横浜では、 ソメイヨシノに花がちらほらと見えだす頃に、 カタクリの花が咲く。 ソメイヨシノは 7 日前ぐらいに開花し、 カタクリも合わせて咲き始めていた。 1 週間前は花びらは開いていたけど、 くるりと巻いておらず、 開いたばかりだったようだ。 寒さが戻って、 カタクリの花も足踏みしているようだが、 1 箇所だけ、 くりると巻いたカタクリの花らしい姿をしていた。
在来タンポポ4
2016年03月26日 横浜市神奈川区
在来種のタンポポは街中にも生えている。 西寺尾小学校のグラウンドの横とそこから北へ民家の間を伸びる道路脇に咲いているタンポポは在来種だ。 おもしろいことに、 この小学校の建物の横の通り道には西洋タンポポが生えていて、在来種と生存圏が隣り合っている。 共存していることはなく、 どちらか一方しか生えていない。
在来タンポポ3
2016年03月25日 横浜市神奈川区(21日撮影)
江川せせらぎ道の水辺にも在来種のタンポポが並んで花を咲かせていた。 在来種は、 花序のがくが反り返らずお椀のような形をしている。 西洋タンポポはがくが反り返っている。 葉も異なるが、 花を見る方が確実に区別がつく。 今の時期にタンポポの花を見つけると、花の裏を見て在来種かどうかを確認している。数が減ったと語る人もいるけれど、横浜ではかしこに見つかり、珍しいというほどには減ってない。
在来タンポポ2
2016年03月24日 横浜市鶴見区(20日撮影)
横溝屋敷の裏山のてっぺんの広場もタンポポも在来種だ。 梅の木の下にたくさん生えている。 今は花は少ない。 梅の花が少々残り、 タンポポの葉は地べたにぺったりと降りていて、 花が咲くにはまだ温度が低いようだった。 獅子ケ谷のタンポポは在来種とは限らない。 横溝屋敷の庭には西洋タンポポが咲いていた。
在来タンポポ
2016年03月23日 横浜市鶴見区(20日撮影)
在来種のタンポポの花が咲いている。 獅子ケ谷の神明社の参道に咲いているタンポポはすべて在来種だった。 西洋タンポポに置き換わってしまったかと思いきや、 在来種もしぶとく生き延びている。 ただし、 春の始まりに花を開くだけなので、 うっかり見逃してしまうと花が終わってしまう。
ハクモクレン
2016年03月22日 横浜市中区(18日撮影)
横浜美術館のハクモクレンが満開になっていた。 美術館の広場は改修工事中で、高島町側の植えてある場所は封鎖されていて、ランドマーク側しか近づけない。 花を撮るなら高島町側の方が写しやすいのだが、 これだけは仕方がない。
杏
2016年03月21日 横浜市鶴見区
馬場花木園の杏は何週間も前から梅と一緒に咲いていた木が咲き終わっていて、咲き遅れていた木が満開になっていた。 一ヶ所に梅と混ぜて植えてあり、 区別がつかない人に配慮したのか、 いつのまにか幹に杏には杏と、梅には梅と書いた名札がとりつけてあった。 外苑にも大きな杏の木があって、白い花を春の日差しにきらめかしていた。