アジサイの色に深みが出てきた。アジサイは見るには良いが、匂いが苦手だ。花に顔を近付けると虫除けのような匂いがする。子供の頃から、この匂いが嫌いだった。ところが、日本で古くから栽培されてきたアジサイの古種はほとんど匂わない。さらに古い品種改良前のアジサイはガクアジサイだというが、これも目立たない。花が匂うのは、ポピュラーな品種に特有な性質なようだ。
梅雨の白幡池
2003年06月14日 横浜市神奈川区
今日の午後から、また梅雨空に戻った。散歩の途中で、雨のパラつく白幡池公園に寄ってみると、カモの雛がせわしなく泳ぎまわる後ろを親鳥が付いて回っていた。岸辺にはアジサイとハナショウブが咲いている。ハナショウブを撮っていると見慣れない鳥が飛んできた。この後、池の中の杭にとまり、背を伸ばしてあたりを伺っていた。
散水車
2003年06月13日 横浜市みなとみらい21
久々に晴れた。午後に一時雨が降った後、次第に雲が引いて青空が広がっていった。夕方5時を過ぎても厳しい陽射しの中を歩いていると、散水車が走ってきた。勢い良くノズルから噴出しているところを見ると、水を撒くのが目的ではなく、路面を水のジェットで掃除しているようだ。何にせよ、暑さにうだる中で水しぶきを見るのは気持ちが良い。
イワタバコ
2003年06月12日 鎌倉市(5日撮影)
先週、咲き始めていたイワタバコの花。日陰の岩壁に生え、小さな紫色の花が咲く。宮崎では、ありふれた植物だった。高千穂境の高さ数10mの垂直の岩壁に上から下まで紫の花で埋める様は、それはそれは見事だった。この肉厚の葉にテンプラの衣をつけて揚げると美味だ。横浜では、昨日から降り続いていた雨が、日暮れに止んだ。いよいよ梅雨らしい天候になってきた。
冷蔵庫の野菜室
2003年06月11日 横浜市自宅
数日、買物に行くのをサボっていたら、野菜室が空っぽになってしまった。そこで、今日は八百屋にでかけ、野菜を買ってきた。青ネギ1束、ニラ1束、モヤシ1袋、ピーマン1袋、ホウレンソウ6株、アスパラガス4本、キュウリ4本、キャベツ半切り、ニンジン小3本、大根半切り、タマネギ1個。自分の常備野菜はこんなものだ。たったこれだけだと、おそらく5日間で胃袋におさまってしまうだろう。
アジサイ
2003年06月10日 鎌倉市(5日撮影)
梅雨入りの宣言出れど雨降らず。アジサイが開いたのは先々週のことで、先週には色がほんのりと乗り始めた。アジサイの色は日を経るにつれてどんどん濃くなっていく。生えている場所の土壌のPHによって色が変わる。天然のリトマス試験紙のようなものだ。中性のときに色がつくのかどうか興味あるのだが、こういうどうでも良い知識を探すのは苦労する。
夜の三渓園
2003年06月09日 横浜市三渓園(7日撮影)
三渓園はハナショウブの名所で、大池の岸辺にためいきが出るほどの量が植えこまれている。ホタルのゆうべでは、ハナショウブの植込みがライトアップされ、水面の闇の中に浮かび上がっていた。三渓園ほどの趣のある場所ともなると、今時のテーマパークとは異なり、見せたい部分だけを選びとってライトアップしてあった。雅だ。