菊名の枝垂れ桜の上は見事な満開だった。 下は葉桜も終わりかけで、 若葉が初々しくなっていた。 葉桜は東と南側が上まで進んでいた。 植えてあるのはロータリー交差点の真ん中でぐるりと一周すると、 桜のいくつかの表情を見ることができてお得だ。 見終わって東横線の開かずの踏切が開くのを待つ間に、 何本もの特急と各停が走っていく。 どちらの方面向きも電車は空いており、 人の姿が見えない車両もあった。
タンポポ
2020年04月11日 横浜市神奈川区
人気を避けて寺尾の丘公園へ向かう。 この公園に裏口から入ると、 閑散としている。 丘のてっぺん辺りではくつろいでいる親子連れがいたが、 距離を取って横を通り抜けるには問題なかった。 斜面には点々とタンポポが咲きだしていた。 今の時期は、 在来種の特徴が強いタンポポばかりで、 外来種はまったく咲いていなかった。
京急東神奈川駅
2020年04月10日 横浜市神奈川区
京急本線の旧神奈川宿の辺りは盛り土の上を走っている。 最初に地面に線路を引いたのは京急だったが、 後に国鉄が東海道線と港を結ぶ貨物線を敷くために、 京急は盛り土の上に線路を引き直した。 さらに国鉄が横浜線を敷いたとき、 仲木戸駅のすぐ横に東神奈川駅の名称で駅を新設した。 貨物線は既になく、 道路になっている。 それから長い年数を経た先月に、 今度は伝統ある仲木戸駅の駅名がなくなってしまった。
藤の花
2020年04月09日 横浜市神奈川区
京急の電車が通過すると、 藤の花の房が揺れ、 香りが、 ふいと強くなった。 花の房が重なり合って、 咲き方が豪華だ。 毎年、 立派に花が咲くのは、 大切に育ててあるからなのだろう。 ありがたいことだ。
赤マスク
2020年04月08日 横浜市神奈川区
お地蔵様が赤いマスクを着用していらっしゃる。 鼻と口を覆っていたいのに、 あごへずり落ちてしまっているのが可哀想だ。 通勤電車の乗客だって、 車両につき数名を除いて、 マスクを付けていた。 多くが付けているのは白い不織布の使い捨てマスクだが、 少しずつ布マスクをしている人が目に入りだした。 だけど、 お地蔵さんのような真っ赤なマスクをしている人とは出会わなかった。
枝垂れ桜
2020年04月07日 横浜市神奈川区
公園の片隅に人知れずひっそりと花を開く枝垂れ桜。 では、 公園は人気がなくて静まりかえっているのかというと、 さにあらず。 日没時の薄暗さの中、 子供達のグループが声を上げて走り回って遊んでいた。 子供はそれが良い。 その上で、 感染拡大に繋がらない行動へと、 ヒトの本能を昇華する必要がある。 だが、 思慮が浅く短慮な大人が目立つ。 明日から公園さえも静まりかえるのか、 関心を寄せておく。
垂れ花桃
2020年04月06日 横浜市神奈川区(4日撮影)
大口駅前公園はソメイヨシノの大木が見事だが、 ハナモモが何本も美しく咲く場所だ。 ソメイヨシノには人は群がりたがるが、 ハナモモには見向きもしないので、 回りに誰もいない。 安心して花を眺めることができる。