菊名駅を出て道を歩き出すと、いたるところに白い看板が立っている。いわく「初詣は菊名神社へ」55年ぶりの本殿の建て直し工事が完了し、できたてぴかぴか霊感新たかぶりが増している今、ご利益ありますよということなのかもしれない。神社に入ってみたら、以前は1階だった拝礼場所が2階になって、階段がついていた。平地の平屋立てで階段を登らなくてもお参りできるバリアフリーの良さがなくなってしまった。
吉田新田跡
2012年01月14日 横浜市西区(13日撮影)
野毛の展望台に登っても登らなくても、眼下に広がる光景は似たようなもので、ビルの連なりが広がっている。江戸時代の吉田新田の埋め立てが始まる前に、もしもこの場所に立ったなら、深い入り江が広がる情景を望めたろう。遠浅の干潟だったのだろうか。入り江の入り口には、その名のとおり、海に横に突き出た横浜の砂嘴が伸び、自然の防波堤になっていたという。そんな説明が、展望台にプリントしてある。
野毛展望台
2012年01月13日 横浜市西区
しばらく訪れてなかったら、いつのまにか野毛山公園の展望台が作り直されていた。以前の展望台は、鉄柱で板を持ち上げた昔の日本家屋のような風情で良かったのだが、鉄は塩分を含んだ潮風で痛みやすく、老朽化が激しく進んでいたのも事実だった。新しい展望台を一目見て、もう一工夫してエッシャーのだまし絵の塔のように錯覚で見えるようにしたらおもしろかったのに、と反射的に考えが思い浮かんだ。
LED大木電飾
2012年01月12日 横浜市西区(10日撮影)
今シーズンの高島屋前の大木電飾を横から見たのを一枚。下から見上げたものは昨年11月に掲載済みだ。角度をずらして楕円錐3つを重ねてある。凝った造型だ。面に沿って、点々と2色のLEDが光っているだけでなく、白い光が流れ落ちる筒状照明もところどころに混じり、変化に富んでいる。今日は寒波が居座っていて日中も気温が上がらず、外を歩いているだけで耳が痛くなった。手袋をしていても指がかじかみ、デジカメ撮影どころではなかった。
LEDネット
2012年01月11日 横浜市西区
横浜駅西口の植え込みを彩るLEDの数々は、粗いネットに電線ごと絡めてある。ネットを植え込みに被せてある。何年か前は電線同士をつないでネット状にしてあったが、電線とネットを別にすることで、LEDの数と電線の長さを減らしているのではなかろうか。電力使用量を減らすための工夫の一つなのかもしれない。
屋内パビリオン
2012年01月10日 横浜市西区
日産ビルの屋内展示スペースに、パビリオンみたいなものが登場した。車の上にカプセルホテルののカプセルベッドをでかくしたような構造体が乗っかっている。ル・コルビジェの現代建築の五原則のうち、屋上庭園を除いて、ピロティ・自由な平面・水平連続窓・自由な立面の4つに適っているものの、格好良さではサヴォア邸の足元にも及んでいないのが残念だ。
ソシンロウバイ
2012年01月09日 横浜市鶴見区
ソシンロウバイが開花しだしている。花が開きだした枝には、いくつものツボミが黄色の玉に膨れて並んでいる。ツボミは濃いレモン色で、花びらが伸びると蝋のような色合いになる。馬場花木園にある数本のうち、2本に開いた花がついていた。まだジュウガツサクラが咲いているし、マユミの実もピンク色を残している。冬本番の寒さになったとはいっても、ロウバイが見頃になるのは、もうしばらく日数が必要な様子だ。