仲手原緑道の木陰は涼しいのだろうか。ヒガンバナが何本も花を開いていた。花が多かったのはここだけで、どこを歩いてもヒガンバナだらけになるのは先のようだ。ヒガンバナは花が大ぶりでどこにピントを合わせると格好がつくか悩む被写体だ。花全体にピントを合わせようとすると周囲の雑多も写り混むし、絞りを開けて撮ると今度は花の一部にしかピントが合わない。結局、周囲との兼ね合いでケースバイケースになる。
どんぐり
2012年09月15日 横浜市鶴見区
昼間は夏の蒸し暑さが残り、蝉の合唱も絶好調で続いている。一方、日差しは日に日に柔らかくなり、雑木林にはどんぐりが目立ち始めた。マテバシイの枝に茶色のどんぐりが大量についているし、クヌギやシイの実も転がっているのが目に入る。ヒガンバナも数ヶ所で赤く花開いていたし、ハギも花をつけだした。もうじき彼岸入り。秋らしさが増えるはずだ。
お三の宮日枝神社
2012年09月14日 横浜市中区
三宮の地名で即座に神戸を思い出す自分なのだけど、横浜にも、三の宮と呼ばれる神社がある。場所は、伊勢佐木一体が埋め立てられる前の入り江だった当時の大岡川の河口近くで、伊勢佐木からは奥も奥、ずいぶん奥にある。この神社が広い埋立地の総鎮守。今、秋祭りがとりおこなわれている。今夜は氏子の方々の拝礼の日だったようだ。土日にはイセザキモールで熱い神輿巡行がある。
かなとこ雲
2012年09月13日 横浜市神奈川区(9日撮影)
子供のとき、積雲がほぼ同じ高度に揃って浮かんでいるのが不思議だった。飛行機から眺めると積雲の上側もだいたい同じ高度に揃っているものだ。揃う理由は水蒸気が液体の水に戻るときに潜熱を放出するので積雲の頭の高度で気温が上がるためだというのは大人になって知った。潜熱の放出が活発すぎると、頭を突き破って雲が空高く発達する。そしててっぺんが風に流されると、かなとこ雲になる。
帆船日本丸
2012年09月12日 横浜市西区(9日撮影)
帆船日本丸の白帆は、青空が良く似合う。青空をバックに船体の白と帆の白が日で輝くと、清々しさが増す。総帆展帆中に右舷が昼間の日差しで照らしだされるのは夏の特典で、帆と畳み始める15時直前の短い時間内のお楽しみだ。
階段出店
2012年09月11日 横浜市神奈川区(9日撮影)
日曜日の六角橋杉山神社から。狭い境内なので、出店を設置できるところにはすべて設置してあった。階段の横のスロープにも鉄パイプで足場を作り、その上に店を構えてあった。こんな光景は他ではお目にかかれない。階段の途中で購入するたこやきは他では得られない格別な味わいなのかもしれない。
杉山神社鳥居
2012年09月10日 横浜市神奈川区(9日撮影)
日曜日の、祭りの装いになった六角橋杉山神社の鳥居前。神社のあたりは、住宅が建て込んだ狭い路地で視界が悪い。どこをどう歩けば良いのか迷うほどだ。秋祭り中は、お囃子保存会の方々が奏でる控えめな笛と太鼓の音が神社の場所を知らせてくれる。それを頼りに丘の裾道に足を踏み入れていくと、やがて、鳥居の横に出る。鳥居の奥はすぐに登り階段。丘の上の木々が茂る中に神社がある。