「氷」の赤文字が波間に浮かび、チドリが飛んでいる図案の、かき氷を売る店の軒先に垂らしてある布のことのことを「氷旗」というのを知ったのは、ほんの数分前のことだ。Wikipediaの「かき氷」の項で単語に目がとまり、Googleで検索してみたら、いくつものオンラインショップでこの名称で売っていた。チドリは、この季節になると波間を飛んでいる。単なるカモメやウミネコのような姿で、図案から可愛らしい鳥を想像していると、見たときがっかりするものだ。
鶴見川花火大会
2010年08月21日 横浜市鶴見区
今日の昼間、食料品の買出しにでかけたらお神輿が向こうからやってきた。高校生ぐらいの男女がお神輿を担ぎ、囃子車を小学生ぐらいの子供が取り囲んでいた。日が暮れる頃に、夏の週末の常で盆踊りの音楽がどこからか鳴り出して、やがて鶴見の方から花火が上がり出した。夏の祭り気分が週末に満ちるのは、今週末が最後で、来週はいよいよ8月の最後を迎える。
横浜駅
2010年08月20日 横浜市西区(18日撮影)
4月末にJR横須賀線の横浜駅ホームの幅が広がった。かっての東横線地上駅を撤去してできたスペースに東京行きの線路を移設し、久里浜行きの線路はそのままにし、ホームの幅を広げた。4月までのホームの屋根の上に鉄骨を上乗せし、今風の樹脂性の天幕が覆っている。以前の屋根の桁がトマソンのように残っているので、かってのホームの幅が良くわかる。真ん中の開いているところを東京行きの電車が通っていた。なんでも、東京行きだった線路の一部は撤去されずにホームの床下にまだ残っているらしい。
ひこばえ
2010年08月19日 鎌倉市(18日撮影)
鶴岡八幡の大イチョウが3月に根ごと倒れてから5ヶ月が過ぎた。再生を目指して、イチョウが元からあった場所でひこばえを育てつつ、横に幹を切ったものを移植してあった。ひこばえの方は数メートルもの長さの枝を伸ばしていた。幹の方の枝はあまり長くない。まだ根付いていない印象を受けた。この2つ以外に県の自然環境保全センターでも挿し木を育てようと試みているらしい。
ハスの花
2010年08月18日 鎌倉市
鶴岡八幡の池のハスは実が増えており、黒から褐色へと変色している最中だ。実の方が目立つけど、花もまだ咲いている。つぼみもたくさん伸びている。池のあたりでは、アブラゼミとツクツクボウシが大合唱している。本殿に上がって脇の森の階段へ歩を進めると、今度はヒグラシが大音量でわめいている。北鎌倉まで歩いていく途中も、ずっとヒグラシの独断場だ。
ヒマワリ
2010年08月17日 横浜市神奈川区(14日撮影)
今日の昼、横浜の気温は35度を越えて、弱冷房の室内に閉じこもっていた。人間は大量発汗で塩分を失って熱中症をおこすが、夏の植物は35度ぐらいではびくともしないようだ。涼しい顔して花を咲かせて葉を広げている。昨晩は無風で蒸し暑かったが、今夜は風が吹きつづけている。湿度も気温も変わらないけど、風が吹くだけで、ずいぶんとすごしやすくなるものだ。
子連れ狛犬
2010年08月16日 横浜市神奈川区
神奈川の熊野神社の狛犬も子連れだった。何度も見ていたのに気がついていなかった。関心がないと見落としているものの好例だ。この狛犬は江戸末期の作で、鶴見の石工の方の作らしい。親の狛犬が大きく、子供狛犬が埋もれるように掘り込んであって目立たない。