横溝屋敷の前にススキが輝いていた。ススキ、芒。背の高い芒を見ていると西条八十の詩集「砂金」の3唄がぽかりと浮かんできた。穂の向こうには青い空と高圧電線。横には茅葺き屋敷の2階の蛍光灯照明。歩いていけるところに幻影ではない現実のトレッサ横浜のショッピングモールがある。背後では幼稚園ぐらいの女の子達がきゃあきゃあと走り回っていた。およそ感傷とは無縁の場所なのに、お膳立てが唄に微妙に合っているのがおかしかった。
ヒガンバナ
2009年09月26日 横浜市鶴見区
アメリカ山公園
2009年09月25日 横浜市中区
元町・中華街駅の屋上と真横の丘をつないだ公園が新しくできた。アメリカ公使館があった場所にちなんでアメリカ山公園と名づけられたそうだ。駅からはエスカレータを乗り継いで屋上に登る。さっそく山手の女学生達の通学路になっているようで、日暮れ時に次々と公園を学生さんが通り抜けていった。山手の学生さんは行儀が良ろしく大勢歩いていても邪魔な印象はなかった。
飛鳥II
2009年09月24日 横浜市中区(23日撮影)
昨日の「ザ・ワールド」は大桟橋の山下公園側に「にっぽん丸」と縦列に停泊していた。大桟橋の長さぎりぎりだったようで、「にっぽん丸」がややはみ出している印象があった。桟橋の反対側の赤レンガ倉庫側には「飛鳥II」が横付けになっていた。山下公園側の2隻を合わせたぐらいの長さの船で、とにかく巨大だ。
ザ・ワールド
2009年09月23日 横浜市中区
今日の横浜港には、「ザ・ワールド」、「飛鳥II」、「にっぽん丸」、「ぱしふぃっくびいなす」の4隻の大型船舶が揃った。その中でも「ザ・ワールド」は客船ではない。リゾート別荘船なのである。客船は洋上ホテルなのに対して、洋上別荘。しかも賃貸しではなく分譲。もう何がなんだか。そんなものまであるのだ。大金持ち向けの商売には呆れ返る他ない。
開港博閉幕まで6日
2009年09月22日 横浜市西区
横浜開港博の閉幕まであと6日。新港地区のベイサイドの有料会場は、入場料が高い割に、あまりのしょぼさに全横浜が涙した。とにかく入場者数がふるわないらしい。昼間チケットだと、タイアップしているいろんな施設の入場料の割引があるので、割引を目当てに買って関内を巡るのが正解な気がする。旭区のヒルサイドの入場料は600円。こちらも隣接しているズーラシア動物園の割引があるので、それと合わせるとお買い得感がやっと出てくる。
蒲田
2009年09月21日 東京都大田区
手芸用品店大手、ユザワヤの本拠地、蒲田。年に数回でかけて余計なものを買い込んでくるのだが、今日は金具とボタンをいくつか購入しただけだった。男性用の小物に限れば、ユザワヤは流行とは無関係に何年も同じものを売りつづけてくれる印象があったが、この1年で少し品揃えが変わった印象を受けた。不況の影響で入荷できなくなったものがあったのかもしれない。