菊名池の市民プールの横に綺麗な八重桜が1本ある。白の中にほんのりと朱色を帯びた花が混じっている。薄い紙を重ねて桜の花にみせかけた飾りがあって、あれがそっくりである。もちろん本物の花の方がはるかに綺麗である。
桜山公園
2013年04月13日 横浜市港北区
武蔵野横浜を八重桜が紅に飾りつけている。横浜市東部には八重桜が多い。横浜の中枢部、関内の桜通りの桜並木の大半は八重桜だ。残りは寒緋桜である。中枢だけでなく、あちこちに八重桜の並木や林がある。紅だけでなく、白、白や薄緑から薄紅へ変色していく八重桜も好まれているようだ。でも圧倒的に紅の里桜が多い。菊名桜山公園とその近辺にも数多くの里桜が植えてあり、良い感じに花で覆われている。
キバナカタクリ
2013年04月12日 横浜市鶴見区(6日撮影)
今年はカタクリの花を撮るチャンスがなかった。馬場花木園では2週間前にはカタクリの花は落ちてしまっていた。四季の森では2つほど花が残っていたが、両方とも痛んでいた。花木園にはキバナカタクリも植えてある。こちらはこの前の土曜日にちょうど良い感じに花が開いていた。キバナカタクリもカタクリと同じように花びらの先が反り返っていた。
ヤブレガサ
2013年04月11日 横浜市緑区(5日撮影)
四季の森の雑木林に、ヤブレガサがあちこちに生えている。和名は姿そのまま、なんのひねりもない。開いている途中、円錐形のときはなおさらに傘の姿をしている。これを撮ったすぐ近くにカタクリの植え込みがあるのだけど、もう花は終わっていて、ほんの少し咲き残っているだけだった。ウラシマソウも多い場所だけど、まだ咲いてなかった。
ウラシマソウ
2013年04月10日 横浜市鶴見区(6日撮影)
ウラシマソウは浦島太郎が釣り糸を垂らしている様になぞらえて、そんな名前になっている。神奈川区は浦島太郎が竜宮城から戻った後の後日談の伝説にちなむ場所なので、ウラシマソウをあちこちに植えても良いと思うのだが、まだ姿を見つけたことがない。鶴見区の馬場にはある。道端と花木園に仏炎苞が立ち、糸を垂らして虫を誘い込もうとしていた。
モクレンの花
2013年04月09日 横浜市鶴見区(7日撮影)
青空に濃い紫が格好良かった。獅子ヶ谷の段々畑の尾根を登り、すぐに南隣の谷へ降りると、畑の脇にモクレンが形良く花を開いていた。周囲を見回すと、同じような色合いで同じような形と大きさの花をつけたモクレンがいくつか植えてあった。モクレンは挿し木できるので、あれらは全部同じ個体の分身なのかもしれない。
カリンの花
2013年04月08日 横浜市神奈川区
桜に続いていろんな花が開きだしている。いつのまにかカリンの樹にも花が咲いている。カリンの花は数は少なくて目立たないが、形は可愛らしい。とてもあのいびつで不格好でとてつもなく酸っぱい実になるとは思えない。カリンは実の方が目立つ。実が目にとまってここにカリンがあるとわかるぐらいだ。