モミジやカエデの紅葉は先のことだが、谷間の日陰の木の枝の先に赤くなった葉がぶらさがりだしている。それでも、赤い葉は枝の先や、枝一本に限ったりで、木全体を見ると緑が優勢だ。夏以来、寒暖の変化が珍妙だった秋だが、一足先に赤くなっている葉を見ると綺麗な色合いに染まっている。紅葉の本番は期待していても良いのかもしれない。今日は暖かく、岸根公園で遊んでいる子に半袖Tシャツ姿も混じっていた。
ヒイラギの花
2014年11月22日 横浜市神奈川区
ヒイラギの花が晩秋を告げる。もう一つの晩秋を告げる花であるお茶の花も既に咲いている。イチョウの葉も黄色にどんどん染まっていく。あっというまに桜は葉を赤く染めたと思ったら散らしてしまった。この秋も気温が20度半ばから10度半ばへと10度の落差で急激に切り替わったおかげで、紅葉が一気に進んでいる。
電飾
2014年11月21日 横浜市西区
夕刻17時にすっかり暗くなるこの季節、街に屋外電飾が増える。どうしても、冬のモチーフが強調されてしまうようで、街の気分は、紅葉の秋をすっ飛ばして冬気分へと突進していく。横浜駅西口の電飾は、さらに月日を先取りして、2月の真冬のチョコレート記念日を待ち構えるものになっている。2月14日まで点灯するという。
鶴屋橋
2014年11月20日 横浜市神奈川区
鶴屋町から横浜駅西口へ渡る鶴屋橋の両側の川の中に架台が作ってあって何かの工事が始まるのだろうということまでは予想できていたが、鶴屋橋のかけかえ工事だとは思いつかなかった。橋は 11 月に入った頃に封鎖されて通れなくなっている。歩行者専用に線路側に仮の橋が設置されて横浜駅北口の前に出ることができるようになっていた。鶴屋橋は客引きが酷い箇所だったが、今のところ仮橋で客引きをやっておらず、歩行者には仮橋の方が通るには気持ちが良い。
タンポポ
2014年11月19日 横浜市鶴見区(15日撮影)
殿山の広場には在来種のタンポポが生存して残っている。カントウタンポポとヒロハタンポポが混じっている。花を開いていたタンポポはヒロハタンポポのようだ。タンポポの類の中では、春に咲いていても花びらがまばらな印象があり、秋後半に入って咲いた花はいっそうまばらになってしまったようだ。殿山の面倒を見ている方々は、どちらかというとカントウタンポポの存在を広めたいらしい。説明掲示には、ヒロハタンポポの名前が記載されていない。
皇帝ダリア
2014年11月18日 横浜市鶴見区(15日撮影)
横溝屋敷の蔵の横は皇帝ダリアの定位置。何年間もずっとこの場所で茎を高く伸ばしている。花壇の中に他にも数ヶ所に植えられたことがあるが、球根が根付いたのはそこだけのようだ。晴れの日が続いているが、青空が透き通るように美しかったのは土曜日だけだった。
皇帝ダリア
2014年11月17日 横浜市鶴見区(15日撮影)
先週、花を開いている真っ最中だった殿山の皇帝ダリアが、花びらを開き終えていた。花を開いているときは下向を向いていて、開き終わるとやや上向きになって横を向くようだ。透き通った青空に似合っていた。今年の皇帝ダリアはどれも花が立派で、横溝屋敷の皇帝ダリアも花の数が多い。