地上のひんやりした空気の上に暖かい湿った空気が入り混んで、 高層雲が空を覆っていた。 地上のひんやりした空気は澄んでいて、 ぼんやりした空とは対照的に丹沢山塊の下側までくっきりと見通せた。 標高 1252 メートルの大山の山頂が隠れているので、 高層雲にしては低い高度に現れていたことになる。
ハナマキ
2020年10月10日 横浜市西区(4日撮影)
石崎川の小学校の前で、 赤色のブラシがハナマキの枝先にできていた。 関東ロームの丘の上にハナマキが生えている一方で、 川辺や暗渠脇でも見かける。 土壌が乾燥していても湿潤でも関係なく育つみたいだ。 台風 14 号は南の海にそれたが、 台風が寒気を引き込み肌寒くなった。 長袖のシャツとジャージーを引っ張りだして部屋の中で着ている。
キンモクセイ
2020年10月09日 横浜市西区(4日撮影)
キンモクセイの枝は一箇所から3本に分かれて伸びる傾向がある。 均整に分かれて、 花を3本とも同じようにまとっている姿は、 キンモクセイならではの絵になる。 雨の中、 仕事帰りにスーパーに卵と牛乳の補充に入ったら、 割引シールのついたコロッケが惣菜売り場に並んでいた。 念のためコロッケを大量買いするような人はやっぱりいないみたいだ。
キンモクセイ
2020年10月08日 横浜市西区(4日撮影)
石崎川プロムナードの横断歩道の階段は、 大きなキンモクセイを囲んでいる。 階段の上の横断歩道よりもさらに高くキンモクセイは伸び、 すさまじい数の花が枝にまとわりついていた。 木の近くは濃厚な香りに満ちていた。 通勤路の途中にもキンモクセイが多く咲いていたものの、 今朝は木の下に花の絨毯ができていた。 土曜日に台風14号が通った後、 花がなくなっているのだろう。
キンモクセイ
2020年10月07日 横浜市港北区(3日撮影)
キンモクセイは大きな木に育っても、 上から下まで花を同じように一斉に開く。 大きな木の上の方は、 普通なら見上げるしかないが、 綱島街道の歩道のフェンスにキンモクセイの梢が並んでいる場所がある。 植わっているのは、 街道からおよそ5メートル下にある公園で、 公園に降りると木の下の花を、 道路からは梢の花を楽しめる。 上も下も同じように香り、 花の密集ぶりも同じことが良くわかる。
キンモクセイ
2020年10月06日 横浜市港北区(3日撮影)
キンモクセイを並べて植えて生け垣にしてある建物が、 ありふれている。 放っておくと背が高く大きな木に育ってしまうため、 生け垣には向かないと思うのだが、 なぜか好まれるらしい。 街路樹とはもはや呼べないような巨大なキンモクセイの壁が伸びる姿は、 横浜の街中に何箇所かあるので、 気が付きそうなものではあるが。
ヒガンバナ
2020年10月05日 横浜市西区(4日撮影)
花は数は欲しいが、 ひしめきあってしまうと花の形がわかりにくくなる。 ヒガンバナは晩秋から初春までに細長い葉で光合成にいそしむ。 今の季節には日陰だけど、 冬は木々が葉を落として日当たりが良くなる場所だと旺盛に球根が分かれて花が密集する。 逆に冬でも日陰になるところを探すと、 ほどほどに花が揃っていることもある。