草の合間にピンク色の螺旋が見え隠れする。 今年は公園の草刈りも自粛したらしい。 雑草が長く伸びて、 ネジバナが隠れてしまった。 スーパーの棚に品が戻りつつある。 5月中に棚が空になっていた薄力粉と食塩無使用バターが置いてあった。 学校再開で、 子供のおやつの手作り需要が過ぎたということなのだろうか。
テッポウユリ
2020年06月13日 横浜市鶴見区
昼前は土砂降り。 昼を過ぎてから穏やかな降り方に落ち着いたが、 雨は止むことなく降り続けた。 雨の馬場花木園までの遊歩道も園内も閑散としていたのに対して、 通りを過ぎる自家用車が多く、 雨の中をわざわざ歩いてみるもの好きは少数派のようだ。 園ではテッポウユリの最後の花が雨粒をまとわせていた。
スイレン
2020年06月12日 横浜市港北区
水の中からスイレンが湿気を帯びた空気へ向けて花びらを広げる。 今日は風が止み、 肌に湿気がまとわりつくかのようだった。 スイレンの花は増え、 水面を覆う丸い葉の間に桃色の道標が浮かぶ。 シオカラトンボがすいすいと花を辿って飛んでいく。 池からは水鳥と子供が姿を消した。
アジサイ
2020年06月11日 横浜市港北区(7日撮影)
梅雨入り。 夕刻の帰宅時間を狙ったような激しい雨の中、 駅に辿りついた。 家につくまで雨は止まず。 ただし駅から出てからは小ぶりになっていた。 雨が上がった夜。 肌寒く感じるほどの強い西風が部屋を通り過ぎていく。
コウホネ
2020年06月10日 横浜市港北区(7日撮影)
菊名池は、 かってハスの丸い葉が茂っていたものだが、 鯉ヘルペス・ウイルスが侵入したときに、 根こそぎ撤去となった。 その後、 またハスを植えるのかと眺めていたら、 コウホネに変わった。 水上葉の合間に黄色の花が見え隠れしている。 ときどき、 葉が茂る一帯から離れて池の岸辺の近くに花を咲かせることがある。
クリ
2020年06月09日 横浜市神奈川区(6日撮影)
冬の終わる頃に寒緋桜が咲いていた辺りに栗の木が植えてある。 道に向かって長いヒゲのような花をぶらさげていた。 この栗の花の匂いは弱く、 近づかないと生臭くなかった。 民家が迫る狭い遊歩道に向く匂いが弱い品種があったりするのかもしれない。
テッポウユリ
2020年06月08日 横浜市神奈川区(6日撮影)
白いテッポウユリの花が何本も横に突き出していることを期待していたのだけど、 開いているのは 2 本だけだった。 咲き終わった花を摘んだ形跡はない。 つぼみもない。 咲くのを自粛したようだ。