七五三。篠原八幡。着飾った稚児を連れた若夫婦が祈祷の順番待ちをしている。その横、本殿の前に大菊の鑑賞会の趣きで菊の鉢が並ぶテントが登場している。篠原青年会寄贈とある。テントの中では白髪の男性が一人、鉢植の点検をして回っていた。
富士山
2012年11月10日 横浜市港北区
白峰。富士山。冬の前兆。篠原台から眺めると富士山は丹沢大山よりやや北側に位置する。くっきりと霞んでいない富士山を見たのは夏以降初めてのことだった。もう11月中旬だというのに、今年の富士山は雪に覆われきっていない。ところどころに岩の筋が残って見えるほどだ。
飛鳥II
2012年11月09日 横浜市中区
夜。大桟橋。海風が心地良い。大型客船「飛鳥II」が静かに休んでいた。赤レンガの広場は先週末までの喧騒が幻だったかのようにしんとして人も少なかった。夜空には月がなく、星がポツポツとまたたいていた。震災以後、横浜の夜は節電対応で相変わらず暗いものの、一年前のように星が輝くほどではなくなった。
丸太人形
2012年11月08日 横浜市鶴見区(4日撮影)
丘のてっぺん。平らな広場になっている。そこは中世の砦の跡だとか、山城の跡という説がある。そのようなことが見て分かるような痕跡は皆無だ。一角に梅の木が並んで植えてある。梅の木の下に、丸太を素朴に細工した人形が置いてある。以前は丸太椅子に座って太鼓を叩いてる人形だったが、痛んでしまい、新しい人形に変わっていた。やはり素朴だ。
カラスウリ
2012年11月07日 横浜市鶴見区(4日撮影)
綺麗に熟れた色合いのカラスウリが笹にからまった蔓にいくつかぶらさがっていた。カラスウリは身近な存在ではあるけど、なぜか手が届かないところばかりにぶらさがっているものだ。笹ならば手元にたぐれるだろうと引っ張ってみたら、カラスウリもすぐ近くにやってきた。
ススキの穂
2012年11月06日 横浜市鶴見区(4日撮影)
横溝屋敷のススキの穂は開きかけていた。ススキが穂を本格的に伸ばしだしたのは秋分を過ぎてからで、それでも、その後、残暑の間、穂を伸ばしたのをいいけれど、この暑さの中どうしたものかと思案しているかのようなのが多かった。それが気温がスイッチを切り替えたかのように一挙に下がって寒くなると、今度は大慌てで穂を開きだした。
横浜税関の塔
2012年11月05日 横浜市中区(1日撮影)
横浜税関の塔は「クイーン」の愛称をもっている。普段も夜間にライトアップされている。普段は味もそっけもない白色光なのだが、先週のライトアップ祭りでは、いれかわりでいろんな色をあてていた。七変化の中では、「クイーン」の愛称だからというわけではないが、ピンクが最も似合っていた。