杉山神社は横浜の都筑区を中心に分布する古代より由緒ある地域密着型のイソタケルを奉る神社群である。六角橋鎮守の杉山大神もその一つ。住宅街の細道の途中に、まるで異世界への道のように忽然と大鳥居が現れる。道路よりも幅があるのじゃないかと思う参道を進み、大楠の並木が木陰を落とす階段を登ると境内に出る。いつもは静かな場所なのだが、お祭りの今日は様変わりし、神前にお供えものが並び、生演奏のお囃子が賑やかになり続け、縁日から醤油の匂いが漂う。
かかし
2010年09月11日 横浜市鶴見区
水稲が立派な穂をつけていた。夏の暑さと日照り続きで生育が良かったのだろう。みその公園に水田がある。道路と屋敷の間に水路のように田が伸びる。網で覆ってあり、鳥対策はそれで万全なはずだが、あまりに味気ない。かかしは秋の景観上必要なのだろう。たくさん作って並んでいる。ここのかかしは、海老名のかかし祭りのものと違い、芸術性よりも実用性を追求した硬派なものばかりだ。
元町貝塚
2010年09月10日 横浜市中区
横浜は丘の街で5千年ほど前の地球温暖化中の縄文時代、海面が上昇していたときに、丘は海に接していたらしい。現代の海端から内陸まで、あちこちの丘の上に貝塚があるようだ。元町・中華街駅のすぐ裏手のアメリカ山庭園のある丘にも2ヶ所に貝塚が見つかっているそうだ。一つはベンチが置いて芝生が張ってあるところで、この下に貝殻が分厚く埋まっているらしい。
イチョウの実
2010年09月09日 横浜市中区
人形の家からすぐの歩道橋にイチョウの実が浮かんでいた。枝についているときはまだ臭わない。見た目は甘くて美味しそうな実のようだ。これが成熟すると臭いがひどくなるとはとても思えない。
スイレン
2010年09月08日 鎌倉市(4日撮影)
植物園を入ってすぐの池にスイレンの花が浮かんでいた。いろんな色の花があり、空色、ピンク、白、黄だったか。どれも薄く淡い色合いで、濃緑の葉の上にあり、なおさらに花の存在感が強調されていた。植物園に入った4日前の最高気温35度で猛暑だった。スイレンを撮るためにしゃがんだり立ったりすると、頭がくらくらしたものだ。それが今日の最高気温は27度。それを涼しいと感じてしまうのは、体が暑さになれてしまっているからなのだろう。
御祭燈
2010年09月07日 横浜市中区
イセザキモールに御祭燈が登場した。18日の日枝神社の秋祭りが近づいている。お祭りの頃に、少しは秋らしさが増していて欲しいものだ。モールの中程の牛丼屋「松屋」に牛丼割引セールに釣られて入ってみた。松屋はカウンタ席だけなのが普通で、この店もそうだったはずだが、いつのまにやらボックス席ができてカウンタの席の数が減っていた。東南アジアの言葉を話す小さな子を連れた親子がカウンタに並んで賑やかに丼を食べているのを何度か目にしたが、その手のお客さん向けなのだろう。
みなとみらい大橋
2010年09月06日 横浜市神奈川区
みなとみらい大橋をくぐって進むシーバスを横浜ベイクォータのデッキから眺める。シーバスがくぐった辺りの橋の脇が他と違っており、構造体がむき出しになっている。なんでも、この部分から横に橋を伸ばして横浜そごうのある地区と接続しようという構想があったらしい。長引く不景気のため、横浜そごうと駅の間の国道1号はさほど混雑しておらず、わざわざ橋を作らなくても良いということになったのか、計画の痕跡だけが残っている。