遠足するにはもってこいの日だった。風は涼しく早足で歩き続けても軽く汗ばむ程度だ。空が晴れ渡っているのが何よりも心地よい。新横浜から新羽へ港北ニュータウンへと往復してきた。目的地のせせらぎ道、古民家園では鯉のぼりが新緑をバックに泳ぎ、皐月人形が座敷で構えていた。
藤棚
2013年04月27日 横浜市鶴見区
ようやく咲いた藤の花がある。この春は桜の花を長々と楽しめたものだが、藤も同じ感じだ。咲き始めは早かった。桜が終わる頃にはもう咲いていた藤があった。早い時期に花が開いた藤はすっかり花を散らしているが、今度はこちら、次はあちらと時期が大きくずれながら、のんびりと花が開いていく。
東白楽駅
2013年04月26日 横浜市神奈川区
東急東横線の東白楽駅のプラットホームは道路を斜めにまたいでいる。春先にペンキを塗り替えて、テカテカと光っている。塗り替え前の汚れだけでなく、どことなく古びていた雰囲気が一掃され、変われば変わるものだ。
ベイクォータ
2013年04月25日 横浜市神奈川区
横浜ベイクォータのデッキの横の店舗が入れ替わり、無印良品のカフェになった。あっさりすっきりしたインテリアに仕上がっている。ガラスのカーテン・ウォールなので、外から中が見通せる。ノート型パーソナル・コンピュータを一心に操作しているお客さんが数名おり、ひょっとしたら無線 LAN が利用できるのかもしれない。外のデッキには椅子が並び、そちらも憩いの場になっている。
シャガ
2013年04月24日 横浜市神奈川区
雨粒を転がし遊ぶシャガの花。花びらの表面に限らず、あらゆる表面は親水性か疎水性かに分かれる。親水性だと水が膜を張る。疎水性だと丸く水滴になる。多くの植物の花びらと葉は疎水性のようだ。水をはじく。地面に落ちなかった水はまとまって大きな水滴になる。
宵の鯉のぼり
2013年04月23日 横浜市西区
夕刻もかなり薄暗くなってきた伊勢山の神社の横を通りかかると、暗い空に鯉のぼりが勢いよく踊っていた。肉眼では、黒い巨体の影が薄暗い空をバックに身をくねらしていて、異様な印象が強かったのだが、デジカメを高感度に設定して撮ってみるとそれほどでもなかった。
御衣黄の落ち花
2013年04月22日 横浜市鶴見区(20日撮影)
三つ池公園まで、土曜日、雨がときおり思いついたように降る中、わざわざでかけたのは桜のギョイコウとウコンの花を見比べてみたかったからだ。両方共、花は緑色から始まって白を経て紅へと変わってから咲き終える。背が高い樹でも雨で落ちたばかりの花が転がっているだろうから、それを見比べれば良かろう。これはギョイコウの下に転がっていた花。薄黄色に紅の筋が入っている。