熊野神社の夏祭り2日目の夜、神楽を演じていた。熊野権現を祀る神楽を期待して覗いてみたのだが、やっていたのは江戸神楽だった。江戸神楽は、歌舞伎や能のように演目が決まっていて、今風に言うならば日本神話から近世までの様々な縁起の二次創作みたいな感じだ。なので、演じられている神社の神々とは関係ない演目が舞われることになるのは仕方がない。お祭りの雰囲気が出るので、それでも良いのだろう。
櫓
2014年08月16日 横浜市神奈川区
真夏のうだる程の暑さを軽い夕立が押さえ込んでいる最中、熊野神社のお祭りの出店は参拝客の少なさで手持ち場沙汰そうにしていたり、店を離れて立ち話に興じたりしていた。神社の境内は戻ってきたお神輿を蔵に収めて一段落したところだったようだ。隣の公園は盆踊りの会場になっていてジャングルジムにスピーカーがつけてあったりするのだが、雨の中、誰もいなかった。
ホトトギス
2014年08月15日 横浜市鶴見区(9日撮影)
8月前半にホトトギスの花が早くも開く。水辺にはアカトンボが飛んでいる。昨年までの数年間、夏がやたらと暑くて長いと感じたものだが、今年は帳尻を合わせるかのように、夏の気配が薄い日が多い。冷夏というほどではなく、降水と日照に恵まれているので穀物が育つ夏であったら良い。
抜け殻
2014年08月14日 横浜市鶴見区(9日撮影)
この夏、セミがおとなしい。アブラゼミの声で耳が圧迫されたことがない。昼間にセミの声を聞かなかった日もあるぐらいだ。8 月前半はアブラゼミが増える時期だというのに、セミの抜け殻を目にする機会が少ない。羽化が低調なようだ。
ユリ
2014年08月13日 横浜市鶴見区(9日撮影)
タカサゴユリの花が開き始めていた。7月に丸っこい形をした様々な色のいろんな大きさのユリの花が咲き競っていたのに対して、8月はラッパの形をしたタカサゴユリが主に咲く。タカサゴユリは白だけで、他の色を見たことがない。
ヒオウギ
2014年08月12日 横浜市鶴見区(9日撮影)
夏に咲くアヤメ科の植物、ヒオウギの花。京都に住んでいたとき、祇園祭が近づくと花屋さんにたくさん並べてあった。祇園祭に欠かせない花なのだと聞いたことがある。3つの花びら2組に3つのオシベが伸びる。落ち着いたオレンジ色に斑点が美しい。葉はアヤメ同様に扇が縦に立った形をしている。扇の形をしているけど、これを乾かしたとしてもウチワの代わりにはならなさそうだ。整った形なので、形だけ取り入れたウチワを作ってみたらどうかと考えている。
蓮
2014年08月11日 横浜市鶴見区(9日撮影)
池の蓮は水辺から近い位置に花が開いてでもいない限り、間近に鑑賞することができない。その点、壷の蓮植えは、花の鑑賞に不自由することはない。壷に植えてある蓮は、葉も花も池の蓮に比べて一回り小さくてかわいい。