健功寺山門の紅葉は先週の黄色からあまり変わらず、橙色を少し帯びているにすぎなかった。山門に伸びる細道に何本もある紅葉の方は葉を落として冬の姿になっていた。晴れ空ではあるものの、風が強い。紅葉の細枝は風になぶられて激しく揺さぶられていた。道すがら、どこもかしこも枯葉が路面に落ちていて踏みつけるとかさかさと音を立てていた。
紅葉
2012年12月08日 横浜市港北区
小机駅で降りて県道の横断歩道を渡ってすぐお寺へ向かう道に入る。その辺り、16時前だというのに山の背に日没してしまい、薄暗くなりかけていた。お寺の駐車場の横に鳥居があり、そこから太子堂まで愛宕山の散策路になっている。紅葉が綺麗な場所だ。といっても、まだ葉は黄色。赤色が少しまじっている。太子堂の紅葉がかろうじて赤くなっていた。
クチナシの実
2012年12月07日 横浜市神奈川区
東横フラワー緑道のクチナシは実が少ない。どうやら花が萎れたあたりで見た目重視で切ってしまうからのようだ。実のある枝の近くにも、そのような剪定した切り口の痕跡らしきものがたくさんあった。クチナシの実の黄色が濃くなってくるといよいよ冬本番。横浜はようやく晩秋の雨続きの日々から抜け出したみたいで、晴れの日が増えて気温が下がってきた。乾燥も進んでいるようで、この2日間で肌が荒れてきた。
木箱
2012年12月06日 横浜市神奈川区(11月30日撮影)
ベイクォータのデッキ広場に大きな木が据え付けられて、その下に木箱が並べてある。木箱に窓みたいな穴を開け、切妻屋根みたいな板を被せると住宅に見える。だけど、屋根に棟がない。いくら上を大木が覆っているとはいっても雨を防ぐことはできないだろう。人形や小人さんに勧めても住むのを嫌がるかもしれない。
モミジ
2012年12月05日 横浜市鶴見区(1日撮影)
この前の土曜日、馬場花木園のモミジとカエデは色づき初めという感じで、緑から黄色になったばかりという雰囲気だった。花木園へ向かう途中のイチョウの木も緑色で、紅葉の本番は、もう少し先になりそうだ。
コウテイダリア
2012年12月04日 横浜市港北区(1日撮影)
開花が遅かった菊名池脇のコウテイダリアの植え込みに花が増えていた。てっぺんに多く見えているのだが、4メートル近く伸び上がっており、生い茂った葉も邪魔をして、花が目立たない。本数が多いと、中には背が低いものも混じっている。花が良く見えるのはそっちの方だ。
モミジ
2012年12月03日 横浜市鶴見区(1日撮影)
ここのところ昼間の晴れ間は貴重になっている。どんよりした鉛色の空が続いて、雨がぱらぱらと降り、きまぐれに晴れ間が現れる。南関東の冬はからりと晴れてやたらと乾燥するものだが、今年は気温が下がっている割に天候が悪い。せっかくモミジが黄色から茜色に変わりつつあるのに天候が紅葉を愛でるのを邪魔している。晴れの日が続いたら良いのにと思う。