神奈川区に伝承されている里神楽の演舞が、 神奈川宿跡にある熊野神社の夏祭りでおこなわれる。 太鼓と横笛の囃子に、 面をつけて舞う無言劇がくりひろげられる。 ときおり解説のアナウンスが流れる。 神楽といっても、 舞いの舞台の神社に奉られている神々の劇ではなく、 古事記と日本書紀を題材にした神社横断の独特な能のような神楽になっている。
一の宮神社
2017年08月19日 横浜市神奈川区
一の宮神社の夏祭りで入江川流域の各所をお神輿が回る音が聞こえていた。 神社では参道に出店が並び、 本殿には笹の飾り付けがしてあった。 午前中に上がってみたら、 神主さんと氏子さん方が本殿の周囲の祠を回って一つ一つをお参りしているところだった。
タカサゴユリ
2017年08月18日 横浜市港北区(13日撮影)
菊名小学校の角にタカサゴユリがまるで道標のように突っ立っていた。 もちろん、 花はてんでばらばらの方向へ口を向けている。 1週間近く続いた涼しい日々が一段落して、 夕暮れ近くから夏の暑さが戻ってきた。 空も久しぶりに晴れ渡り、 夜は星がまたたいていた。
キノコ
2017年08月17日 横浜市港北区(13日撮影)
8月に入ってから雨が降りやすくなり、 この月曜日から水曜日まで雨の恵みが続いていた。 夏の暑さの中、 地面が湿気を帯びると、 菌類が元気になるようだ。 踏みつけ道の散策路にウスキテングダケが並んでずっと続いていた。 湿気が高いときは、 傘が開く前の丸いときに、 表面にぬめりが出て、 てかてかしている。 横浜では頻繁に目にする身近な毒キノコの一つ。
タカサゴユリ
2017年08月16日 横浜市鶴見区(13日撮影)
宗泉寺の裏手は獅子ケ谷を囲む丘につながっている。 急な坂を登って丘の反対側の急坂を降りて谷の奥に入る。 その辺りは畑が残っており、 畑の道路際にタカサゴユリが植え込んである。 宗泉寺よりも一足先に花の見頃を迎え、 次々と白い花が目に入ってくるのが見事だった。
タカサゴユリ
2017年08月15日 横浜市鶴見区(13日撮影)
宗泉寺へ上がる階段と坂にタカサゴユリが植え込まれている。 そろそろ咲いているだろうと寄り道してみたが、 花の盛りは少し先のようだった。 お盆を 7 月におこなう世帯が多いようで、 8 月のお寺はひっそりしていた。
切子灯篭
2017年08月14日 横浜市神奈川区(12日撮影)
お盆の風物詩、 薬王寺へ切子灯篭を見に入った。 毎年、 和紙を貼りなおし、 木の枠を磨くのだろう。 新品同様の姿でかかげてある。 木の枠の間に貼ってある和紙はピンと伸びて皺がない。 下に垂れ下がっている方は、 風に揺られるうちに緩やかな皺がつき、 上と下で和紙の表情が異なる。