藤を育てている家がいくつかあり、 道を歩いていくと見事に咲いている姿が目に入る。 豊かにふさふさと花が開いて、風に揺れると香りをふりまいている。 公園の藤も満開になっているが、民家の藤に比べると手の届かない高さに垂れているため、いまいち見劣りする。 目の前の高さに房が垂れるように公園も藤棚を作れば良いのに。
ウラシマソウ4
2016年04月23日 横浜市鶴見区
獅子ケ谷市民の森もウラシマソウが多い場所だ。 もうすでに大部分は萎れかけていたが、 山道の上から下まで、 雑木林の下に散策路に沿ってウラシマソウが並んでいる。 数が多いので、 中には萎れていないものも見つかる。
サクランボ
2016年04月22日 横浜市神奈川区
寒桜にサクランボが実り始めた。 食用のサクランボを実らせる桜にはミザクラの名前がついているが、そうでない桜でも綺麗なサクランボを膨らませるものがある。 ミザクラの名前になっていないので、姿は綺麗でも、酸っぱいのかもしれない。 鳥は酸っぱい実を気にせずについばむようで、赤色に熟したものから順に消えていく。
エビネ
2016年04月21日 横浜市緑区(20日撮影)
ウラシマソウとエビネが目当てで、 昨日の日暮れ時にわざわざ四季の森に足を運んだのだった。 エビネは通路の横の鑑賞するのにうってつけの場所に植えてある。 人の手が入っていても、植木鉢よりも木々の下の地面に生えている方が似合っている。 子供の頃、田舎の山に入るとエビネが咲いていたものだが、 売れるとなってからは姿を消していった。 林の中のエビネは、今は田舎の山よりも、都会の自然公園の方が数が多いのではなかろうか。
ウラシマソウ3
2016年04月20日 横浜市緑区
寺尾の丘のウラシマソウが密集している様子とは対照的に、県立四季の森の谷では一つぽつりと孤独に糸を足らしている。 通路脇の数ヶ所に生えているが、 全部そんな感じだ。 湿気の多い土地はウラシマソウは居心地が悪いようだ。
ウラシマソウ2
2016年04月19日 横浜市鶴見区(17日撮影)
ウラシマソウは平たい場所よりも、 斜面に生えている方が見つけやすい。背の低いテンナンショウで、 地面近くに生えている葉のさらにその下に咲く。 上からは葉しか見えないが、 ヒゲが葉の間に伸びている。 葉をかきわけると花が目に入る。 他の草を押しのけるほどの勢いがないようで、雑草に埋もれるように咲いている方が多い。
ウラシマソウ1
2016年04月18日 横浜市鶴見区(17日撮影)
関東ロームの丘の上はウラシマソウにとって居心地の良い場所らしい。 雑木林に入ると、いたるところで釣り糸を垂らしている姿を見ることができる。 東寺尾ふれあいの樹林もウラシマソウが多い場所だ。 群生している。 芋が子芋に分かれて増えていくので、 一ヶ所にいくつも仏炎苞が葉とセットになって伸びている。