日本大通りに大きな絵が登場した。車道を目一杯使った絵だ。下絵を描いたシートを広げて、その上に花びらを置いてある。塗り絵ならぬ置き絵とでも呼べばいいのだろうか。横浜開港の賑わいを描いた浮世絵を拡大したもの、オリジナルの図柄、何種類かあり、花びらの明瞭な色合いがくっきりと彩っていた。
蜘蛛機械
2009年05月02日 横浜市中区(1日撮影)
横浜開港150年祭の目玉は、フランスからやってきた大きな蜘蛛の機械なのだそうだ。大型なので、会場の外からも姿が見える。その姿は長い足で胴体を持ち上げて地面を歩くタイプで、空中に網を編む女郎蜘蛛のように平べったく足を伸ばしているわけではない。この機械、細い足で大きな胴体を持ち上げられるものだと不思議だったが、クレーン車に胴体がとりつけてあり、足は飾りのようなものらしい。
ナビオス電飾
2009年05月01日 横浜市中区
汽車道が貫通しているナビオスのくりぬきに電飾が灯っていた。クリスマスの頃に灯っていたものを消灯したままずっと取り付けたままにしてあって、なぜだろうと考えていたのだが、このときのためだったのかと納得した。数日前から横浜開港150年祭とかをやっている。背後の横断歩道を渡ったところがメイン会場で、まるで土蜘蛛の巣のように幕が張ってある。
新築ビル
2009年04月30日 横浜市西区(28日撮影)
みなとみらい21で昨年から工事が続いていた新しいビルが完成間近なようだ。全館の灯りを点していた。どうやら新築の建築写真を撮るために点していたようで、ビルからちょっと離れた箇所に三脚にカメラを載せたカメラマンが仕事をしていた。ビルの向こう側に完成済みの歩行者用橋が帷子川にかかっているが、ビル工事が終わると渡れるようになるのだろう。
タケノコ
2009年04月29日 横浜市鶴見区
タケノコが何本も伸びていた。タケノコの先端の形がおもしろい。てっぺんは緑色の鶏冠のようで、両側に三角の鰭が並んでついている。皮の合わせ目にモジャモジャと毛が生えている。タケノコの皮は伸びていくとやがて両側にバラリと落ち始める。既に皮を落として真新しい竹の肌を露にしているものもあった。
キリの花
2009年04月28日 横浜市神奈川区
桐の木も花をつけている。桐の花と言えば500円硬貨の紋様が思い浮かぶ。硬貨の紋様では大きな葉の上に突き出した枝に花がぶらさがっていて、家紋の桐の多くも同様の構図で描かれている。だけど、現実の桐の木を見ると、葉と花がワンセットになっていない。花は花。葉は葉。たまたまワンセットに見えるときもあるにすぎない。
トチノキの花
2009年04月27日 横浜市神奈川区
トチノキの花咲く頃は空が荒れ、黒雲呼んで風吹き荒れる。トチノキの花を勝手に名づけるとしたら、春の嵐を呼ぶ花としかいいようがない。先週後半から天候がおかしくなってきたと思っていたら、案の定、トチノキが花をつけていた。何も好き好んで、毎年のように空が荒れるときに咲かなくてもいいのにと思う。この雨と風では昆虫だってじっとしている他あるまい。受粉には昆虫よりも強風の方が都合がいいのだろうか。