今年の横浜のロウバイの開花は早く、年始から花を開いている。この数年間で一番早い。馬場花木園と滝の川せせらぎ道のロウバイが両方とも花を開き始めたのは年末のことで、年が開けてから花の数が少し増えた。といっても、開花の本番は先のようで、江川せせらぎ道ではつぼみが小さなままだし、花木園でも木によっては花が開いていない。
輪飾り
2015年01月03日 横浜市神奈川区
東横フラワー緑道の横浜駅側の入り口の木に、注連縄の一種である輪飾りがとりつけてあった。縄を輪に結わえてある。横浜では輪飾りを外に飾っているのは珍しいほうだが、少しずつ広まりつつある。話によると注連縄のように輪飾りを玄関などに掛けるのは東京の風習らしい。東京にあって横浜にないものに、先端を水平に切った門松がある。あれもそのうち横浜に入ってくるのだろうか。
臨港パーク
2015年01月02日 横浜市西区
臨港パークは海風が強く開けた場所があるので凧揚げに向いているのだろう、数名がゲイラカイトを空に浮かべていた。和凧を揚げている人は一人もいなかった。テレビアニメの絵柄らしきものが主流のようだ。中に子供が揚げていたものが、一つだけ和凧のような絵柄だった。
雪
2015年01月01日 横浜市中区
新年に、風花踊る、めでたさや。横浜は冬らしい元旦になった。雪が舞い始めたときは、日が雲に隠れきれておらず、日差しの中で雪が舞う風花になった。雪の勢いは弱く本降りというほどにはならなかった。元旦のみなとみらい21は店じまいしているが、雪を避けるため建物の中の通り抜けに人がたくさん集まっていた。床には明日の福袋セールの順番待ちのテープが張ってあった。
ヘクソカズラ
2014年12月31日 横浜市港北区(30日撮影)
ヘクソカズラは都会のフェンスでも平気に絡まって蔓を伸ばしている。横浜でも、身近な野性の蔓の一つだ。冬に入る頃に、茶色の小さな丸い実をたくさんつける。人の通りがまばらな湾岸のフェンスの実はすぐになくなるので鳥が食べているのだろうと思われる。東横線を渡る陸橋の手すりにからまっている蔓の実は熟したときからそのままついたままの様子だ。車も多ければ人も頻繁に通る場所で鳥がやってこないのかもしれない。
夕日
2014年12月30日 横浜市港北区
美しい夕日をしみじみと眺めるのは久しぶりのことだ。夕日の横の木立は篠原八幡のシラカシとアラカシの林だ。日が没するまで立ち尽くして見入っていた。あちこちで除夜の鐘と初詣の準備が終わっていた。昼過ぎからの陽気は明日も続くようだが、大晦日の夜、年越しは雨になるそうだ。9年ぶりに横浜で新年を過ごすことにしたのだが、大桟橋とマリンタワーのカウントダウン・イベントはお預けになりそうだ。家でおとなしく過ごしつつ除夜の汽笛を聴くことにしよう。
残りカエデ
2014年12月29日 横浜市中区(28日撮影)
今だに紅葉しているカエデがある。今年は不思議で紅葉を1ヶ月間以上楽しめている。あっちの木が紅葉して散ったら、今度はこっちの木が紅葉している。順繰りに紅葉していき、それが1ヶ月に渡った。今、紅葉しているのは木立の合間や風が吹き込みにくい場所がほとんどのようだ。寒風にさらされにくく、長く続いた夏の熱が地面に残っていて温室の中に入っているようなものなのだろう。