元旦早々、vim エディタで ruby スクリプトを書くのに熱中してしまって、ふと気がついたときはもう日が傾いていた。元旦のうちに初詣を済ませておこうと、八幡様の石段を登った。手前の振徳堂から雨戸をガタゴト締める音が漏れていた。飫肥の城下町は東西南北に4つの神社が囲んでおり、城跡にあるこの八幡様は北の方角を担当している。
廃油ろうそく
2011年12月31日 日南市
台所から出る使用済の揚げ物油を捨てずに、それを使ってろうそくを手作りして、夏冬のイベントの都度に並べて灯りを演出するのに使ってある。由来を知っているものだから、匂いをかいでみるのだが、不思議と揚げ物の臭いはしない。ろうそくの誘導路を進んでいくと鐘つき堂のある小学校の校庭へ出る。除夜の鐘は108までは整理券がいるけど、以後は好きにつける。今回は年を越えて合計300回ほどついたらしい。
お茶の花
2011年12月30日 日南市(29日撮影)
紅葉しているぐらいだから、お茶の花がまだ開いているかもしれないと、生垣を見て回ったら、本当に咲いていた。お茶の花なんて珍しくもなんともないのだが、年末年始に露地に咲いているお茶の花の姿へお目にかかったのは、これが初めてのことだ。ところで、お屋敷にお茶の木の生垣を作り、武家さん含めてお茶詰みをしていた伝統が飫肥にはあったという。そんな風習は他で耳にしたことはない。珍しいので、観光資源にしたらよかろうに。
飫肥城の紅葉
2011年12月29日 日南市
水手門への降り口のモミジの大木も綺麗だった。松尾の丸へ昇る階段を旧本丸跡から見下ろすと、夕日にモミジが染まっていた。このモミジは自分が小学生のときからここにあったどころか、木登りしたことも覚えているのだけど、不思議と紅葉している姿の記憶がない。子供の頃の記憶が随分と断片的で薄れてしまっていることを、帰省する度に思い知らされる。
飫肥城大手門
2011年12月28日 日南市
横浜から日南へ帰省してみたら、飫肥城の大手門の入り口を飾る紅葉はちょうど見頃を迎えたところだった。他にも数ヶ所、紅葉が元旦まで綺麗だった。いくら南九州であるといっても、年末年始に紅葉することは珍しい。
横浜駅東口
2011年12月27日 横浜市西区
横浜駅東口の地下街へ入る階段とエスカレータの改装工事が完了していた。エスカレータの口には遊園地の入り口みたいな門が作ってある。階段はテラコッタ風になり、壁際に植え込みスペースが増えた。イタリアっぽくしたいのだろうと感じた。そこに恒例の巨大門松が据えてあるのだが、門の前では存在感が薄れてしまっていた。
関帝廟
2011年12月26日 横浜市中区
平日ながら中華街は人で埋まっていた。忘年会とは関係なさそうな子連れの家族や、若いカップルも多い。中華のアクセサリショップを回っているらしい若い女性グループもいた。3月の震災直後の閑散としていた風景がまるで嘘だったかのように賑わっている。通りには甘栗売りの声が続いていた。春節の大提灯を吊るした関帝廟にも人がたくさん訪れていた。