと開いているだけで、 北側の歩道側では丸いつぼみばかりだった。 車道側でもおしべが伸び切っているものは少なく、 おしべが伸びていく途中のものが大半だった。 他の木は丸いつぼみだけだったので、 これでも開花は進んでいる方だ。 冷え込んだり陽気になったりとめまぐるしく気温が振れていて、 ブラシの木は低い方に引きずられているみたいだ。
ムサシアブミ
2024年05月11日 横浜市神奈川区
三ツ沢せせらぎ道が工事中で、 ムサシアブミ観察がやりにくくなっていた。 目当ての仏縁苞は大きな三つ葉の下にある。 近づけないので、 葉をめくりにくく、 咲いているのかどうかがわかりにくい。 一つ一つ見ていくうちに、 水路を挟んだ向こう側に、 仏縁苞が見え隠れしているのを見つけた。 誰かが、 葉をかきわけたみたいだった。
クロユリ
2024年05月10日 横浜市鶴見区(5日撮影)
臭くなかったのでクロユリが咲いているとは気づかず、 見過ごしてしまうところだった。 花が目に入ったものの、 臭いを警戒して、 カメラにズームレンズを付けていたのを幸いと、 望遠端にして距離をとって写した。 なぜ、 あんな便所の臭いがする花が存在しているのか、 自然界は不思議だ。
ジャガイモ
2024年05月09日 横浜市鶴見区(5日撮影)
20年前の関東ロームの丘に上ると、 ジャガイモ畑が当たり前のように広がり、 可愛らしく愉快な花を楽しめたのだが、 それも昔の話になり、 畑は住宅街へ変わっていった。 今は、 公園の菜園でジャガイモを栽培しているのを見かける。
ホオの木
2024年05月08日 横浜市港北区(5日撮影)
師岡のホオの木の花は開いたばかりだった。 5月の連休中に開花から間もない年は珍しく、 おかげで開いた直後の花を間近に目にする機会に恵まれた。 濃赤と白の対比がすごい。 おしべとめしべの先に薄桃色の点がついていて可愛らしい。 20年近く、 この木を訪ねてきたけど、 開いたばかりの花を間近で見たのは初めてだ。
桐
2024年05月07日 横浜市鶴見区(5日撮影)
初夏の爽快さを感じさせる咲き方をしている桐の木に出会えた。 ここ10年ほど、 この木の下を通るときは咲き終わりかけていて、 花が見事な姿を目にするは久しぶりだ。 ほど良く葉を広げるにとどまり、 葉が花を遮ってないのが良い。
ヒメヒオウギ
2024年05月06日 横浜市神奈川区
ヒメヒオウギの花が増えた。 なかなか花を見ないと感じていたのは、 開花が遅れていたせいだったようだ。 路地に生えているものも、 プランターに生えているものも、 同じように花を開いていた。 六角橋から反町にかけて、 橙色の花が主流だ。 白色の花は稀だ。