鴨居の鶴見側に子供たちの手作り鯉のぼりが目刺しのように吊るされていた。風があれば目刺しから鯉のぼりへ昇格できたのだろうけど、そよともふく気配がなかった。時間帯によるのだろう。昨年は、まだどことなく殺伐した雰囲気が鯉のぼりに出ていたのだが、今年は大らかさが戻っているように見える。見ている側の心理のためなのかもしれないし、鯉のぼり自体がやはりそうなのかもしれない。
鯉のぼり
2013年05月04日 横浜市神奈川区
新緑がざわめき、トチノキの白い花が風に揺れる。見上げると大小の鯉のぼりと吹きながしが青空を泳いでいる。広い公園に何本もロープが渡してあって、たくさんの鯉のぼりがくくりつけられている。反町公園は海に近く、風の通り道らしい。ざぁーっと梢が音を立てると鯉のぼりが勢いよく舞い上がって身をくねらしていた。
鯉吊るし
2013年05月03日 横浜市鶴見区
横溝屋敷に、色とりどりの立派な鯉のぼりが並べて吊るされる季節がやってきた。人の背丈と見比べると、どれもこれも大きな鯉のぼりだ。横溝屋敷へ歩いていく途中の住宅にも鯉のぼりを飾っているところが多かったが、おもしろいことにそちらはお古の黄ばんだ鯉のぼりが多かった。それに対して、横溝屋敷の鯉のぼりは新しくて綺麗だった。
客船2隻
2013年05月02日 横浜市中区(1日撮影)
昨日、象の鼻パークからは、大桟橋を挟む客船「パシフィック・ビーナス」と客船「セレブリティ・ミレニアム」の姿を同時に見ることができた。それにしても、大桟橋の向こう側に停泊しているというのに「セレブリティ・ミレニアム」の大きさは圧倒的だった。「パシフィック・ビーナス」も大きい船なのだが、それが小舟に見えた。
客船
2013年05月01日 横浜市中区
客船「セレブリティ・ミレニアム」が寄港していた。横浜には初入港。2000年に建造されたのでミレニアムの名前をいただいたそうだ。この船は強力なガスタービン火力発電設備を採用しており、その電力でポッド推進器の電動モーターを駆動して推進力を得ているらしい。巨体の割に煙突がコンパクトなのは発電機の効率が良いためなのだろう。
地蔵堂
2013年04月30日 横浜市港北区
地下鉄新羽駅一帯は水田の名残りで碁盤目に整然と道路が縦横に走っているものの、西の山と谷が入り組んでいる付近になると細道が曲りくねる。農家の屋敷がいくつか。畑もあちらこちらに残っている。そんな谷間の歴史のありそうな集落の一角に地蔵堂がある。立派なもので、手入れが行き届き、大切に扱われているようだ。
伊勢山の藤棚
2013年04月29日 横浜市西区
一週間前の伊勢山皇大神宮では、藤はこれからだなという印象だったのだが、今日よってみたら萎れ初めだった。花が開きだすと早く、見頃の時期は短いようだ。野毛界隈は昨日は大道芸で賑わっていたはずだが、今日はもう普段の落ち着きに戻っていた。