昨日から梅雨が小休止して夏らしい天気になった。こう暑いと火を使う調理が嫌になるのが人情。今夜の惣菜は小アジのマリネ。昼過ぎに近くのスーパーで小アジの揚げ物を1パック入手し、タマネギのスライスやトウガラシと一緒にマリネ液に漬けこんでおいたもの。マリネ液は醤油とお酢だけにして、さっぱりとした風味を狙った。それにピーマンとプチトマトをあしらい夏を演出してみた。
湘南の海
2003年06月21日 鎌倉市由比ガ浜
由比ガ浜を通りかかったのは16時過ぎてからだった。潮が少しずつ満ち始め良い風が吹いていた。波の高さは大人の肩ぐらい。波を捉えてやろうとサーファーが波間に浮かぶ。ウィンドウ・サーフィンが蝶のように波間に帆をはためかしている。砂浜には、白人のカップルが水着姿で甲羅干しをしている。明日は夏至だ。晴れると年で最も長く日光に当り続けることができる日だ。
弁天橋のたもと
2003年06月20日 横浜市みなとみらい21(17日撮影)
汽車道のランドマークタワーとは反対側の弁天橋のたもとの一角に、廃墟があった。ここは夏の間は木が茂り、蔦が建物を覆い隠っていた。それが、イラク戦の最中に取り壊しが始まって、更地になり、見通しが良くなった。テロリストに潜まれるとマズイと考え、取り壊し工事が始まったのだろうか。そういえば、イラク戦の間は、ここの水路に警察の船がいつも浮かんでいた。
ネジバナ
2003年06月19日 横浜市臨港パーク
日本で最も身近な野生の蘭の花、ネジバナ。ピンクの小さならせんが伸びる。子供の頃、庭の芝生の草抜きを手伝っていると、父からネジバナの葉は抜かないようにと指示された。そうやって保護すると、たくさんネジバナが立つ。ところが、最近の公園では、草刈り機で容赦なくなぎ倒していく。臨港パークでも同じで、ピンクのらせんが伸びるのは端の放置された草やぶの中だけだ。
クラゲ
2003年06月18日 横浜市みなとみらい21(17日撮影)
クラゲの楽園、横浜港。赤潮が引いたと思ったら、今後はクラゲが大発生。あんなにたくさん、どこから湧いてきたのか。特にすごいのは、インターコンチネンタル・ホテルからコスモワールドに渡る橋の下。気持ちが悪くなるほどの数のクラゲが海を埋めるように漂っている。クラゲは心拍に似たリズムで動き続けている。見ているとおもしろい。
菩提樹の花
2003年06月17日 横浜市神奈川区
雲飛ばし回れよ回れ花車、梅雨の晴れ間に遊び巡ろう。元歌は沖縄の民謡「花ぬ風車(はなぬかじまやー)」。クチナシの花は大きな白い花びらを広げる。そのあっぱれな姿はもちろんだが、なんといっても甘い香りが嬉しい。梅雨の時期、沖縄ではイジュ(ツバキ科の潅木)の白い花が良い香りを漂わすが、本土ではクチナシが代り。クチナシの花がしおれると黄色に染まり、それもまた美しい。
菩提樹の花
2003年06月16日 横浜市みなとみらい21(13日撮影)
咲き終わった菩提樹の花が水面に浮かんでいる。房を下げるように花をつけ良い香りを漂わせる。やはり今の季節に香りを漂わせるクチナシの花に比べると穏やかな香りだ。菩提樹が花をつける時期は木によってばらつきが大きいようで、既に実をつけている木もあれば、花の房を下げている木もある。