>  トップ >  手ブレ口ブレ >  2012年 >  第09週2月20日から2月26日まで

紅梅

紅梅(14k)

2012年02月26日 横浜市神奈川区

いよいよ紅梅が雑木の合間に明るく色を盛り始めた。ところで、「梅の花が咲く」とするべきか「梅の蕾がほころぶ」とするべきか。世間話にもならないどうでも良い話であるが、そんなことまでいちいち指摘をする人がいるらしい。自分の個人的な意見としては、しべが伸びて受粉の準備がととのっているのを見て言葉で表現するならば、それが梅であろうと花が咲いていると表すのが正しい。実物の花を目の前にして「蕾がほころんだ」などと語るのはけれん味がすぎて嫌味なだけである。

 

空中寺院

空中寺院(14k) 24日撮影

2012年02月25日 横浜市神奈川区(24日撮影)

青木橋の交差点から三宝寺を眺める。不思議なお寺である。急斜面のすぐ横に、鉄筋コンクリート製の台が高々と据え付けられて、隣のビルの屋上と同じ高さの台のてっぺんにお寺が建ててある。崖からお寺の台へ橋がかかり、さらにお寺の台から隣のビルへと橋がかかっている。ビルの正面玄関には「三宝寺」の看板がついてて、ビルがお寺の正門になっている。

 

街灯

街灯(14k)

2012年02月24日 横浜市神奈川区

国道1号線の東神奈川駅間近。車通りが激しく、横には鉄道車両基地が広がっている殺風景な三叉路に場違いなほどにアールデコ調な外観を持つ洒落た街灯が立っている。ガス灯のような形をしており、上蓋の縁には飾りがついている。しかもそれが4つ四方に取り付けてある。

 

寒梅

寒梅(18k) 22日撮影

2012年02月23日 横浜市神奈川区(22日撮影)

2月初めに花が開き始めた滝の川の寒梅が満開になった。八重の白い花が密集し、巨大な綿飴が川岸に突き刺さっているかのようだ。滝の橋と土橋の間の梅並木では、八重の紅梅に花が開き始めたところだ。寒波は相変わらず居座っていて、寒い毎日が続いている。梅の花が本咲きを迎えるのは、まだ先のようだ。

 

立札所

立札所(14k)

2012年02月22日 横浜市神奈川区

神奈川宿の立札所を復元したものは風雨に晒されて、だいぶ時代がかってきた。だけど、ぽつねんと立っていて、寂しげだ。たぶん、江戸時代でも、東海道を行き交う人は素通りするだけで、おふれを熱心に読む人は稀であり、やはり寂しくぽつねんと立っていたのではないかと想像している。

 

ロウバイ

ロウバイ(14k) 19日撮影

2012年02月21日 横浜市鶴見区(19日撮影)

馬場花木園のソシンロウバイは既に一段落して盛りを過ぎたと勘違いしていたので、濃密な香りが漂ってきたのに驚いた。びっくりしつつ木の近くへ行ってみると、花がみっしりと開いており、さらに仰天した。1本だけでなく、近接して植えてある数本が花を開きまくっていて、香りが漂っていて当然であった。

 

雛壇

雛壇(14k) 19日撮影

2012年02月20日 横浜市鶴見区(19日撮影)

馬場花木園の休憩所にお雛様が飾ってあった。お雛様の元祖は紙雛だと言われており、男女一対だったのだけど、時代を経て、お供が増えて道具も増えて豪勢なものになったらしい。住居にもモノがあふれている現代では、雛壇は公園や集会所に飾り、住居には先祖返りして場所をとらない紙雛を飾るのが向いているのかもしれない。

 

MIZUTANI Tociyuki at Kanagawa-Ku, Yokohama-City, Japan