夜通しみなとみらい21の上空をヘリコプタが飛び続けていた音で寝苦しく、朝も早く目が覚めた。今日の横浜は、午前中、ずっと靄がかかっているかのようで、数日前はくっきりと見えていたヘリコプタの姿もどことなくぼんやりしていた。午後以降、とりあえず靄は晴れたが、空には雲が多かった。雲は分厚い割に光の透過性が良かったようで、夕焼けが美しかった。
池辺の富士塚
2010年11月13日 横浜市都筑区
東方農業専用地区の周辺をGoogleMapsでチェックしていたら、隣接する池辺農業専用地区の畑の中に富士塚らしきものが写っているのに気がついた。どんなものなのか見物しにいってみた。こじんまりとした富士塚だが、丘の上に作ってあり、頂上からの見晴らしはよさそうだ。入り口に鳥居があったけど豪快に傾いていた。富士登山の代わりに登るご利益はなさそうだ。
日没時の富士山
2010年11月12日 横浜市港北区(10日撮影)
空が澄んで富士山が見える日が増えてきた。朝には冠雪が見える。今年は暖かいのか、頂上のあたりにちょこんと雪が乗っているだけだ。夕方には日没まぎわの夕日に照らされて、シルエットが西の彼方に浮かび上がる。空気の乾燥も進んでいる。ちょっと油断した隙に肌がかさかさになって唇が切れてしまった。火災予防を呼びかける消防車が街を行き来している。これから火事になりやすい季節に入る。用心しよう。
稲の天日干し
2010年11月11日 横浜市都筑区(7日撮影)
新横浜の近くで、大熊川が鶴見川に流れ込んでいる。大熊川流域は、上流の東方農業専用地だけでなく、鶴見川に合流するまで、ずっと農園が続いている。ほとんどは畑か果樹園であるが、新羽の近くに水田がある。日曜日の夕方、堤防道を歩いて、水田の脇を通り過ぎたら、稲を天日干ししているところだった。
西谷浄水場
2010年11月10日 横浜市保土ヶ谷区(6日撮影)
水道坂の上に西谷浄水場がある。水道記念館から浄水場を見渡すことができる。明治・大正に作られた浄水場らしく、野毛浄水場同様、実用一辺倒でないしゃれた作りの建造物がある。水道記念館には、横浜の上水道ができるまでの経緯や現在の上水道網のあれこれが展示されている。
計量器室跡
2010年11月09日 横浜市保土ヶ谷区(6日撮影)
水道坂にしゃれたレンガ作りの建物が木々に埋もれるようにたたずんでいる。この建物は、浄水場から横浜方面へ伸びる上水道管の流量を計測するために大正3年にできたものだそうだ。国指定文化財というものものしい箔付けがしてあった。
水道坂
2010年11月08日 横浜市保土ヶ谷区(6日撮影)
明治20年に作られた上水道の通る歴史ある水道道をまっすぐ辿っていくと、相鉄線上星川駅あたりで急坂になり、さらに階段に変わる。階段を登っていくと、相鉄線上星川駅側から登ってくる坂道を横切る。そのまま直線に伸びて、丘の頂上にある浄水場へ吸い込まれていく。本来はまっすぐな坂道が水道坂の名前にふさわしいのであろう。けれど、現在は、水道局の方へ向かう道路の方に水道坂の名前がついている。