参議院補欠選挙に投票した後、夕方の散歩にJR鶴見駅まで第一京浜を歩いてみることにした。この道を歩くのは久しぶりのことだ。感心するほど活気のない道筋である。生麦の北まで進んだところで、これまた時代がかったJR国道駅のガード下にでくわす。昭和というよりも、戦後を閉じ込めたタイムカプセルみたいな場所だ。幼児の頃、大阪の祖父母の家に両親の帰省にくっついて訪れていたとき、野田から西九条のあたりにこのような雰囲気の場所があったような気もするが、もはや記憶の彼方に霞んでしまっていて定かではない。
客船ふじ丸入港
2009年10月24日 横浜市中区
ぱらぱらと降る雨の中、客船ふじ丸の巨体がベイブリッジの下に現れ、ゆっくりと大桟橋に近づいてきた。やがて大桟橋のスピーカーから歓迎の音楽が流れ出して、客船は定位置に静かに停止した。その横を水すましのように港内乗合船が駆け抜けていった。桟橋の客船が止まったのと反対側に、灰色の空母型護衛艦ひゅうがのブリッジが聳えて国際信号旗がはためていた。珍しい組み合わせだ。
ハロウィン提灯
2009年10月23日 横浜市神奈川区(22日撮影)
六角橋商店街の狭いアーケード街に黄色いハロウィン提灯の笑い声がくぐもっている。豪勢な笑い声ではなくて、どうだい提灯にハロウィン顔なんて意表をついているだろうと、くくくっと愉快そうに笑っているのだ。窓ガラスに写った提灯の顔も、きっと、人をくった笑いを浮かべているに違いない。そんな気がする。
護衛艦こんごう
2009年10月22日 横浜市中区
今週は自衛隊観艦式がおこなわれている。それにあわせて、横須賀以外にも、横浜・川崎・木更津に海上自衛隊の護衛艦や輸送艦が展開している。横浜では一般公開もおこなわれている。今夜は電灯艦飾の日で大桟橋と新港に停泊中の4艦が電灯をつけていた。大桟橋には護衛艦こんごうと輸送艦おおすみが停泊していた。こんごうは大桟橋の付け根近くに停泊し、迫力満点だった。次の電灯艦飾は土曜日。
夕焼け雲
2009年10月21日 横浜市西区
みなとみらいの高層ビルから外に出るとき、空に高積雲が幅広く帯になって浮かんで夕焼けしていることに気がついた。秋も後半に入り5時前に日が沈むようになった。外に出て夕焼けが見えるのは短い期間で、やがてやってくるヒイラギが咲く頃には外に出ると暮れてしまうようになる。見上げると雲の帯は東の方まで鈍く赤く染まって続いていた。西の方角の赤さもどこか薄ぼんやりとしていた。西の彼方を薄い雲が覆い日光を遮っていたのだろう。
フランキー君
2009年10月20日 横浜市西区
昨年に続いて今年もフランケンシュタインの怪物型バルーン、かってにフランキー君と命名、が店の前に立つようになった。軒に押し込められて、頭がつかえて窮屈そうだ。横浜駅前ロータリーのちょうど反対側では、民主党の総理大臣が立候補の街頭応援をしていた。ちょうど2ヶ月前には、同じ場所で自民党の総理大臣が街頭演説をしていた。
重さ当てクイズ
2009年10月19日 横浜市神奈川区
今年は橙色の巨大カボチャはやはり少ないようだと、六角橋商店街の重さ当てクイズを見て再度そう考えた。大きいのが手に入らないなら、数で勝負と、7つのカボチャ合計の重さを当てさせることにしたようだ。恒例の仮装パレードは24日15時から、ハロウィンのちょうど一週間前におこなうそうだ。なぜ前倒しなのだろう。