モクレンの花の輝きは短くて、2日もしないうちに褐色の点が現れて無残な姿に成り果てる。だからこそ最も美しい一瞬を切り取って写してやりたいと思う。今年は昨年に比べて寒さが厳しかった影響なのか、春の花の時期が半月遅い。昨年3月の中頃に咲いていたモクレンが、今頃咲き出した。
ミツマタの花
2005年03月26日 鎌倉市(18日撮影)
そろそろミツマタが本格的に咲いている頃だ。先週の鎌倉では、気の早い木が花を咲かせていたけど、まだまだつぼみの方が多かった。ミツマタの花は、花の根元は白色だが、開いた内側に色がついているときがある。見て回っていると、黄色か白のままの木が多いようだ。東慶寺には開くと朱色になるミツマタの木が一本あり、サクラが咲く頃に朱色の小鞠が宙にたくさん浮かんでいるかのように見える。あの木も、もうじき咲き出すのだろう。
フラワー・パフォーマンス
2005年03月25日 横浜市中区
赤レンガの広場にパンジーが敷き詰められ、夜になるとライトアップされていた。まんなかに洋風の鐘が吊るしてあって、ひっきりなしに人がやってきては鳴らしていた。ひととおりデジカメに納めて、離れようとしたら遊覧船のマリンルージュがやってきた。すると、突然、ベルが盛大に鳴り響き、ポップな音楽が始まった。同時に、それまで単に白くともされていただけのピラミッドに緑や青や紫の光が投げかけられ、賑やかだ。マリンルージュが離れていくと、また元の静けさに戻った。
ハクモクレン
2005年03月24日 横浜市港北区
コブシに続いてハクモクレンが咲いた。モクレンも花が開き始めた。気の早いサクラも花をつけている。土手には、タンポポを始めとした春の草花が咲いている。公園の木々に小鳥が戻っている。彼岸を過ぎて、春がいやおうなく盛り上がる。学校も春休みに入ったのか知らないのだが、街には子供が昼間から駆け回っていた。
港湾クレーン
2005年03月23日 横浜市中区(14日撮影)
本牧埠頭の荷揚げクレーン。港の見える丘公園からベイブリッジの右手方向にたくさんならんでいる。これを「まるでキリンだ」と照屋林賢さんが昨年の秋の「へその目」に載せていたことがあった。港の稼働率が悪いのか、それとも、こういうクレーンを使わなくても荷揚げができているのか、なかなか動いているいるところを見れない。世界の港湾取り扱い貨物はコンテナに移り変わり、365日24時間稼動の韓国の釜山港などが主役になり、横浜港の地位低下は激しい。
横浜ベイブリッジ
2005年03月22日 横浜市中区(14日撮影)
横浜ベイブリッジを港の見える丘公園から。車を持っていないので、ベイブリッジは普段は見るだけの存在だ。橋を渡るのは羽田空港からリムジンバスで横浜駅に向かうときだけ。行きは到着時刻が確実な京急線の方が安心感があるので、もっぱらそちらを利用している。だけど帰りはバスが良い。それも進行方向右手の窓際に座る。鶴見つばさ橋と横浜ベイブリッジを渡りながら、横浜港のパノラマを楽しめるから。横浜に戻ってきたのだと実感できて良いのである。
PCパーツ
2005年03月21日 横浜市自宅
パソコンを自作するよりメーカーの完成品を買う方が安くなったのは6年ほど前からのできごと。それでも自分が自作するのは、すべて規格品で組みたいから。メーカー製はコストダウンのためか、どこかに規格外れが潜んでいる。もし設計ミスが潜んでいてもそのパーツから逃れられない。その点、規格品はパーツのメーカーを乗り換えることが容易だ。もちろん自作パーツの信頼性にはピンからキリまであるし、値段も大切だ。落しどころを探るのに、いつも悩む。