ナビオスのくぐり抜けの床に小さな炎が並んでゆらめいていた。蝋燭を囲む透明樹脂は、有料で書いたり描いたりすることができ、早くも大量の書き込みがされていた。赤レンガからみなとみらい21まで、どこから集まってきたのかと不思議に思うほどの混雑ぶり。冷たい海風をもろともしないらしくて、あちこちに長蛇の列ができていた。
ナビオス
2012年12月22日 横浜市中区(21日撮影)
昨日撮ったものからもう一枚。ナビオスのくぐり抜けは今年も光の帯になっている。昨夜には、椅子やテーブルが並べてあり、ステージの準備もおこなわれていた。今年もナビオスでは、連休中に蝋燭を並べて灯すイベントが毎晩おこなわれるそうだ。帆船日本丸では、紙袋ランタンを並べると掲示してあった。
MM21全フロア点灯
2012年12月21日 横浜市中区
みなとみらい21の主な商業高層ビルが、今宵、全フロア点灯していた。今年も一夜限りである。事前のイベントアピールはおとなしかったし、クイーンズタワーの右端が点灯イベントに参加しておらず、観る側も人が詰め掛けてる様子がなかった。ひっそりとおこなっている感を受けた。
落ち葉
2012年12月20日 横浜市鶴見区(16日撮影)
せせらぎ道は健功寺の門前で枝分かれする。馬場花木園へ向かうには、分かれた方へ進み、かって商店街だったらしき通りへ曲がり谷の奥へ入っていく。花木園の紅葉の季節は終わりを迎えつつあった。地面の落ち葉には、落ちたばかりのものも混じっていて、黄色に赤色が混じりかけ始めたところで落葉した様子がわかる。咲いていた花は十月桜程度だった。
入江川せせらぎ緑道
2012年12月19日 横浜市鶴見区(16日撮影)
入江川に沿って上流へ向けて歩いていくと、神奈川区から鶴見区へ入る。神奈川区では機能美だった入江川の姿が、突然、せせらぎ緑道なる遊歩道に変化する。横浜市では川を埋め立てたか蓋をして暗渠にした地上部分を「せせらぎ緑道」と呼ぶらしい。あちこちに「せせらぎ」と冠した遊歩道がある。元は汚泥の泥川だっただけに、どのせせらぎ道でも町の普段着姿を覗いている気になる。
紅葉の錦
2012年12月18日 横浜市神奈川区(16日撮影)
入江川は川というよりも溝と呼ぶのがふさわしい風体をしている。機能美と言えばそうだが、あまりの姿に哀れを感じるのか、桜や紅葉がぽつりぽつりと植えてあり、殺風景の中に少しの風雅を添えてある。今年の紅葉は黄色のままで落葉してしまったものがほとんどだったのだが、入江川にほどよく錦になっている紅葉があった。
大口商店街
2012年12月17日 横浜市神奈川区(16日撮影)
大口商店街はJR大口駅から京急子安駅まで長く伸びている。ローカル駅のなんということもない商店街のようではあるが、神奈川宿周辺にいくつか存在する由緒ある古い町の一つらしい。10年ぐらい前に一度閑散としたシャッター街一歩手前になりかけたが、最近になって少しずつ活気が戻り出している。乾物屋と鮮魚店が数軒あり、ときどき利用することにしている。