池の前に立つと鯉が身を寄せあって口を水面に突き出してくるのを思い浮かべてしまうほどに、 横溝屋敷の鯉のぼりが生々しかった。 強風がぐいぐいと鯉のぼりを踊らせていたので、 なおさらだ。 大きな鯉のぼりは色あせて、 鮮やかさは小さい鯉のぼりが担当していた。
シャクヤク
2024年05月04日 横浜市鶴見区
馬場花木園でボタンの花が終わって、 シャクヤクの花が本番を迎えていた。 ボタンとシャクヤクの花の違いの一つに、 シャクヤクの方が蟻が好むようだ。 レンズを向けると、 蟻が動き回っている花が多い。 蟻のいない花だと思っていても、 しばらく見ていると花びらの影から出てきたりする。
青島神社
2024年05月03日 宮崎市
ずいぶんご無沙汰していた青島神社に参拝してきた。 島に渡ると、 若者ばかりになっているのは予想していなかった。 自分が一番年食っているのではと思ったほどだ。 青島海岸ではお年寄りもいたし、 日本人以外も普通に見かけたが、 境内が日本人の若者ばかりなのは不思議だった。
橋
2024年05月02日 日南市(1日撮影)
一年前に工事中だった橋が完成していたのだが、 新しく横に掛けている橋が車道も一緒に付け替えているのだと勘違いしていたので、 歩行用だとは意外だった。 城之下橋ができたのは記憶が曖昧だが、 子供の頃、 橋を渡って吉野方まで早朝ジョギングをしていたのは覚えている。 今は老朽化して特に狭い歩道が危なそうだった。 歩道だけでも新しくなって安心して渡れた。
武者人形
2024年05月01日 日南市(4月30日撮影)
豫章館のふすまが開けっ放してあって、 武者人形や兜飾りが飾ってあった。 鎧と言えば小村壽太郎記念館に、 学芸員の方が新型コロナ・ウィルス感染症で人が途絶えた年に、 100円均一で購入してきた部材を使って手作りした本格派の一品が飾ってある。
鯉のぼり
2024年04月30日 日南市
10メートルを越えていそうな、 立派な竹を使って鯉のぼりを飾ってあった。 日南では、 縄を斜めに張って鯉のぼりを吊るす習慣がある。 竹の頭には葉を残して。 矢車を付けない。 すごい家だと、 縄を竹の周囲に何本も張って新旧入り混じって鯉のぼりを吊るしまくっているところもあった。 そこまで過激な鯉のぼりは廃れたようで、 今は珍しくなった。
チリアヤメ
2024年04月29日 日南市
南米チリの草、 チリアヤメは、 牧場のように動物が踏みつける場所に生える。 他の草が踏みつけられて傷んで撤退していく中、 チリアヤメは踏みつけられても平気なのだそうだ。 むしろ、 踏みつけられた方が元気に種を飛ばして増えるらしい。 横馬場通りのチリアヤメは観光客が減り、 踏みつけられにくくなって、 元気がなくなっているようだった。