休耕地に太陽電池が並んでいる姿は、 どことなく日南海岸名物の鬼の洗濯岩に似ている。 陸の鬼の洗濯板と名づけたらどうかと思いついた。 作物を育てるのも太陽光の利用であることには変わりなく、 ついでに光合成で二酸化炭素を酸素へ変換してくれるので良さそうではあるが、 陸の孤島である日南からは石油を燃やして二酸化炭素を排出しつつ作物を消費地へ運び出さないといけない。 その点、 酸素を作ってはくれないが、 太陽光発電はお得かもしれない。
四半的
2016年01月02日 日南市(1日撮影)
新年の弓を射る男の子。 飫肥藩の風習、 四半的は、 小さな弓と短い矢を短い射場で的を狙う庶民の手軽な遊びだ。 子供が弓を引いても様になる。 本式には焼酎飲みとセットになっていて、 ダーツ遊びに感覚は近い。 観光駐車場の四半的の体験場では焼酎はでないけど、 観光客に人気が高い。
田ノ上八幡
2016年01月01日 日南市
元旦は雲一つない青空に覆われた。 田ノ上八幡の、 南国の冬の日差しが木漏れ日を落とす境内には弥五郎どんが立って、 参拝者達を出迎えていた。 午前中は焼酎とは無縁の子供や女性が多い。 皆、 自家用車で鳥居の横に乗り付けて、 長い苔むした石階段を登っていく。
飫肥城跡
2015年12月31日 日南市
飫肥城下町の鐘つき堂は城跡にあたる小学校の敷地内にある。 除夜の鐘は飫肥の町ではお城の鐘が鳴り響く。 お寺の鐘ではないのを良いことに 108 にこだわらず、 訪れた人全員が鳴らす。 飫肥の町の住民の煩悩が 200 を越えるわけではないようだ。 鐘つきを終えて大手門へ石階段を降りていく人達を、 ろうそくで描いた猿と申の文字が見送っていた。
青木橋本覚寺
2015年12月30日 横浜市神奈川区
街行くとそこかしこの民家の入り口の両側に松の枝がくくりつけられ、玄関扉に注連縄が飾ってある。 繁華街に入ると、 門松が増える。 街はすっかり新年を迎える姿に様変わりしている。 青木橋の本覚寺の階段には行灯が並んでいる。 本覚寺への近道の遊歩道の高島トンネルは、 大晦日は一晩中通れるようにすると告知が張り出されてあった。
白梅
2015年12月29日 横浜市神奈川区
滝の川せせらぎ道の狭い一ヶ所が一足早く新年を迎えて、 寒白梅が花を開いていた。 すぐ横に植えてあるロウバイも花を開いているものの、 数歩離れて植えてある寒梅の木は花どころかつぼみも膨らんでいない。 早咲している場所はとても狭い。
ソシンロウバイ
2015年12月28日 横浜市鶴見区(26日撮影)
冬に入って霜をまだ一度も目にする前に、 ソシンロウバイが花を開いている。 ツボミがまだ多いが、 ツボミも黄色に丸々と膨らんでおり、 ほどなく満開になりそうだ。 ロウバイ咲いて冬本番。 日曜日から夜の冷え込みが一段厳しくなり、 昨日、 日が暮れる頃にガソリン・スタンドの横を通ったら、 軽トラックを横付けにして灯油缶を何本も乗せて給油している人がいた。