神奈川区図書館の権兵衛坂を上り向かいの谷へ下り、目の前の急坂を汗水垂らしながら登り切ると白幡八幡のまん前に出る。白旗は源氏のシンボルであり、ここは源義経の霊を鎮める社だと伝えられている。そのような謂れだからなのか理由は不明だが、鎌倉の八幡宮の例大祭と同じ頃に、この白幡八幡も例大祭をとりおこなう。
岡野神社
2011年08月06日 横浜市西区(5日撮影)
8月初旬に、横浜駅西口から相鉄線沿線にかけて、お神輿を飾る広場が増えるのだが、肝心の夏祭りをおこなう神社がどうなっているのかを見たことはなかった。偶然、昨日、帷子川のほとりを涼みがてら横浜駅へ向かって歩いている途中、提灯が明るい場所が目に入り、足を向けてみたら、そこが岡野神社だった。川のほとり近くの、こじんまりとした良い雰囲気の神社だった。
スイカ
2011年08月05日 横浜市保土ヶ谷区
松原商店街の八百屋さんが店頭のアスファルトにダンボールを敷いて、そこに大きなスイカを丸ごと並べて売っていた。豪快なものだ。町内会や親戚一同集まった場で出すために車で買いにくる人がいるのだろう。とてもじゃないが、どう見たって丸ごと1個を1世帯で食べられる量ではない。
ニガウリ
2011年08月04日 横浜市神奈川区
猛暑の日照を遮って欲しい頃にはまだ伸び始めたばかりだったニガウリは、涼しい毎日が続き出してから一面を覆いだした。緑のカーテンといえど、生き物なので、人間の都合は二の次だ。人間自身も勝手なもので、神奈川区役所のニガウリが4本抜き取られてしまっていた。そのせいで、一番覆って欲しい箇所が歯抜けになっている。誰か知らないが迷惑でつまらないことをするものだ。
アジサイ
2011年08月03日 横浜市港北区(2日撮影)
気温の上下の激しさに撹乱されているのだろう。植物の開花が乱調気味だ。猛暑がおさまった後の7月末に、フジの花が何ヶ所かで咲いているのを目にしたときは驚いた。もう終わったはずの八重のクチナシがまた花を開きだし、アジサイも花を新しく広げている。一方で、サルスベリ、カンナ、ムクゲと夏の花も開いている。植物を見ていると初夏と梅雨と真夏が一度に訪れているかのようだ。
蝉の羽化
2011年08月02日 横浜市港北区
羽化の真っ最中の蝉。黒い部分が羽根になるのだが、まだ羽根らしくなっていない。蝉の羽化は時間がかかる。この様子だと、この蝉は夜半にようやく蝉らしい姿になって飛び立つのだろう。8月に入り、蝉が増えた。アブラゼミにミンミンゼミ、夕方、涼しくなるとヒガラシが、木々の間に音を響かせている。蝉の抜け殻もあちこちに目につくようになってきた。
石油列車
2011年08月01日 横浜市神奈川区(7月29日撮影)
3月の震災直後に横浜の根岸発で被災地へ石油専用列車が臨時運行開始したことがニュースになった。あれから数ヶ月経た今も、根岸発の石油専用列車が、日数回、運行を続けている。おそらく郡山を初め、東北の数ヶ所との間を往復しているのだろう。根岸を出た列車は横浜線を通り、桜木町から海岸の貨物専用線へ入る。途中の貨物駅に、ときどき停車しているのを見かける。