横浜美術館の噴水がライトアップされていて美しい。蒸し暑い夜に噴水を見るとほっとするのは人間だけではないようだ。散歩中の犬も噴水に近づこうと飼い主を引っ張っていた。噴水の下には、花が並んでいる。サンパチェンスが植えてある。夏に涼味を添える花だ。今夜は雷雨が激しく外出どころではなかった。
ムクゲ
2012年09月01日 横浜市神奈川区
夕方、六角橋を経て片倉町まで散歩してきた。町内掲示板によると来週末に秋祭りがあるそうだ。そんな地元密着情報を拾いつつ、「六角橋、緑の小路」へ入る。この散策路は小川の名残りで所々に「~~橋跡」の立て札がある。六角橋交差点のあたりでは路面は乾いていたが、途中から片倉町の手前まで路面もムクゲの花もずっと濡れていた。谷間に局地的に雨が降ったようだ。
砕氷艦「しらせ」
2012年08月31日 横浜市中区
本日、砕氷艦「しらせ」が3年ぶりに大さん橋に接岸した。昨年11月からの第53次南極観測隊任務で「しらせ」は受難続きだった。昭和基地のあたりの海氷が6mの厚さに及ぶ異常のためだ。砕氷能力のある「しらせ」でも立ち往生せざるをえなかった。帰還時に二つある舵の一方を損傷し、片舵で東京港へ戻ってきた。今年の任務が無事に済むことを祈ろう。
石仏
2012年08月30日 横浜市鶴見区(26日撮影)
馬場の道路脇の何か所かに石仏が建っている。お地蔵さんとはまた違っている。ほとんどは江戸時代末期のものである。掘り込んである文言によるとお遍路巡りにちなんだもののようだ。そう言われて見直せば、杖を持っている。明治維新の廃仏毀釈の犠牲にならなかったらしく、どれも損傷が少なく保存が良い。
シュウカイドウ
2012年08月29日 横浜市鶴見区(26日撮影)
残暑避け木陰の香り、秋の花。水撒きが終わっており、シュウカイドウの葉が濡れていた。水しぶきは地面も叩き、土の香りがふわりとあたりに漂いだしていた。8月の花木園は6時まで門が開いており、近所の方々が涼みに来る。普段着姿で思い思いの場所のベンチに腰かけ、うちわを扇いでいた。子供の姿が少なかったのは、夏休みの宿題の追い込みで外出どころではなかったのかもしれない。
サギソウ
2012年08月28日 横浜市鶴見区(26日撮影)
馬場花木園の池に流れ込んでいる清水の一角でボランティアの方がサギソウを育てている。週末に花の数が増えていた。植えてある場所には低く屋根をつけて日除けをしてある。屈み込んで屋根の下を覗き見るように鑑賞する。すぐ横に棚が作ってあって、そちらにもサギソウを植えた植木鉢が並んでいる。そちらの花も順調に咲いている。
富士山
2012年08月27日 横浜市港北区(26日撮影)
昨夕、何ヶ月かぶりに富士山を見た。夏の間、西の地平線は雲に隠れて丹沢も見えない日が続く。それでも、丹沢と富士山が現れる日が数回はあるものだ。ところが、今夏はべっとりと雲が覆い続けて、富士山が見えているのに気がついたのは、梅雨入り以後、これが初めてのことだ。そういえば大山の姿も久しぶりに見た気がする。雲はすっきりと抜けたわけではなく、大山と富士山の間を覆っている。