横溝屋敷の門前、 農作業体験用の水田に稲の苗が風に揺れていた。 人間が手で植えた苗の並びには、 味わいがある。 ゆるりと曲がり、 間隔が揺らぎ、 音色を奏でているかのようだ。 狭い体験水田ならばこその情景で、 機械化が必須の大面積の水田ではこうはいかない。
キノコ
2015年06月20日 横浜市鶴見区
今日は梅雨の合間の洗濯日和。ジーンズがパリッと乾いた。朝早く西に富士山も久しぶりに姿を現した。雪解けが進んで、白く細い筋が山頂から数本伸びているだけだった。もうじき富士山にも夏がおとずれて、登山で賑わいだしそうだ。今日のような雨続きに続く晴れの日にキノコが傘を広げる。歩道の植え込みの下や山道に小さいのやら大きいのやら、キノコがいくつもあった。
アジサイ
2015年06月19日 横浜市鶴見区(13日撮影)
梅雨本番。 雨の日と曇りの日が増えている。 梅雨入りの頃、晴れの日が多かった頃に干からびかけていたアジサイのガクは、 梅雨空の下で瑞々しさを復活している。
クチナシ
2015年06月18日 横浜市鶴見区(14日撮影)
一重のクチナシはそろそろ花の時期が終わり、八重のクチナシが香り始める頃合いながら、馬場のせせらぎ道の日陰で、一重のクチナシが花を開き続けていた。クチナシの花は開いたときは純白だが、しおれる前に黄色に染まる。実が料理を黄色に染めるのに使われることと、花が最後に黄色に染まることに何か関連があるのかどうか。
ネジバナ
2015年06月17日 横浜市神奈川区(15日撮影)
ネジバナの花咲く季節になった。滝の川の橋の植え込みにネジバナが大量に花咲くところがあったのだが、植え替えがおこなわれたときにネジバナの根ごと土を入れ替えてしまったみたいで、そこのネジバナは壊滅してしまった。反町公園の一角のネジバナの群生は無事に花を開いているが。いつまで残っているものやら。
ミズクラゲ
2015年06月16日 横浜市神奈川区(14日撮影)
滝の川が濁ってくるとミズクラゲが発生する季節になる。 土橋のあたりは汽水域で、海水と一緒にクラゲもさかのぼってくる。 水面まで上がってきたら、 ぐるんとひっくりかえって潜っていったり、 横向きになってあっちこっちに移動していったり、 クラゲは動きは遅いけど、 じっとしていない。 横浜の水路にはクラゲの天敵がいないらしく、 これから夏にかけて、 増えるだけ増えていく。
ハナショウブ
2015年06月15日 横浜市鶴見区(13日撮影)
馬場花木園のハナショウブは花の数が少なくて、ぽつりぽつりと開いてた。ハナショウブはこれみよがしに一斉に花を開く年が多いものだが、今年は優雅に咲くことにしたようだ。花の数が少ないと昆虫が花びらを傷つける頻度が上がるらしい。開ききった花びらにはどこかしらに傷がついていた。