ハスの花は重い。大半のハスの花は重くても水面からすっくと伸び上がった茎の上に咲いているのだが、中には自らの重みに耐えきらずに茎が倒れてしまうものもある。倒れても葉にひっかかってしまうようだが、葉がない端では池に倒れてしまっていた。花がスイレンのように水に浮かんで咲いていた。
サギソウ
2015年08月08日 横浜市鶴見区
馬場花木園に秋の始まりを告げるのはサギソウの白い花々。立秋の頃に花を開き、園に訪れる人々は膝をかがめ、白い可憐な花に見入る。今年もたくさんの花が開いて狭い鳥小屋のようなサギソウ専用の一角から外に飛び出そうとしているかのように花を開いている。
夏雲
2015年08月07日 横浜市港北区(5日撮影)
夏の雲はそびえ立つ。高々と頭を上げて、蒸し風呂の下界を見下ろしている。今日もまた蒸し暑かった。街の中は 35 度を越えていたようだし、湿度が高い。ひっきりなしに汗がにじんでいたが、いっこうに乾く様子がない。台風が日本の西を北上していくと、横浜は蒸し風呂天気になるようだ。
タカサゴユリ
2015年08月06日 横浜市港北区(2日撮影)
タカサゴユリは、植木鉢で栽培されているものよりも、野性化して雑草同然に草に混じっている方がたくましいようだ。花の数が多く、背も高い。8月に入って、タカサゴユリがどんどん花を開いている。
富士山
2015年08月05日 横浜市港北区
連日の暑さが柔ぎ過ごしやすくなった。何よりも湿度が下がって不快感が薄まった。そういえば2日後は立秋だ。湿度が下がったということは、大気が乾燥してきたということで、大気が澄んできたはずだから、久しぶりに西空の霞が晴れて富士山が姿を見せてくれてもおかしくない。
花火
2015年08月04日 横浜市神奈川区
横浜新聞花火大会の音が響いていた。大口商店街の入り口は、この花火を見物できる場所の一つ。通りの向こうを花火が飾っていく。横浜の花火は、靄が邪魔をすることが多い。靄を作るのは花火だ。同じ場所に花火が何度も上がっていくと、靄が次第に濃くなっていき、ついには花火を隠しだす。そして音だけが響き渡る。
ハギの花
2015年08月03日 横浜市港北区
ハギは残暑を彩る花ではあるけれど、早い年だと梅雨明けから日陰で花を開いている。真夏の間のハギは咲いていても数が少ない。暑さに耐えるように細々と秋が訪れるまで思い出したように花を開いている姿を目にする。