日の出から日の入りまで晴れ続けたのは10日以上ぶりのことだ。横浜の真冬は、晴天でからからに乾燥している日が続くものだが、この冬は勝手が違う。2週連続で積もった雪も、人が手をださずに日向の地面を覆っていただけのものは、日が当たってあっけなく融けてしまった。そんな中、踏み固めて作ってあるらしきカマクラが日にあたりながら形を保ち続けていた。
雪だるま
2014年02月15日 横浜市港北区
またもや 20cm を越える積雪な上に、 今度の雪は湿気を多く含み、 重くてぬかるみになりやすい質の悪いものだった。夕方には、踏み固められてないところがびしょびしょの雪の沼のようになっていた。 そのような場所の一つだった菊名池の公園の広場に雪だるまが泥に汚れてぽつねんと立っていた。
ブロッコリー
2014年02月14日 横浜市神奈川区(9日撮影)
1週間前、畑に積もった雪からブロッコリーがキノコのように顔をだしていた。ブロッコリーの普段の姿は、キャベツよりもずっと大きな葉に包まれているものだが、収穫のために葉をむしり取った後のようだ。今日も雪が降って外はすっかり雪景色だ。夜半には雨に変わるだろうとの天気予報が当たると、雪融けが進んで、こののような姿はもう見られなくなるかもしれないけれど、雪かきが面倒だし、雪は融けてしまう方がうれしい。
マンサク
2014年02月13日 横浜市鶴見区(11日撮影)
この1週間、日中に出し惜しみしているかのように短時間の日差しがあるだけで、どんよりした雲が空を覆い続けている。昼間の気温でも10度を切り、ときおり雪もちらつく。真冬のどん底の陰鬱さにふさわしい毎日だ。そんな中、マンサクが花を開いていた。梅の花も少しずつ増えつつある。
カマクラ3
2014年02月12日 横浜市港北区(9日撮影)
日曜日に多くみかけたかまくらは雪の壁を作って上を雪でふさいだタイプだった。天井が落ちやすい不良かまくらが濫造されていたようだ。丈夫なかまくらは、雪を踏みしめながら固めつつ積み上げて雪山を作り、横から雪洞を掘るという。わかっている人が作ったかまくらは、ちゃんとそういう作りになっていた。
カマクラ2
2014年02月11日 横浜市神奈川区(10日撮影)
道を歩いていくと小さなカマクラを至る所で目にする。雪だるまよりも多い。カマクラを作ってみたかったけど雪の量が少なすぎてこれまで諦めていた人が多かったということなのか、それとも今年の流行なのかはわからない。滝の川せせらぎ道に、こぶりのカマクラの中に雪だるまが入れてあった。これなら両方作れて楽しかっただろう。
クリスタル・セレニティ
2014年02月10日 横浜市中区
大桟橋に客船「クリスタル・セレニティ」がやってきていた。客船「飛鳥II」に似ているのは、「飛鳥II」がかって「クリスタル・ハーモニー」であり、同じクリスタル・クルーズの客船だったからだ。「飛鳥II」よりも 9 mほど長い。