アブラゼミは木の幹の割と下の方に平気でとまっているので、 目に入りやすい。 不透明な羽根が木の皮の擬態になっているとセミは信じているのか、 人間が近づいても、 慌てて逃げたりせずに、 なくのを止めてじっとしている。 もうそろそろツクツクボウシに変わりそうな時期なのだが、 ミンミンゼミと一緒にアブラゼミの大合唱が続いている。
生麦事件碑
2020年08月22日 横浜市鶴見区
「萬国有史君名」英国商人リチャードソンの遭難碑。 文久ニ年八月二十一日に落命したとされる地に立っている。 生麦事件の日付は旧暦であるが、 新暦 8 月 21 日の昨日に追悼記念祭がおこなわれたそうだ。
サルスベリ
2020年08月20日 横浜市鶴見区(7月16日撮影)
サルスベリの花を目にして、 かき氷が思い浮かんだのは、 暑さにうんざりしていたからなのだろう。 赤色のサルスベリの花は、 イチゴ味のシロップ。 白色のサルスベリの花は、 みぞれ。 氷がうず高く盛り上がって冷たそうだ。 今夜は暑さが戻り、 夜9時の外気温は 30.5 ℃だった。
ホオズキ
2020年08月19日 横浜市鶴見区(7月16日撮影)
昔ながらなら、 ホオズキの実が朱色に染まるのは残暑の最中のこと。 この夏の残暑は、 猛烈で夜も蒸し暑すぎ、 夜風が不快なだけだった。 昨日から巻雲が空に現れて、 夜風が涼しくなった。 今日の夕方は富士山が西に見えていた。 毎年のことなら、 お盆の頃に一時的に涼しくなって、 その後に残暑がぶり返すものだが、 今年はどうなるのやら。
タカサゴユリ
2020年08月18日 横浜市鶴見区(7月16日撮影)
猛暑の午前中、 横溝屋敷には人の気配がなかった。 アブラゼミが一段落して蝉の声もおとなしめだった。 風が吹かないため、 軒に並んでいる風鈴も静かだった。 タカサゴユリは花が開き出したところで、 花の数も控えめだった。 昼までの猛暑は、 夕方になって和らぎ、 久しぶりに部屋に風が通り抜け、 エアコンを入れなくても 28 ℃まで下がった。
タカサゴユリ
2020年08月17日 横浜市鶴見区(7月16日撮影)
宗泉寺の裏の細い丘に登ってすぐに降ったところが獅子ケ谷の奥。 以前は畑と屋敷がセットになっていた牧歌的な場所だったが、 ここ数年間で、 宅地開発が進んで、 以前の面影が薄れてきた。 そんな中に残り続けている畑にタカサゴユリが咲いている。