夕方の青木橋交差点を見下ろすと、ちょうど信号が切り替わるところだった。黄色でも交差点に突っ込んで曲がっていく車が絶えず、青になったばかりの側からはすかさず車が急発進して交差点に飛び込んで行く。車だけではない。歩行者も信号が点滅しだしても交差点に駆け足で飛び込んでいく。時間を惜しんでいるというよりも、足止めされることを嫌っている方が多いように見えるのだが、いったいこれらの欲求の源はなんなのだろう。
カエデ
2009年11月14日 横浜市緑区
今週は雨続きで、ここ数日の歩き不足欲求不満を解消すべく、「四季の森」まで片道遠足してきた。小机から鶴見川の堤防道に入り、中山までススキが揺れるジャリ道を辿った。堤防道は舗装されている箇所とジャリ道が混じっている。ジャリ道は水たまりが多かった。中山に近づく頃には、西の空が晴れて丹沢が見えていた。「四季の森」は紅葉が進み、カエデも色付き始めていた。万歩計によると2万歩越えていたので、膝をいたわるべく帰りは電車を使った。
皇帝ダリア
2009年11月13日 横浜市中区
日中の気温が20度を切って皇帝ダリアのつぼみが開きだした。山手で多い場所はイタリア山庭園。ブラフ18番館の近くに2ヶ所、外交官の家の近くに3ヶ所に植えてある。日陰の方が花の開きが早く、日向のものはまだつぼみのままだ。気温が下がらないと咲かないのだろう。山下公園にも一ヶ所咲いていた。
自転車駅
2009年11月12日 横浜市中区(10日撮影)
駅は、昔々、街道を馬を乗り継いで伝令していた頃、馬を用意しておいて乗り換えに使っていた施設の意味だったのだそうだ。それの現代版として、馬の代わりに自転車を使う試みが関内でおこなわれている。貸出場所にはノートPCが置いてあって、拠点間で情報共用してあるようだ。ところで、関内は道が広くなく、自転車専用レーンもない。道路が自転車向きになっていない地域では使い勝手が悪いだけだろうに。
ベゴニア
2009年11月11日 横浜市中区(10日撮影)
横浜公園の木陰の花壇をベゴニアが色彩をそえている。ベゴニアは母が気に入っていて、実家には何鉢も並んでいるので、自分には馴染みのある花だ。園芸の定番品らしく、サカタの種にもたくさん鉢が並んでいるものだ。ところで、ベゴニアの一種に日本に自生しているシュウカイドウがある。北村薫「秋の花」に登場する。こちらは、横浜の公園ではみかけない。街中に自生しようにもアスファルトに覆われていて生えることもない。
開港広場の銀杏
2009年11月10日 横浜市中区
イチョウの葉が黄色になりだした。今日は気温が上がり、日が沈んでも歩いていると汗ばむ中、日本大通りから山下公園通りまで一通り見て回った感じでは、緑が消えるまでまだまだ日がかかりそうだ。なぜか黄色にならずにくすんだ茶色の葉を枝につけた樹が何本かあった。天候不順の影響なのだろうか。予報では明日から週末まで雨が増えるそうだ。来週、雨が上がる頃にはさらに黄色の樹が増えているのだろう。
打越橋
2009年11月09日 横浜市中区(8日撮影)
山元町から北へ降る谷にかかる鉄橋、打越橋。3年前に下から見上げた画を載せたことがある。細部の造型が美しい。点々と表面を覆っているのはボルトではなくリベットのようだ。数が多いのは、リベットが橋の強度を支えているからだろう。この手の点に集中して荷重がかかっているときは100年経つと水素脆性がゆっくりと進行しているものであるが、この橋のリベットは建造されて以来のものでも80年。まだ大丈夫なのだろう。