小机の愛宕さんの散策路に入ったら、紅葉がまだ少し残っていた。足元には紅葉の葉がたくさん落ちていて、例えばシダの濃い緑の葉の上に乗っていた。今年は、紅葉が色づき始めたのは11月末のことで、それから木から木へとゆっくりと紅葉が進み、3週間近く紅葉を楽しむことができている。秋のキンモクセイの2度咲きといい、不思議な年だ。
ソシンロウバイ
2014年12月20日 横浜市鶴見区
この冬の横浜のロウバイの開花は早くなりそうだ。馬場花木園の木は黄色の球がたくさん枝についていて、一つほころんで開きだしているものもあった。園内の紅葉は終わりで、ほとんどの落葉樹が葉を落として冬の姿になっていて、見晴らしが良くなっていた。休憩所の中に家庭用の可愛らしい大きさの樹脂性クリスマスツリーが飾ってあった。
クイーンズパーク
2014年12月19日 横浜市中区
クイーンズパークのこの冬の電飾は白が主で黄色が引き立て役という感じだ。黄色は、レモン色というよりも柑橘類で例えるなら柚子の色だろうか。ややしぶい。明るい白と良くあっている。並木に添えてある独特の形状の白と黄色の飾り付けは、館内の柱にも取り付けられている。何を表したものかわからないが綺麗だ。
ワールドポーターズ
2014年12月18日 横浜市中区
ワールドポーターズ横浜へ汽車道から上がる階段にも毎年凝った電飾が施される。今年のモチーフは帆船だ。テーマは世界中のクリスマスをめぐる船旅とある。おとぎ話の船旅には、今でも木造の帆船が似合っている。柱の一本は白い灯台になっている。
ナビオス
2014年12月17日 横浜市中区
新港地区、ナビオスのくぐり抜けの電飾は、横浜の冬を飾る名物電飾の一つだ。天井と壁に発光体が取り付けられ、みなとみらい21地区の高層ビルをひきたてる。今日は風が強く、日が暮れてますます勢いをつけた突風が汽車道を駆け抜けていた。突風はナビオスの電飾も引っ張って曲線に変えてしまっていた。
入江川紅葉
2014年12月16日 横浜市神奈川区(14日撮影)
一昨日の公園の名前は入江川公園だった。入江川は横浜線に沿ってくねくねと流れる。西寺尾小学校のあたりを除くと、川沿いの裏道が歩道代わりに使われている。車通りが激しい直線道路に歩道がなくても困らないのは裏道があるからだ。小学校の横にも横浜線沿いに歩行者専用の細い裏道がある。裏道を進んでいくとまた川沿いに出る。そこの交差点に美しい紅葉が一本あって、殺風景な都会の川に風情を加えている。
おおぐち商店街
2014年12月15日 横浜市神奈川区(14日撮影)
今はまさしくモミジの紅葉を楽しむ時期の真っ只中。なのに、どこもかしこも商業地区はクリスマスの飾り付けばかりになってしまい、紅葉の秋を愛でるどころではない。そんな風潮の中で、おおぐち商店街はモミジ色で飾り立ててあった。