蝉の抜け殻だらけの通路を抜けて池の渡り橋に入るとスイレンの葉と花が出迎える。 葉が水面から浮き上がって花が葉の下に隠れだした一角が出てきたけど、 葉が水面に張り付いたままの場所も残っている。 蝉の大合唱の中でも、 スイレンの花は良いものだ。
シンタカサゴユリ
2024年08月03日 横浜市港北区
菊名池近辺で白いユリの花が夏を謳歌していた。 昨年は初夏から秋にかけて、 きまぐれに咲いていたせいで、 一度に咲いている花は少なかったのが、 今年は一斉にたくさんの花が咲いている。 猛暑の方が、 開花が揃うのかもしれない。
シオカラトンボ
2024年08月02日 横浜市鶴見区(7月27日撮影)
東屋の手すりでシオカラトンボが休んでいた。 シオカラトンボのうち、 体が粉で覆われているのは成熟したオスで、 メスではないと思いこんでいたのだが、 メスでも粉で覆われていることがあるそうだ。 オスとメスは目の色で区別する方が確実らしい。 目の色から判断すると、 手すりにとまっていたのはオスなのだろう。
シンタカサゴユリ
2024年08月01日 横浜市神奈川区
鉄道用地の法面から伸びて国道 1 号の歩道に向かって花を突き出すシンタカサゴユリがあった。 眼下の JR の線路の向こう側にも白い花がたくさん突き出ていた。 手前の歩道側にもたくさん生えていて良さそうなものだが、 歩道との境のフェンスを覆い尽くしているクズが邪魔していそうだ。
麦わら帽子
2024年07月31日 横浜市神奈川区
子安のお地蔵さんの被り物が麦わら帽子に変化して、 夏の日差し対応になっていた。 白いマスクに麦わら帽子の組み合わせは悪くない。 道を行き交う人々は猛暑でマスクを外しがちで、 せめてお地蔵様ぐらいは模範となる姿をしていておこうという配慮なのだろう。
タカサゴユリ
2024年07月30日 横浜市神奈川区(28日撮影)
タカサゴユリの存在感が日に日に強くなっていく。 ぐいと伸ばした茎の先に長いつぼみを傘の骨のように突き出して、 白く染めていく。 花を広げると、 固くて丈夫そうな白いラッパが周囲を睨みつける。 もしもラッパが音を発するとしたならば、 決して心地よい音色なぞではなく、 耳障りがする激しい警告音のような気がする。
カノコユリ
2024年07月29日 横浜市鶴見区(27日撮影)
いつも鞄に入れている折り畳み傘は雨除けだけでなく日除けにも使えますという売り込み文句だったのを思い出して、 土曜日に使ってみたけれど、 汗は出続けた。 日陰に入っても汗が止まらなかったので、 日傘でも止まらないのは当然だった。 カノコユリは日陰を好む。 汗は止まらなくても、 過ごしやすい場所だったことは間違いない。