馬場を花木園へ向かっていく途中、赤門広場にレモンの固まりが浮かび上がっていた。大きなマンサクの木が枝という枝に花を広げて、遠目にはまるで巨大なレモンのように見えたのだった。昨日は一日、雨が止まず、今日も午前中に止んでいただけで、午後からまた雨に戻った。午前中の雨の合間のひとときに、梅の花を目当てに馬場から獅子ケ谷へと遠足してみたら、梅以外にも目を楽しませてくれる花々があった。
トーラス
2012年03月17日 横浜市自宅(9日撮影)
3月に入ってから、シュー生地をトーラスに絞りだしてオーブンで焼いておやつにしていた。この生地を油で揚げるとフレンチクルーラと呼ばれるドーナツの一種になるけど、オーブンで焼いたものは何というのだろう。揚げ油の後始末を考えずに手軽に作れるため、フランスでは家庭菓子になっていそうなものであるが、調べてみたけどわからなかった。このシュー生地にはバターではなくオリーブ油を使っていた。賞味期限が今週に迫っていた油の消費を急ぐためだった。
ジンチョウゲ
2012年03月16日 横浜市神奈川区(15日撮影)
ジンチョウゲの香りを鼻にすると春近い気分になる。東横フラワー緑道の反町駅のジンチョウゲが一足早く花を開いた。香りを鼻にするべく顔を近づけたのだけど、匂いを弱くしか感じとれなかった。香りそのものが弱いのか、それとも、花粉症で鼻がつまり気味なのが邪魔をしているのか。
矮小アヤメ
2012年03月15日 横浜市神奈川区
高島山トンネルの口に、矮小アヤメ、アイリス・レティクラタが植え込まれていて、やっとこさ花をつけだした。南北アメリカ原産。横浜では2月には咲いているのが普通の植物なのに、今年は、やっぱり開花が遅い。今日も、日中はコートなしで平気だったというのに、日が暮れると北風が強くなり、冷え込んできた。日が暮れてから撮ったら、青紫なのに花が真っ青が画像になっていた。脱色して白黒にしておく。
つくし
2012年03月14日 横浜市神奈川区
東横線の土手に、つくしがたくさん伸びている。この寒さでは、つくしの季節はもっと先だと思い込んでいたので、目に入ったとき、随分と意表をつかれた。しかも、もはや終わりかけときた。ここの土手のつくしが他よりも早いのかどうか、明日、外を歩くとき、足元に気をつけてみたい。
早咲桜
2012年03月13日 横浜市港北区(11日撮影)
菊名駅と大倉山駅の途中にある小さな菊名七丁目公園に、見かけない桜が咲いていた。ほんのりとピンクが乗っていて、花びらが細い。花びらはオカメザクラよりも大きく、カワヅザクラよりも小さい。シベが長く伸びているところはシナミザクラを思わせる。いろんな早咲桜の交配種なのかもしれない。
河津桜
2012年03月12日 横浜市港北区(11日撮影)
今年の河津桜の開花はゆっくりしている。1週間前に数輪の花がつき、そろそろ五分咲きになっているかと期待したが、まだ花の数が少ない。電車の土手に並んでいる数本のうち1本は、まったく花を開いていないし、満開を迎えるまでこれから何日かかるのか、今年はさっぱり予想ができない。桜の近くのお屋敷の庭の枝垂れ梅が見頃になっていたので、案外、これからは順調に花を開くのかもしれない。